表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Project.MUSCLE!!!  作者: 黒歴史おじさん
4/9

【クリエイションクリップ】肉の都 -酒場と傭兵-

新規作成にこの項ないんやね…前と言いつつ後書き1になっちゃいました。すみません…


今回ちょっと長いから下に(二重の意味で)軽くまとめました。


ただ冒険者については見てもらったほうが早いと思います。

-冒険者-


といってもかつてこの大陸が開拓され切る前に、未開の地を調査していた者たちの名残りから付く名であり、大陸全図が完成して現在、実際に開拓を生業とする冒険者はほとんどいない。


 その性質上、当時は未知の敵と戦う機会が非常に多く、釣り合って歴戦の曹しかなれぬ狭き門であったため極少数の猛者のみがなれる名誉職であった。そして彼らも調査の報酬だけでは食ってけないため、山賊の始末や戦争への一時的な介入を主とした傭兵業も兼ねることが多かった。


 そして大陸が開き切った現在、その「開拓」の理念のみがなくなり、腕に自信のある若者が各々の迷惑ごとを金次第で片づける傭兵集団としての側面が強くなったのである。結果として「楽な仕事」のレッテルを貼られ安易に冒険者になろうとするものが急増する。


 しかしその「パチモン」を洗い浚いぶちのめした上で、まっとうな仕事に戻すか死ぬ二つの選択肢を与え、秩序の取れた強力な軍隊としてまとめ上げたのが"組合"そして彼らの制定する規律及び禁足事項そのものが"ギルド"である。


 組合を動かすことのできる幹部は国家(最近規模が拡大した関係で世界クラスから選ばれるようになった)内でも指折りの軍人とそれらを打ち倒せる強力な人間のみで構成され、国ぐるみで組合に入らない自称冒険者には重いペナルティが数多く課される。そのため冒険者を名乗る99%は組合に所属していると思って問題ない。


 しかし二人称としてのこの呼び名は主に戦いを中心に食っている者たち全般を指して使われることが多く、実際にそれ「のみ」を以て生活ができる者を「傭兵」と呼ぶ。


-魔世界の酒場-


 この世界の酒場はいわゆるファンタジーにおける酒場とはかなり旨が違う。


 まず冒険者が依頼を受けるための受付施設は別だ。酒場とはあくまでも「市民の」憩い場であり、冒険者の肩書を付けただけの荒くれ者が酔いつぶれるだけの場所ではない。

「今の魔術使うのが当たり前な戦闘集団に喧嘩なんぞされたら堪ったもんじゃない。」

「アイツら酒を火炎瓶かなんかと勘違いしてやがる。この前も水術師いなかったらかなりヤバかった」


 などという市民の猛反発により、ある一定以上の評価を受けている者以外の冒険者は武装したまま酒場に入ることができず、酒場で戦いの為に魔術を使った奴は厳罰、増して炎なんぞ出そうもんなら永久に出禁というかなりきつい扱いを受けている。


 しかしあくまでそれは冒険者のマナー違反に対する措置であり、英雄の勲号(※)を持つ者や一定数以上の「市民から」推薦を受けたものなど、組合からの評価がなくとも多くの者に常識があるとみなされていればこの限りではない。


※要するに町のヒーローである。市民6割以上の推薦によって決まり、役人でこそないが、自治体に対して横から直接口を出すことのできる数少ない立場の一つで、民間として政治に首を突っ込める者の中では最も高い地位にあたる。本当は別のことを指すのだが、その真の意味を用いることはここ300年全くなかったのでほとんどおとぎ話の延長とみなされるが…おっと、話が逸れそうなのでこれはまた今度な


-酒場の変遷-(なげぇよww別に見なくても話わかるから資料集がてらなw)


この世界で作られる酒場は、もともとそこまで大衆的な文化ではなかった。酒は酒屋で買ってあくまでも家で飲むもの。酔った姿を公に晒せるほど夜は安全ではなかった。まして店など普通の神経では作ろうとすら思わなかったのだ。


 その始まりは、貴族向けの高級ミード(※)を作る醸造所が、その味を品評会やパーティなどには行けないまでも、愛飲するほどの所得がある階級層に対しても知ってもらうため、警備の厳重な別荘地帯に公開された醸造所を開いたことに起こる。


※ミードとは蜂蜜酒のこと。発酵技術や農業規模が進んだため今でこそ珍しい酒となったが、蜂蜜さえあれば簡単に作れるので多くある酒の中でも最も古い歴史を持つ酒の一つであり、120年くらい前までは結構メジャーだった。


 その方式を知った現地の貴族が目を付け、その醸造所と共同で、大衆向けの薄めたミードを蜂蜜でごまかし屋台にして売りつけたのが、今でいう飲み屋の先祖だ。この時はまだ屋台のため酔いつぶれるような大量の酒を売れず、規模が小さいため酔いの管理も簡単だったので被害はなかったのだが、さらにそのスタイルに目を付けた多くの商人が店舗化を決意したわけだ…


 宿を兼任するか併設、最低でも近くにあればよかったのだが、当時はいわゆる"流行り"と言われる状態にあったため、酔っぱらいを引き留めるしっかりとした施設を設ける義務のないまま大量の酒場ができる。


結果として泥酔中に財布を掠め取られる者が急増し、警備隊と政府の株が暴落した。


 これを重く見た役人が、店が4つ以上の安全な部屋を所有するか、店から見えるところに宿がない酒場の運営を禁止し、当時のブームに歯止めをかけた。当時町の3割を占めた酒場は激減し、波に乗っかってた当時の商人の何割かはくたばった上に世論も彼らの味方をし、一時は暴動さえ起きたがそれを予期していた政府は"酒の日"の祝日を毎節3日間設け、その日は酒代の5割を税金が補償する法を作ることを宣言し商人以外の市民を黙らせすぐに鎮圧する。


(ただこの法案の中には一人に飲ませていいアルコール総量を制限する項もあり、酒税は元々高かったので実は逆に利益すら出てくる…)結果的に治安が良くなり、問題は解決。ようやく今の酒場に至るわけだ。


 そして現在、酒場の多くは大衆が通う憩いの場として連日多くの客でにぎわっている。


長えよ短くまとめろ(クソ長い文を小さく濃縮するのは無理でもまとめることはできることに気づいた。おじさんのレベルが1上がった。)


・冒険者A「また山賊の奴隷ゲットしたったwwwこの前のはブサくて殺したけど今回クッソかわいいから毎日ヤッてるwww」冒険者B「まじかよwww今度俺にもヤらせろwwww」冒険者C「てかこの後ナンパ行かねwwww?どうせ剣で脅しゃすぐに股開k…」組合「おいコラちょっと表出ろや」


→A「やっぱ悪いことはだめだな(泣)!今度からギルド(規律)守るわ(泣)」B「腸内のう*こ含めて腹の中の物全部口から引きずり出すとかマジ勘弁……あいつらマジでやるだろうし…死にたくもねぇから仕事やるか…」C?あぁ…ヤな奴だったよ(死)


・市民&酒売り「おう酒場はならず者の溜まり場じゃねぇんだよ組合か俺らからの推薦ねぇ奴は入ってくんなや……(台帳確認)…………やっぱ武装してないならいいや。モチ荒事やったら出禁な」

終わったぁ~!2652文字(うっそだろお前wwww)!ご精読ありがとう!


前回<とりあえず直す気でいるよ!()


…治りましたか?前回のクリエイションクリップ(めんどくさいので今度からCCに統一します)と比べて600文字増えたけど治りましたか??


(´;ω;`)ガンバリマス……


CCを作品に含めてペース進めたらいろいろ危ないと思うので近日中(某番組と違って1週跨いだりはしないよwww)に出します。もうちょっと待っててね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ