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トレジャーハンター 宝探しの旅

マギア・ヴェイン   18歳

ウィッシュ・ビクト  21歳

ヴェイン。リュカス・ヴェイン。それが俺の名前。

そして目の前にいるのは…


「ミナモ。ミナモ・ヴェイン。ちゃんと覚えててよね!!」


ミナモ…ヴェイン…俺と歳同じぐらいかな?ん?俺は何歳だ?

てか、なんで俺はこいつと一緒に居るんだ?


考える間もなく、世界は黒一色に染まり、何も感じなくなった。

熱い、寒い、何も感じない。ここはどこだ?あいつは一体何者だ?






俺の目の前光が差し、景色が見えるようになった。

だがそこはさっきまで話していた場所とは別の場所。


「マギア!!起きろマギア!!」


完全に景色が見えるようになり、ある一人の男が俺を呼んでいる。

しびれ、震える腕を巧みに動かし、立ち上がった。


「ここは…」


立ち上がると当たり一面大海原。海以外何もない。俺は今、小さな船に乗っているようだ。


「忘れたのか?俺とお前はトレジャーハンター。宝を探しに来たのさ。」


こんな大海原にか?それともこれはどこかに移動している途中なのか?

てか、気持ち悪い…なんでこんなに気持ち悪いんだ…やべ、吐きそう…


「う…うぐ…」


吐きそうな俺にお構いなしにこの男は騒ぎ立てている。


「お前急に気絶するからびっくりしたぜ!!はははは!!」


ドゴン!!


俺の背中を叩きやがった!!もう限界だ…


バタッ


「あれ?また気絶しちまったか?…マギア!起きろよマギア!!」






「・・・・・ここは」


俺は目を覚ました。辺りは暗くなり、静かだ。

そしてここは海の上じゃない。大地だ。木々が生い茂り、すぐ目の前にはリスが何かを口に入れている。


「起きたかマギア。」


マギア?誰だマギアって?俺は…俺は誰だ?名前はなんだ?

さっき話していたやつの名前はミナモ…ミナモ・ヴェイン…俺の名前は…マギア・ヴェイン?


「なぁ、聞いていいか?」


自分で考えても分からない。ここは正直に聞いてみることにした。


「俺の名前は…なんだ?」


なんだあの顔!!まるで猿を見るような顔しやがって!!ムカつく…ぶん殴ってやりてえ…


「変なこと聞くな~。まぁ教えてやるよ。お前の名前はマギア・ヴェイン。俺の相棒だ。そんで俺の名はウィッシュ・ビクトだ。」


ウィッシュ…


「何で俺はお前と一緒に居るんだ?」


なんだよ、次は心配そうな顔しやがって…そりゃそうか…急に相棒がこんなこと聞いてきたらそんな反応になるか。てかその手に持ってる魚俺にもくれよ。腹減った。


「おいおいマジで言ってんのか?」


マジだ。ふざけて言うわけないだろう?

けどもなんか寂しいな…俺…何が好きだったんだっけ?

記憶喪失…言葉は話せるくせになにも覚えていない。親は誰なのか?いつウィッシュと会ったのか。

まるで自分が自分じゃないみたいだ。


「ちょ…マギア!なんで泣いてんだ!!大丈夫か?」


泣いてる?俺が?あぁ、泣いてんのか、俺。


「質問に答えてくれよ…俺とウィッシュは何のためにここにいるんだ?」


俺は涙を拭きながら空を見上げた。星は見えない。雲が空を覆っているんだろう。


「”宝探しの旅”だ。」


宝…探し…

オーレリア…





ここは…海?


「ねぇ、どうしてついてくるの?」


俺は…この景色を見たことがある。そして、隣にいる女の子も…

俺は一体、この問いになんて答えるのだろう?


「親父に旅をしろって言われてるからな。しかもオーレリアとの旅はただの旅じゃない!”宝探しの旅”だ!!」


この子はオーレリア。俺の…





「マギア!おーーいマーギア!!」


こいつといるよりオーレリアと一緒に居たほうが楽しそうだ。


「宝って、何を探してるんだ?」


ウィッシュの持っている魚を奪い、頬張った。


「そりゃ決まってんだろ?」


決まってねえから聞いてんだよ。このアホ!!バカ!!オーレリアと一緒に居たかったよう…


「魔法の力だ。」

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