嬉野温泉 家族揃って初めての飛行機旅行
始めに
震災復興を促進するため、各自治体が観光客を呼び込む予算を利用して、26日から28日にかけて、佐賀、福岡、長崎に。
嬉野温泉 家族揃って初めての飛行機旅行
月曜日朝5時出発、4時半全員起床。今回は気合が入っている。と、云うのも成田空港から飛行機に乗って佐賀空港に行くので、飛行機に乗り遅れてはならない、駐車の時間、搭乗手続きの時間、早め早めの行動が肝心とばかり、荷物もリュック2個に着替えを入れただけの極めて簡素な出で立ち。何故なら機内に持ち込める手荷物の重量は一人5キロ未満だから。
高速道路、常盤自動車道から圏央道を経て、駐車地のUSAパーキングに到着したのは、何と8時半。飛行機出発まで3時間も有る。流石国際空港のパーキング、次から次へと乗用車が到着。パーキングの送迎バスは直ぐ満杯、2台連ねて出発。
USAパーキングは空港横のパーキングだが、第二ターミナルしか停まらない。それから、第1ターミナル、第3ターミナルへ向かう人は、空港内の移動バスを利用する。このバスは無料で、私たちは第3ターミナルから出発する。ガードマン、警察官はあちこちに配置され、やたら目につく。
乗る飛行機は春秋空港の737で約200人乗れる。第三ターミナルで搭乗手続きが終了したのは9時30分、飛行機のチケットは購入しても、次に手荷物検査がある。これが始まるのは大体出発の1時間前、だからそれまでロビーで待つ。
それぞれの旅行先に向かうため、ロビーのソファは満杯。土産物店、軽食コーナーもあり、国際色豊かに頻繁に人が行き交う。その中に、警察官、警備員、空港関係者も混ざり、途切れることはない。11時頃手荷物検査開始、籠にリュックや金属に反応するものを入れ、係員の指示で並ぶ。
と、突然、隣の列で警笛が、係員が一斉に乗客をその場から離れることを指示し、乗客は荷物を置いたまま、私たちの列に移動して来る。えっと驚いていたら、訓練です、訓練です、と、呼ぶ声が、そう、これは突然係官が手荷物を調べている保安警備員の抜き打ち検査。
予め乗客に扮した係官が、不適切なものを用意し、どのような行動をとるか、抜き打ちに実行するのです。話には聞いたが、まさか目の前で。でも意外と皆冷静。こんなことはしょっちゅう行われているからだろう。ここでも流石成田国際空港だ、と変に感心してしまう。
ま、無事に終了し、あとは出発ロビーで待つばかり。天候も良く、出発時刻になりいよいよ機内へ、と思ったら、そこからまたバスで。飛行機は飛行場で待機、そこまで乗客はバスで行く。
タラップを登って機内に入り席に着いたらこれが狭い、格安のため座席は狭く、宏は特に窮屈そう。通路の幅は60センチ程、そこに200人程乗りこむので、一人が、荷物を天井の収納棚に収めるため手間取っていると、なかなか先には進めない。だから結構時間がかかる。