裏ボス?
険しい顔をしているウンディーネにシオンは声を上げた。
「ねぇ!もう邪神は倒したんだよね?」
「うむ、間違いなく倒したのじゃ………」
だったらどうしてそんな顔をしているの!?
と、シオンは叫びたくなったが、原因がわかった。
「………なに?」
邪神が消滅して、光の魔力が充満している部屋の一点に、急に光の魔力が集まり始めたのだ。
「前に話したと思うが、太古の昔、邪神を封じる時には我々は5人居たのじゃ」
「ああ、光の精霊ね!」
前にそんな話を聞いたよね?
それがなんなのかな?
「邪神を封じる為に、一緒に封印された光の大精霊。邪神が消滅したことで復活するのよ!」
シルフィードは話しながら、何やら魔方陣を描いていた。
「仲間が復活するのにどうしてそんな顔をしているの?」
ノームは嫌そうな顔して言った。
「ああ、イフリートと同じタイプなのよ。私は嫌いじゃないけど苦手だわ」
うん?
「妾も苦手じゃ!我々の言う事をまったく聞かない問題児じゃからのぅ?数千年封印されても、あの性格は治っておらぬじゃろうて」
ううん??
「なにいってんだ!またアイツとバトれるんだぜ?楽しみじゃねーか♪」
「嬉しいのは貴女とレヴィぐらいよ!私はごめんだがらね!」
うううん???
つまり脳筋症を発症していると………?
それって復活したらいきなりバトルを吹っ掛けてくるイフリートの復活した時と同じパターンか!?
シオンは身の危険を感じて逃げ出そうとしたが──
ガシッ!
「あら?どこに行かれるのかしら?」
ニタ~と、セリスが腕を掴んできた。
「もう許して!ここにいたら危ないのよ!!!!」
シオンの叫び声と共に、光が形を作り出した。
「ふ、ふふふふ………………あーーーーーはははっはははは!!!!!」
急に笑い声が響いた。
「我、ふっかーーーーーーつ!!!!!」
光輝く金髪の『幼女』が現れたのだった。
「あれ?思っていたのと違う???」
シオンは首を傾げたが………
「久しぶりじゃのう光の大精霊シャイン!」
ウンディーネは名前を呼んだ。
「うぁ~~私と同じだわ。ボッ・キュン・ボンの体型から幼女になってるww私は少女という外見。勝ったわ!」
シルフィードは幼女体型になったことをショックだったようなので、仲間ができて嬉しそうだった。
「久しぶりね♪それより、貴女の契約者と勝負させなさい!」
うん、話し通りの性格のようだった。




