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正直な少女
「……はぁ」
怒りに任せてギルドを出てきてしまった。
これからどうするかなんて考える冷静さすらも無かった。
「まぁ、こうなるとは思っていたけどな」
金に余裕は無かったが、あのままギルドに居続けもいつかは別の難癖をつけられて追い出されていただろう。
それに、あのギルドは近いうちに必ず崩壊する。
「……ギルド、作るか」
ライアンに頼み込まれてギルドに入ったものの、最初は自分のギルドを作るつもりだった。
「きゃっ!?す、すみません!」
「うわっ!?」
「これからどうすれば……」
「これからどうしよう……」
「
─────────────
魔力:
攻撃:
防御:
魔攻:
魔防:
素早さ:
【スキル】
「……はぁ」
怒りに任せてギルドを出てきてしまった。
これからどうするかなんて考える冷静さすらも無かった。
とにかく必要なのは金だ。
そうじゃなきゃ妹が、テュースが死んでしまう。
「……まぁ、こうなるとは思っていたけどな」
金に余裕は無かったが、あのままギルドに居続けもいつかは別の難癖をつけられて追い出されていただろう。
それに、あのギルドは近いうちに必ず崩壊する。
「……俺のギルドか」
ライアンに