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発達障害といわれた人の中に、複雑性PTSDの人が紛れてる気がする。

作者: ぽぴ
掲載日:2026/05/26



私は発達障害にほんの少し詳しい素人だ。

プロや専門家ではない。


そのため、このエッセイは、あくまで参考程度、娯楽としての読み物として読んでほしい。






 発達障害は「問題が起きている状況のこと」を言う。その状況を引き起こしているのが、「生まれつき脳機能に偏りがある」という特性である。


つまり、脳機能に偏りがあったとしても、問題が起きていない、もしくは、問題が無いと判断されれば、「発達()()」とは判断されない。


要約するとこんな感じだ。


・発達=生まれつきの脳機能

・障害=その先の人生での問題


この区別は、この先で話す内容を理解するのに必要になる。



 発達障害の診断が下される過程で、「幼少期からそういった特性があったのか?」という特性の発現時期がポイントになるわけだが、これは知能検査上の偏りが「生まれつき」なのか「他の原因なのか」を区別するために重要なものだ。



 発達障害の診断を大まかに言えば、「①幼少期からの特性→②知能検査→③現在の問題→④診断」という流れをとっている。


しかし、それらのどこかに″ねじれ″があると重大な誤診が起きると私は感じる。


そのため、このエッセイでは、「そのねじれが発達障害の誤診を増やしているのではないのか?」という話をする。



 決して専門家たちの力を疑っているわけではないのだが、元来目に見えない問題を複数の情報から適切に判断し、正解を選ぶことは極めて難しいはずだ。


その見えない問題が、「複数人が関わり」、「過去と今が交差する不確かで、不確実な状態」であるものならば、正解を選びとる難易度は上昇する。



 発達障害の診断には、精神科医、心理士、本人、親の4人が関わる。


そのため、全員が正しい情報を持ち寄り、全員で正しい判断を下さなければ、誤診が起きやすい構造だ。


もし、精神科医や心理士に先入観や知識の不足(発達障害やギフテッド等の日本に入ってきて日が浅いもの)があり、当事者に強い苦しみがありながらも、親が自身の虐待を隠ぺいし、当事者の行動の″結果だけ″を話したなら、誤診の可能性は跳ね上がる。



 とくに、発達障害と複雑性PTSD(強烈なトラウマ)は、その特徴の類似性から誤診をされやすい物だと思う。



【脳機能の偏り、その原因の違い】


・発達障害は「生まれながらの偏り」

・複雑性PTSDは「虐待による脳機能の偏り」


【知能検査上の凸凹】


・発達障害は「成長する方向性の偏り」

・複雑性PTSDは「鬱などの精神状態の影響」



【落ち着きのなさ】


・発達障害は「生まれながらの特性」

・複雑性PTSDは「慢性的な虐待による扁桃体(恐怖等の感情を司る部位)の過剰な反応」


【対人関係や物事の問題】


・発達障害は「特性がコントロールし辛い」

・複雑性PTSDは「扁桃体の肥大化(不安を感じやすくなる)や虐待による対人経験値の歪み」



つまり、この「発達障害と複雑性PTSDの類似性」と、複数の人間による「人的なエラー」から、PTSDが発達障害と誤診されているケースが結構あるのではないか、と私は思う。



「なんや、そんな話か」


と思われる方もいるかもしれないが、発達障害の「生まれながらの特性」と、虐待によって負った「癒えない傷」を混同・誤診してしまうと、当事者の人生の捉え方が大きく変わってくる。


 「生まれながら」は宿命のような、逃げ場のない理不尽な物であり、「癒えない傷」は治療することができるかもしれない、という少しの逃げ場がある。


この捉え方の差は、当事者からすると大きな希望になると私は感じる。


 それに、本当は虐待による後遺症トラウマで問題が起きているのに「その問題を生む原因は生まれつきだった」って理不尽じゃない? 



 つまり何が言いたいかというと、発達障害の診断に向かうならば、複雑性PTSDトラウマを発達障害と誤診されないためにも、自身の虐待やイジメられた歴史、その後の自分の状態の説明も重要ということだ。


また、セカンドオピニオンも重要だ。


 1軒目は「発達障害ではない」と言われ、2軒目では「発達障害の診断がおりた」という話を見たことがある。


これは医師による発達障害への知識理解の差や、自身の緊張の緩和や2軒目による話の洗練によって、診断結果が変わっているのだと思う。


当然、「発達障害といわれたが複雑性PTSDだった」というケースや、「両方だった」というケースもあるはずだ。



誰かが下した判断は永遠の真実にはならない。


あくまで、全ては(仮)に過ぎないと私は思う。






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