一本梅のの様『孤独は魔法じゃ癒せない』
「ああ、今日はレビュー日和だな」
うろこ雲が広がる高い空にうなずいて、レビュー喫茶店の看板を出しました。
わたしはレビュー喫茶店の喫茶マスターのくまごろうです。どうぞお見知りおきくださいね。
このレビュー喫茶店は、おすすめの一冊を語り合う喫茶店でございます。
今日はどんな一冊に出会えるでしょうか――?
「くまごろうさん、おすすめの一冊を持ってきたの」
「くまごろうさん、とびきりの一冊を用意したのよ」
「くまごろうさん、イチオシの一冊を紹介するわね」
ひらひらと舞いながらモンシロチョウ三姉妹――長女のモン様と次女のシー様、末っ子のロー様が次々に話しはじめます。
「モン様、シー様、ロー様、こんにちは。うさっこ様がお待ちですよ――さあ、中へどうぞ」
ひらりひらり、とモンシロチョウ三姉妹がカウンターに座っているうさっこ様と一緒におすすめの一冊を差し出しました。
本日のおすすめの一冊、どんな本か見てみましょう。
「これは一本梅のの様の『孤独は魔法じゃ癒せない』ですね」
・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜
《本日のおすすめの一冊》
◇作品者/作品名
一本梅のの様
『孤独は魔法じゃ癒せない』
(https://ncode.syosetu.com/n1233fw/)
◇ジャンル/文字数
異世界〔恋愛〕/ 136,789文字
◇あらすじ
魔術師の少女メリッサ、十五歳。二十七歳の美青年アシュードのことが、ちょっと気になるお年頃。
ある日、メリッサは捨て子である四歳の男の子・ディオを拾う。ディオのおかげで、メリッサとアシュードの距離は近付いていく、けれど。
「めりっさ、およめにいくの?」「行かないし」「そこは素直に嫁に来てくれよ」
これはツンデレ娘とひねくれ男の素直じゃない恋と涙と成長の物語。
可愛い子どもと戯れながら、明るい未来を目指します!
(『孤独は魔法じゃ癒せない』の小説情報より引用しています)
・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜
ひらりひらりと優雅に舞う三姉妹が楽しそうに話しはじめました。
「うさっこちゃんにお勧めしてもらった『鏡の向こうの子守歌』と同じ世界のおはなしなのよね」
「そうなの! もう夢中になって読んだのよ……っ」
「完結してすぐにレビューのお手紙を書いてしまったわ」
三姉妹がはらりとレビューのお手紙を見せてくれました。
・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜
◇レビュータイトル
本日完結!したケンカップルの結末は……?
◇レビュー本文
本日完結!
大晦日の夜にのんびり読書は如何でしょうか?
ケンカップルがお互い素直になって、甘くなる様子が楽しめます!
素直になる瞬間や好きを意識する場面……どれも丁寧に描かれていて、楽しめますよ!
異世界移転や転生はありませんが、どの人物もキャラがきちんと成り立っていて、読んでいてほっこりしますよ(*´∇`*)
一本梅のの様の描く、子供がとにかく可愛くて、作品の影の主役はこの子供達にあると思います◎
このちびっ子を楽しむ為の、1番のオススメの読み方は、「鏡の向こうの子守歌」を読んで、次にこれを読むと、ちびっ子3人組の可愛さに更に萌えること間違いなしです(*´∇`*)その後に「氷の瞳の救いかた」を見ると、えー!あの子がこんな大人になったの?!と更に驚くと思います!ちびっ子達に注目したい方にオススメ♫
ぜひ甘くてあたたかい気持ちになりたい方にお勧めです(*´꒳`*)
・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜
「素直になれないヒロインのメリッサちゃんが素直になる瞬間がとんでもなくかわいいのよねえ」
長女のモン様がひらひら舞いながらうっとり話します。
「わかるわ! 喧嘩ばっかりしていたのに甘くなる一瞬がたまらなく萌えるのよ」
「そうなのよ! ツンデレのツンツンからの落差がたまらないわ」
シー様とロー様の言葉にうさっこ様がうさ耳をぴょこんぴょこんと動かしてうなずきます。
「あとはやっぱり、一本梅のの様の『子どもの描き方』に胸を撃ち抜かれちゃうのよね」
ふう、と胸を押さえるうさっこ様に三姉妹が止まりました。
「わかるわ!」
「そうよね!」
「そうなの!」
夢心地でうっとりしている乙女のみなさまにぴったりの甘いものをコトリと置きます。
「みなさま、甘いラテアートはいかがでしょうか?」
「くまごろうさん、ありがとう」
「モン様、シー様、ロー様、素晴らしいおすすめの一冊をありがとうございます」
本日のおすすめの一冊である一本梅のの様の『孤独は魔法じゃ癒せない』は、くまごろうの本棚に入れておきますので皆さまも手に取ってみてくださいね。
ここはなろう森にあるレビュー喫茶店。
今度はどんなおすすめの一冊に出会えるか楽しみですね。
またのお越しをお待ちしております。
本日のおすすめの一冊がある『くまごろうの本棚』は、お星さまの橋を渡るとたどり着きますよ。
まっすぐ下へお進みくださいね。