表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/28

8話「7月…明日から夏休みでちょっとレズっぽくなってきたあおいちゃん!」

気がついたら7月も末

明日から夏休みだ

 

 

もうすっかり女子高生としての生活に慣れたあおいであった

だが体は女でも中身はこれまでどおり「男」である。


「モ前ら! 明日から夏休みだな! ほどほどに休みでも勉強はサボんなよ!

 特に一学期成績が悪かった奴には宿題追加すっからな!」


小倉先公は言った事は必ず実行する男、まず通知表が配られた

俺は安心した


「ホッ 悪くはなかった」


「どうだったあおいちゃん?」


「うん、悪くは無かったよ 蘭は?」


「特別よくはなかったけど悪くもないよ」


「よかった私たちは追加免除っぽいね」


「そうだね」


もみ…


「ちょっと蘭胸揉まないでよぉ」


「ええ? いいでしょお?」

 

「やめてってば…公の場じゃ恥ずかしいよぅ…」


自分でも気が付いている


なせだぁぁ!!!なぜか最近蘭や千穂にセクハラされるのが快感になってきた

気がしたもしかして本格的に目覚めてきたのか俺!!!?

てかやばいだろしっかりしろ俺!!!!

 

「お〜っす! あおい! 蘭! どうだった」


「私達は別に普通だよ」


「千穂は? アンタ普段の姿みてるとヤバそうだけどなぁ?」


「ハハッ! あたしは天才だ! 見よ! 概ね成績はよい!」


「おお!!!」


「その殆どが私があたしのおかげで成功した一夜漬けだってことを

 忘れないでね千穂」


「うっ!!!」


「ははっ 千穂らしいね」


「瑠璃はどうだった?」


「ああ、別に普通だよ」


「よかったぁ」


もみっ


「きゃっ!」

「蘭! なにすんの! もぅ…」


蘭は乳揉みにハマってんのか?

全員に通知表を配り終えると小倉先公は言った 


「モ前らは優秀だ! 誰一人とて1や2とった奴がいない!」

 

ほう そいつはよかったな

もっとも瑠璃がいなかったら千穂が唯一の追加者だったんだろうが

 

そして帰り



「あれ? 千穂は?」


「ああ、部活だってさ」


「大変だなぁ」



って事はまた帰り道を途中一人であるかにゃならんのか?

最近あの悲劇を経験したばかりだってのにいやああああああ!!!!!!!

 

そして…とうとう俺一人になった


「…」


タッタッタッ



ドンッ


誰かにぶつかった とりあえず謝った


「ごめんなさい!」


「いいんだよ、だって」

「あおいちゃんだもん!」


ちゃらりー 鼻から牛乳〜♪

 

「でっ…でたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」


「フフッ 僕の事が好きすぎてつい叫んじゃったのかい?」


いやちげーよ!!!


「あおい 夏休み僕と海に行こう!」


いやだ てめえとはいきたかねえ!!!


「嫌に決まってるでしょ!」


「なんでだい? 僕の体を見るのが恥ずかしいのかい?」


そうじゃねえよ!!


ってげえええこいつ上脱ぎやがった!


「心配しなくてもボクは筋肉質だ、さあ飛び込んでおいで」


「断る!!!!!!」



バァァァァァン!!!


思いっきり足を蹴ってやったら



「ぎゃああああああかさぶたがあああああ!!!」


たまたまかさぶたにあたったらしい


「でもあおいちゃんだからうーれしいぃぃ!!!」


シュタタタタ…


そういって男は去った…ってかあいつの名前なんだ?

別に知りたくも無いけど

 

「たくっ…でも今日は撃退できた」


タッタッ グキッ!


「いたっ!」


足が痛い…まさか奴の足蹴ったせいか? 畜生あいつ足かてえしな。

 

「歩くと痛む…どうしよう…」

 

そんな時、一人の救世主が歩いてきた


「お姉ちゃんどうしたの?」


「いおり?」


「足痛いの?」


「うん…」


もしかして運んでくれるかもしれん

涙目で答えてみた


「いいよ、おんぶしてってあげる!」

「でも条件があるよ!」


「条件?」


「一緒にお風呂はいろ♪」


「はぁ!? お風呂!?」


「うん! お姉ちゃんとあらいっこ♪」


ガキかコイツは…まあそんなんで済むならいいや

 

「入ってあげるからお願いします…」


「うん、いいよ!」


妹におんぶされた


なんだこの敗北感は?

でもいおり…なんか暖かい…感触いい…


はっ!? 俺は変態か!?

最近マジで俺はおかしい気がしてきた!!

 



そしてー!!!!!!!!



風呂ではいおりにあーんなことされたけど具体的に書いたらR18になるので

詳細は晒さずってかいおりとは結構やってるよな…いおりが一方的にしかけてくるけど

ってかあいつはどこで覚えてきたんだ?

 

とりあえず俺はもう使い慣れたケータイのメールを確認すると…


「誰だこいつ?」


メールのタイトルは「好好好」だ…犯人に心当たりが…


中身を見ると…


「好きだよおおおおあおいちゃん大好き好きあおいちゃーんラーブラブ

 あおいちゃんの事考えるともう興奮がおさまらなくて

 早くこの気持ちを伝えたいよあおいちゃん好きだよすきぃぃぃ!!!

 いつかあおちゃんの家いくからね!

 

                               佐藤裕也」


きっ…きっ…


「きんめえええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




家にいてもやばくなってきそうだ




アハッ…続く!

皆様方のご感想お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ