一本梅のの様『溺愛するから、もふらせて』
「ああ、今日はレビュー日和だな」
秋晴れの空にうなずいて、レビュー喫茶店の看板を出しました。
わたしはレビュー喫茶店の喫茶マスターのくまごろうです。どうぞお見知りおきくださいね。
このレビュー喫茶店は、おすすめの一冊を語り合う喫茶店でございます。
今日はどんな一冊に出会えるでしょうか――?
「ちゅちゅ、なんだかとってもいい匂いがするわね」
さえずりながら看板に止まったのは白文鳥さま。
「もうすぐパンが焼けますので、ご一緒にいかがでしょうか?」
ちゅちゅ、とうなずいた白文鳥さまと一緒に喫茶店に戻ります。焼きたてパンの匂いはしあわせな気持ちになりますね。
白文鳥さまが、ちゅちゅ、とさえずりながらおすすめの一冊を伝えてくれました。
本日のおすすめの一冊、どんな本か見てみましょう。
「これは一本梅のの様の『溺愛するから、もふらせて』ですね」
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《本日のおすすめの一冊》
◇作品者/作品名
一本梅のの様
『溺愛するから、もふらせて』
(https://ncode.syosetu.com/n8630fz/)
◇ジャンル/文字数
異世界〔恋愛〕/ 103,210文字
◇あらすじ
もふもふ竜の少女キャロルは、人間の少年エディに一目惚れしてしまった!エディもキャロルを好きになってくれたので、二人は相思相愛の仲に。だけど、キャロルの運命の相手「つがい」は、どうやら他にいるようで――?
「俺はつがいじゃないけれど。溺愛するから、もふらせて?」
これは、もふもふ好きの少年に溺愛される竜の少女の初恋物語。
「キャロルのこと、誰にも渡したくない。それがたとえつがいだったとしても」
基本、ほのぼの、あまあまです。本編33話と番外編5話。
(『溺愛するから、もふらせて』の小説情報より引用しています)
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ちゅちゅ、と嬉しそうに白文鳥さまがぱたぱたと白い羽を動かしました。
「もふもふ竜の女の子が番を見つけようとするロマンチックで甘くてかわいくておはなしなの! それに何度繰り返し読んでも、運命の番に出会う幸せな気持ちにさせてくれるからレビューのお手紙を書いたのよ」
白文鳥さまは、ちゅちゅ、とさえずりながらレビューのお手紙を見せてくれました。
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◇レビュータイトル
桃色もふもふ竜の甘い初恋を愛でる
◇レビュー本文
優しく甘い初恋の物語の情景や人物を作者様が柔らかな文章で描く心温まる作品です(*´∇`*)
女の子の竜と人間の男の子の恋の話ですが……
この竜は、固い鱗ではなく、明るい桃色の柔らかいもふもふの毛で覆われた小型犬くらいの大きさ。
体が弱い竜の女の子は番と呼ばれる運命の相手に溺愛して貰わないと数年で死んでしまうのですが、大好きな男の子は番ではなくて…………
男の子と竜の女の子の可愛くて甘々なやり取りに思わず頬が緩むこと間違いなし♫
ぜひぜひ、この甘くて優しいもふもふ物語を一緒に楽しみましょう(*^_^*)
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「運命の番を見つけて溺愛してもらわないと体の弱いヒロインのキャロルちゃんが死んでしまうのよ――わたしも運命の番を探しているけれど、見つからないのよね……」
きゅうん、と寂しそうに鳴いてため息をつきました。
「キャロルちゃんとエディは番じゃないと言われても最後まで頑張るところがすてきだったから、わたしも諦めないわ!」
ちゅちゅ、と運命の相手を諦めないと白文鳥さまが宣言していると、買い物を終えたアライさんと最近仲良くなった文鳥さまが戻ってきました。
二羽の時が止まっていますね。
アライさんと一緒に焼きたてパンでバケットを作ります。飲み物は運命の恋に出会えたよろこびが弾けるような甘酸っぱいレモンスカッシュにしましょう。
恋する瞳でお互いを見つめ、ピピチィーヨピピチィーヨと愛のさえずりをする二羽の文鳥さまの前にコトリと置きます。
「恋のはじまりにぴったりのレモンスカッシュと焼きたてパンのしあわせバゲットサンドをどうぞ」
「くまごろうさん、ありがとう」
「白文鳥さま、運命の番に出逢えておめでとうございます。そして、素晴らしいおすすめの一冊をありがとうございます」
本日のおすすめの一冊である一本梅のの様の『溺愛するから、もふらせて』は、くまごろうの本棚に入れておきますので皆さまも手に取ってみてくださいね。
ここはなろう森にあるレビュー喫茶店。
今度はどんなおすすめの一冊に出会えるか楽しみですね。
またのお越しをお待ちしております。