5話「身体測定! がっかりあおいちゃん!」
朝… 歯磨いて顔洗って飯食って着替える
もうあたりまえになってきた
女子としての生活にも慣れてきた
いつもと変わらぬ通学路 いつもと変わらぬ友との会話
ほんとういつもどおりだった
ただ一つを除いて
そう更なる問題だ
その名も
身
体
測
定
!
!
って大げさすぎだろ!!!
身体測定って書くだけでこんなにスペース使うな!
時は迫る、5,6時限目だ
別にみんなの前で下着姿になるのが問題ではない
俺は元男だ 記憶も男の時のものだし心も男だし頭も男だ
最近女の子知識も覚えてきちゃったけど…
だが俺の中に「男」があるからの大問題だ
身体測定で俺が下着姿になるってことは当然みんなも下着姿になるわけだ
この状況から今俺は女とはいえ興奮しないわけがない
やばいぞ 非常にやばい
やべっ 千穂や蘭で想像しちまったじゃないか!!
あっでも俺女じゃん 立つものないやよかったよかった!
そんなワケで身体測定が開始された
「はっ!?」
ブラのホックを外そうとする輩がいるがそんな奴ら
華麗なる旋風脚を…
「きゃぁぁぁん!」
「ひっどーいあおいちゃん!」
「ある意味ひどいのはお前らだろ…私に恥かかせる気か?」
ただでさえ半裸で踊ってる所を妹に見られたばっかりだってのに
やってられるか!!
俺の番だ いろんなところを測られる
これが俺のスペックだ
身長150センチ 体重39キロ B76 W56 H83
え…? 待って体重40キロないの!?
しかも予想以上に背低!! 胸も女のわりにちいせえし!
っでほかの三人はどうだったかって?
蘭「アハハ…」
「てめぇ!!!!スタイルいいからってこんのやろぉぉぉ!!!」
「きゃいいいいいいいん!!!」
あおいはキレました
千穂「えっ? まってよ身長が155センチすらないって しかもB80もないし」
「アンタは同志だよ!」
あおいは同情した
瑠璃「おかしいな…体重が一キロ増えている…いやこれはきっとブラのせいよ」
(フッ…ケチなババアみたいなこといいやがって)
あおいは瑠璃をオバハンみたいやのおと思った
そしてええええ!!!!
家-
「ただいま」
「おかえりお姉ちゃん!」
今日は父さんはもちろん仕事、母さんもなんか用事あるらしい
「お姉ちゃん! 今日身体測定あったの!」
「へえ どうだった?」
(こいつもかよ)
「背伸びたよ!」
「そりゃよかったね」
(まあ思春期らしいからねいおりは)
「151センチだよ! やったよ150センチ超えたよ!」
「そう、よかったわね!」
(ん?)
(俺より背高いぞ!!!!!)
(妹にまけたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)
たとえこのような些細なことでも…負けたらショクであり恥であった
続くぅ!!!
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