目覚めることのない青の中で
中学3年生の時に幼馴染と一緒に悪人を罰するための世界「夜の世界」に招かれた黒崎蝶子だが、神の使いを名乗るうさぎのきぐるみラビに幼馴染を殺されてしまう。幼馴染を生き返らせるために"神"と、「この世から悪人がいなくなるまで、人々に制裁を加える。」という契約を結び、ラビと同じ神の使いとなった。制裁を加えていく中で、何人か蝶子と同じように神の使いとなるものが現れた。そうして「夜の世界」は拡大していき、目標を達成するまであと少しかと思われたが、"神"の真の目的が日本という国を消滅させる事であることを知る。日本の消滅を阻止するために、"神"に反逆する神の使い達の物語。
暗夜に灯火を失う〈1〉
2021/01/25 11:46