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プロローグ「美し姫の求めた男」
※アイリス大賞 5に投稿するための作品ですがゆっくり見ていただけると嬉しいです
時は、平安。この時日本には、〝紅月鄉〟
と言う。美しい女性のみを集めた都があった。
そこに竹から生まれたと言われるほど美しき女性美保が貴族の子として育てなれた。美保の周りには、いつも健気で美しい男どもが通っておりました。
その中に似合わぬ男がいた名を〝瑩暮〟その中に合わないような不釣り合いな顔をしておりました。
美保は、どの顔の男性は好きになることすらありませんでした。ですが瑩暮のことは、好きになりました。
何故ならばほかの男にないものを持ち合わせていたから