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夜が忘れた証拠~コンビニ強盗~

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:夜が忘れた証拠~コンビニ強盗~


俺はコンビニでバイトしてる、

今年18になる大学生だ。


「ありがとうございましたー」


今日もいつもの様に働いて、

バイト代を稼ぎ、

生活費と趣味に当てる金を

もっとワンサカ貯金できればなぁ

なんて夢見てる。


「あ、お疲れ様です〜」


ユウコ「お疲れ様〜」


俺のお目当てのバイト店員が入ってきた。

今日は一緒にシフトに入ってる日。

ユウコちゃんと言って、

とても可愛いんだこれが♫


でも、その日に事件が起きた。


強盗「…おい、静かに金出せ。騒ぐな。騒ぐと撃つぞ。早く金出せ」


「…っ!?」


俺とユウコちゃんは今日遅出の日。

夜勤が来るまでのシフトで、

その日、客はほとんど来てなかった。


強盗だ。

店内に客が全く居なくなるのを

見計らい、おそらく入ってきたんだ。


強盗「早くしろ…!レジの中の金、全部出せ」


ユウコ「ひっ…!」


強盗「そっちの女、お前もこっち来い。黙って動くな」


そいつは拳銃を持ってた。

偽物か本物かわからないけど、

こんな時、思いきった行動は

やはりできないものだ。

余程の勇気が要る。


ユウコちゃんはもう

表情を無くして、

黙って震えてるだけだった。


俺はとりあえず

コイツの言う通りにした。

隣に彼女が居るし、

俺だってまかり間違って

ここで人生を終わりに

したくなんかない。


カラーボールやそんなの以前の問題だ。

こんな時のセキュリティは本当に脆い。


強盗「おい早くしろよ…!」


強盗「…おう、そっちの姉ちゃん。よく見ると可愛いなぁお前w」


そいつはちょっと心に余裕を持ったのか。

客が全く入って来ず、

店員がこの店に今、

俺たち2人だけだと言うのを知ってから、

周りを見る余裕ができ始めて居た。


そして…


強盗「おい、ちょっとこっち来いよwチューしようかチューw」


ユウコちゃんは強引に手を引っ張られた。

拳銃はこちらを向いたまま。


ユウコ「や、やめてぇ…!」

小声でそう叫ぶ。


そのとき俺の中に

今まで見たことも無い

正義漢の様なものが芽生え、

気づけば…


「や、やめろよお前!!」


わずかな隙を突き、

そいつの右手を掴み上げ、

持ってた拳銃を天井に向けた。


強盗「こ、こいつ!!」


強盗は隙を突かれて

驚いたのか。

まさか俺がこんな行動に出るとは

全く思ってなかったようで、

パニくる姿勢で

俺の手を必死に振りほどこうとした。


ここまでくればもう必死だ。

俺も当然黙っちゃ居ない。


「ユウコちゃん!警察!!電話して早く!」

ユウコ「う、うん!」


強盗「クッソォオ!!」


そいつの右手はずっと離さず、

カウンター越しながら、

力一杯にそいつの右腕をねじ伏せて居た。


このままずっとこうしてれば、

そのうち警察が来て、こいつは逮捕される。

最近、鍛えといてよかった。


しかしそいつは

持っていた拳銃をパッと離し、

思いっきり手を振りながら

力一杯に俺から離れ、

「あっ…!」

と言う拍子で俺の手を振り解いた後、

一目散にコンビニから出て行った。

逃げたんだ。

拳銃は床に落ちたまま。


ユウコちゃんが奥から帰ってきた。

警察に通報してくれたらしい。


強盗には逃げられたけど、

とりあえず難を逃れた。

2人とも死なずに済んだ。

とりあえずこれで良いと思った。


ユウコ「はぁぁ…こ、怖かったね…」


ユウコちゃんは床にへたり込んだ。

俺は彼女に駆け寄り大丈夫と言った。


(現場検証)


そして警察が来て、

現場検証の様なものが始まった。

俺たちは事情聴取。

残りの警察たちは

強盗を追った様だ。


こんな事は初めてだったので、

「実際こんな時ってこんな感じになるんだ…」

なんて心の中で思いつつ、

俺たちは警察に言われるまま動いた。


まず警察が見たのは防犯カメラ。

このコンビニには

監視カメラが2つ付いており、

1つはレジカウンター付近、

もう1つは出入り口付近。


でも、

俺もユウコちゃんも

あまりの恐怖から少し疲れが出て、

警察の言う事を

なんとなく聞く感じになっていた。


そこで警察は騒然とし始めた。


「ん?」

と思ってると

警察の1人が俺の前に来て…


警察「…キミ、この時間帯からカメラに写ってないんだよ。なんでだ…?」


と言った。

それを聞きながら、

もう1つ不思議だったのは…


「…あれ?拳銃は?…あいつ、落として行っただろ。あれどこ行ったんだよ」


「警察、なんでそれ調べてねぇんだ…?」


初めから気になってたが、

拳銃が無い感じで捜査が進展してる?


入り口付近のカメラには

ちゃんと入ってきた時の強盗の映像が。


そしてレジカウンターのカメラにも

あいつが俺に拳銃を

突き付けてる時の映像から、

俺が金を用意してる姿までちゃんと映ってた。


でもそのあと。


強盗があのとき通り

ユウコちゃんを強引に引っ張った後、

俺が奴の右手に掴みかかったところで、

ブゥンと1度映像が乱れた。


そしてそれ以降、

俺の姿はフッと言った感じに

消えていた。


その確認ビデオを見た瞬間…


「あっ」


無表情で驚いてる様な警察たち、

同じくきょとんとしてるユウコちゃんが、

フッと消えてしまった。


おそらく入り口を出て

逃げる強盗の右手には、

拳銃がしっかり握られてたんだろう。

またおそらく

拳銃・右手に硝煙反応も

しっかり残したままで。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=iZhrOH8ffAM

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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