ダンジョン攻略のススメ!
魔王城の内部に潜入すると、驚いた事にダンジョンになっていた。
「マジで?城の外観と内装が絶対に合ってないでしょう!」
「進めないことはないけど、奥まで行くのに時間が掛かりそうだね?」
「とにかく進むしかないでしょう!行くよー!」
シオンは進もうとしたが、ウンディーネが止めた。
「待つのじゃ。シオンよ、緊張しておるのか?いつもの御主なら◯×△しようよ♪っと、バカな事を言って実行しておるじゃろう?」
ウンディーネがシオンの口調を真似て言ったが、似合ってなく気持ち悪かった。
(゜o゜(☆○=(-_- )゛ウルサイワイ!
「なんのこと?」
「だからのぅ?ゴニョゴニョ…………」
!?
「その発想はなかったよ!?」
「いや、いつもは思い付くじゃろう?」
シオンは驚いたが、ウンディーネはさも当然のように言った。
「でも確かにそうだね。ダンジョン攻略なんかやってたら話の話数が50話以上掛かるもんね!」
なんの話?
こちらの諸事情です!
m(__)m
シオンは腕をブンブンと廻してやるよー!と、掛け声を出した。
「今こそ黄金の拳を魅せる時!全てをぶち壊す金色の破滅の光り!刮目せよ!これが、我流秘奥義『ダンジョンブレイカー』だ!!!!!」
シオンの拳が金色に輝き、正拳突きの構えで拳を放った!
拳から金色の光りが目の前のダンジョンの石壁にぶつかった。
ドッカーーーーーーーーン!!!!!!!
通常、壊せないと言われているダンジョンの壁を突き破った!それも何層もぶち壊し、奥の通路が見えた!
「「えぇぇーーーーーーー!!!!!!」」
ウンディーネ以外は驚きの声を上げた。
「うむ!」
「いやいやいやいや!!!?うむじゃないでしょう!何なんですか!これは!?」
腕を組んで良くやったみたいな顔をしていたウンディーネにツッコミを入れた。
「シオンに何を吹き込んで、何をやらせているんですか!!!!」
こんな非常識な事ができるのはシオンしか居なかった。ってか、それを誘導するウンディーネさんは何者!?
「フフフッ、これを繰り返してさっさと魔王の元へ行くよ!」
「いや、シオンはもう少し自分の無茶苦茶な行動に目を向けようよ!」
セリスなどシオンの理不尽さを言い聞かせようとしたが……………
「早く行ければ良くない?」
可愛く首をコテンッとするシオンに何も言えなくなるのだった。
あざといよ!
「何はともあれ、シオン出口まで頼むぞ!」
「任されました!」
ドーーーーーーン!!!!!!
ドーーーーーーン!!!!!!
シオン達は魔王城のダンジョンを理不尽に突破するのだった。




