表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
森のレビュー喫茶店とおすすめの一冊  作者: くまごろう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/32

F式 大熊猫改 (Lika)様『超ブラック企業だけど、上司がいい人過ぎて辞めれない。』

 

「ああ、今日はレビュー日和だな」


 スッキリした秋空にうなずいて、レビュー喫茶店の看板を出しました。

 わたしはレビュー喫茶店の喫茶マスターのくまごろうです。どうぞお見知りおきくださいね。


挿絵(By みてみん)


 このレビュー喫茶店は、おすすめの一冊を語り合う喫茶店でございます。

 今日はどんな一冊に出会えるでしょうか――?


挿絵(By みてみん)


 モンシロチョウ三姉妹の皆さまと種を蒔いた鉢にやさしく水やりをしていると足音が聞こえたので振り向いて驚きました。うさっこ様とパンダ様がたくさんの葉っぱをつけております。


「……くまごろうさん、パンダちゃんとかけっこしていたらバナナの皮にすべって転んじゃったのよ」


「うん、ころころ転がってびっくりしたよね……」


「うさっこ様、パンダ様、大変でしたね――どうぞ、お茶を飲んでいってください」


 葉っぱをを払ったうさっこ様とパンダ様が店内に入ると、モンシロチョウ三姉妹が心配しながら舞いました。


「バナナの皮にすべるなんて災難ね」

「ケガはしていない?」

「とにかく大変だったわね……」


 モンシロチョウ三姉妹は、うさっこ様とパンダ様のまわりをひらひらと舞うと、おすすめの一冊をよいしょ、と置きました。

 本日のおすすめの一冊、どんな本か見てみましょう。


挿絵(By みてみん)


「これはF式 大熊猫改 (Lika)様の『超ブラック企業だけど、上司がいい人過ぎて辞めれない。』ですね」


 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜


 《本日のおすすめの一冊》


挿絵(By みてみん)


 ◇作品者/作品名


 F式 大熊猫改 (Lika)様

『超ブラック企業だけど、上司がいい人過ぎて辞めれない。』

(https://ncode.syosetu.com/n4169gc/)


 ◇ジャンル/文字数


 コメディー〔文芸〕/ 3,474文字


 ◇あらすじ


 私と係長だけのブラック企業。

 辞めたいけど、係長がいい人過ぎて辞めれない。


 そんな私のエピソード。


(『超ブラック企業だけど、上司がいい人過ぎて辞めれない。』の小説情報より引用しています)


 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜



「ちょっと嫌なことがあった日に読んだら、とっても元気になったから――みんなにおすすめしたくてレビューのお手紙を書いたの」


 モンシロチョウ三姉妹の長女のモン様がひらんとレビューのお手紙を見せてくれました。


挿絵(By みてみん)


 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜


 ◇レビュータイトル


 あーあ、なんだかため息をつきたくなるそんな日——あなたの5分、お時間をください!



 ◇レビュー本文


 仕事で失敗しちゃった日、恋人と喧嘩しちゃった日、バナナの皮で転んじゃった日——生きているとため息をつきたくなるような、いまいちな日だってありますよね?

 そんなあなたに今、絶対おすすめしたい3,474文字の短編があります♪


 この物語の主人公は、超ブラック企業で働く深山茜。二十六歳。現在独身。

 毎日の睡眠時間は二時間だし、IT企業といっても下請けの下請けの、更に下請けの下請けだし、自分と係長(実質社長)の二人だけだし、何度も会社を辞めようと思うのだけど……。


 ああ、もうもう!

 ここからはぜひ読んでみてください!


 試験用紙をまっさらで出したことも、ピアスが片方なくなったことも、もしかしてあの子に嫌われてるかもと落ち込んだことも、全部ぜーーんぶ丸まるっと忘れること間違いなしの短編です♪


 あっ、ひとつだけご忠告!

 どら焼きを食べながら、読むのはお勧めしません。

 だって絶対吹き出しちゃいます!



 ・*:.。 。.:*・゜✽.。.:*・゜ ✽.。.:*・゜✽.。.:*・゜



「あのね、先にこの小説を読んだ先輩として言うわよ――炭酸飲料は絶対だめよ……っ」


 次女のシー様がひらひらと訴えるように舞いました。


「そうよ、シーったらどら焼き食べながら読んで吹き出して大変だったんだから……っ」


「あっ、ちょっと言わないで頂戴」


 さらりと読める短編ですが、ツッコミのある文章にハマって虜になる方が続出しシリーズ化されたことを思い出しました。


「3,474文字のさくっと読める短編なのに、ぎゅっと人生か詰まっているのよね」


「そうなの! 落ちこんでる時に読んでほしいわ」

「わかるわ! 元気な時にも楽しくなるから読んでほしいのよ」


 力説しながら舞い飛ぶモンシロチョウ三姉妹の言葉を聞いたうさっこ様とパンダ様が早速読みはじめました。

 読み終える頃を見計らって、うさっこ様とパンダ様の前にコトリとしっとり皮のどら焼きを置きました。


「どら焼きはいかがでしょうか?」


挿絵(By みてみん)


「くまごろうさん、ありがとう」

「モン様、シー様、ロー様、素晴らしいおすすめの一冊をありがとうございます」


 本日のおすすめの一冊であるF式 大熊猫改 (Lika)様の『超ブラック企業だけど、上司がいい人過ぎて辞めれない。』は、くまごろうの本棚に入れておきますので皆さまも手に取ってみてくださいね。



 ここはなろう森にあるレビュー喫茶店。

 今度はどんなおすすめの一冊に出会えるか楽しみですね。

 またのお越しをお待ちしております。

本日のおすすめの一冊がある『くまごろうの本棚』は、お星さまの橋を渡るとたどり着きますよ。

まっすぐ下へお進みくださいね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おすすめの一冊は、こちらの本棚からぜひどうぞ。
本棚


初心者

鏡の向こうの子守歌

孤独は魔法じゃ癒せない

カナリア

オタ女の恋は前途多難

溺愛するから、もふらせて

はじまる季節

巫女姫

王弟殿下のお茶会

カウント90

消える世界と月色の鍵

ブラック企業

恋は歌声とともに

絹雲

春を探しに

好きな人に好きと言われたら死ぬ病

大魔王との思い出

その好きは違ってる

筋肉を見せる夫

婚約者様は、あみぐるみ

はるかちゃんのハロウィン

ツンツン魔術師

へおちゃん

赤ペン

みこひめさま

手首にキス

イリスの恋は虹色

ハムスターメイド

なろうの歩き方

若い頃に婚約破棄されたけど、不惑の年になってようやく幸せになれそうです。

ほね騎士


★ ★ ★


coming soon

はちみつ色

桜並木のその下

どこへでも行けるさ

出会いの窓は南の塔に

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ