作戦会議です!②
各国のトップが話し合って居たとき、シオン達も保健室で会議をしていた。
「さて、悔しがる時間は終わりよ!これからは魔王とその配下の魔将軍をぶっ殺す会議を始めるわよ!」
う~ん?
これではどちらが魔王軍かわかりませんね。
「魔王には私達の攻撃、防御結界が全然通用しませんでした。それほど実力が離れているのでしょうか?」
フレイ悔しそうに言った。
「あー、それなんじゃが…………」
ウンディーネが言いにくそうに話した。
「御主ら、ファッションショーにでていたそうではないか?それで精神力をごっそり持っていかれて、本来の実力の半分も出せなかったのじゃ」
!?
「「「なんだってーーーーー!!!!!」」」
シオン以外にも珍しくフレイ達も叫ぶのだった。
「まったく、呆れてものが言えんのじゃぞ?」
「わ、私のせいじゃないよ~」
涙目のシオンに、セリスが疑問に思った事を尋ねた。
「私達の力が弱くなっていた理由はわかりました。そこで気になることがあるのですが、スノーさんの攻撃など、魔王の出した黒い闇に吸い込まれて効きませんでした。でも、後からきたウンディーネ先生の攻撃を受けた時、吸い込めず、魔王に少しダメージを負わせました。これはどういうことでしょうか?」
優等生のセリスはちゃんとバトルの様子を記憶していた。
「うむ、妾も正確な事はわからぬが、魔王の産み出す『闇』はもしかしたら高密度の魔力は吸収しきれず破裂するのかも知れぬ」
「………それで私の魔法が全く効かなかったのね」
スノーの魔法はとても凄いものであったが、氷の針など1つ1つは小さい魔力のため、防がれたと推測できた。
「なるほど!ネタが割れれば対処は簡単ね!最大火力で一気に叩けばいいのよ!」
なんと!珍しくシオンがまともな事を言いました!?
「………正直、舐めてたわ。四天王(笑)のせいでここまでの実力者が魔王軍にいるなんて思っていなかった。宣言するわ!私達を怒らせた罪、償わせてやるから!」
「ふっ、カッコいいではないかのぅ?それで、魔王軍が一週間後に本格的に攻めてくるまではどうするのじゃ?」
「決まっているわ!特訓するのよ!」
シオンの言葉にフレイなどが苦言した。
「そりゃ、何もしないよりマシでしょうけど、そんな短期間で余り変わらないわよ?」
シオンはチチチッと指を鳴らした。
「ウンディーネ達にダンジョンを作ってもらって、そこに篭るのよ。重力が何倍もあって、空気が薄く、時間の流れがゆっくりなら完璧ね!」
あー、それはかの有名な精神と時の…………ゲフンゲフンッ。
「いや、流石に時間の流れまでは難しいが………ふむ、シオンの今言った内容であれば可能じゃな。なかなか面白い修行方法を思い付くではないかのぅ?」
ウンディーネは面白そうに準備に取り掛かるのだった。




