プロット
ネスト
ライアン
ローム
ある日ネスト・フェイスはSランクパーティ『月銀の猛牙』から突如追放される。
アドバイス通りに行動すれば最適解を得られるスキル『正直者』で長年パーティメンバーのサポートを行っていたネストだったが、パーティメンバーはもうそんなアドバイスなんて無くても俺達は最強だ、そしてアドバイスがウザいと言い放ったのだ。
以前からパーティの中で最底辺の扱いをされていたネストはその理由に唖然としながらも1人で今後どうするか考えていると、どう見ても魔術の適正があるのにも関わらず前線で戦士として戦わされていた少女と出会う。
少女は試しに魔術を使ってみないかと言うネストのアドバイスに代々魔術の家系では無く否定するが、ただのファイアボールを放ってみると最強種と呼ばれるドラゴンを一撃で葬り去る程の威力だった。
そしてネストは思った。
他にも考え無しの適当なアドバイスで真の素質に気付けず苦しんでいる人がいるのでないかと。
その予感は的中し、ネストはそんな適当なアドバイスを鵜呑みにしていた素直な人達を助け仲間にして行く。
これは正直者が馬鹿を見ない、ある世界の物語。