15話「戦時下の文化祭準備、なにするあおいちゃん！」
休みを挟んで翌週月曜日。
まあ朝から物騒なニュースやってること
「ミサイルによる日本本土攻撃から約3日が経った今日本政府は中国・北朝鮮から
対日宣戦布告をうけました、
三田村総理は日本本土侵攻は国の平和、世界の平和を乱すものであり
防衛の為断固抗戦をすると宣言しました」
三田村とは内閣総理大臣の名前だ、噂によるとタカ派らしい。
「一方米韓軍は38度線に集結した中国、北朝鮮軍を後退させることに成功しました、
両国は今後北朝鮮の首都である平壌を攻略する予定です」
「自衛隊は日本海側に戦力を集結し本土を防衛する方針です。
一方で東京では市民団体による大規模なデモが発生し暴動までおきました、
このデモで警察官一人が死亡、デモ参加者のうち138名が逮捕されました」
「最近物騒な事がおおいな」
「ってか国がヤバイのに戦うなって自滅したいのあの人達？」
「ん〜わからないけどあおいの言ってる事は普通だと思う」
その後俺は着替えて学校を向かう、
そしてー！！！！！！！！！！
神風高校-
「おはよーあおいちゃん」
「おお蘭、おはよう」
「今朝のニュース見た？」
「うん、大変みたいだね」
どうみたって大変だけどな、畜生お国の為に戦えないのが悔しい…
「日本どうなっちゃうんだろ？」
「まあ大丈夫じゃない？」
保障はできねーけどな
♪〜
「なにかな？」
外を見ると陸軍…じゃなくて陸上自衛隊が高校の前の道路を移動している。
しかもBGMが陸軍分列行進曲ときた、
「陸自か、陸軍分列行進曲だ」
「このご時世だからね」
「ってかあおいちゃんなんで曲の名前わかるの?」
ギクッ! 適当にごまかしとけ！
「音楽好きなんだ アハハ」
「そうなんだ アハハ」
蘭が単純でよかった、
「おはようございます」
「あ、鈴ちゃんおはよ」
「あおいちゃっと鈴ちゃんってホント仲いいね」
「えっ？ そうか？」
「うんうん、うらやましいね」
「ありがとうございます蘭さん」
「いやぁ 改まることないよ ハハハ」
さわっ
「ひぃ！」
「ちょっと蘭、鈴ちゃんは純粋なんだからセクハラしないの」
「ごめんごめん、じゃああおいちゃんで…」
「ダメ！ 絶対！」
「うう…なにそのいじめをやめようみたいな言われ方…」
ガララララ…
うわぁ…小倉先公がきやがった
「オッス！ オラ小倉！ 今日もワクワクすっぞ！」
どこかできいた事あるぞそんなセリフ、ああ休日の朝やってるよなドラゴン○ール改
まあ適当にすごして、最近は佐藤を避けつつ鈴と学食を食べ鈴と図書室で本読んだり
してる、いやあもう図書室の雰囲気にはなれてしまった。
6時限目…
「モ前ら！ 今度の文化祭なにすっか決めるぞ！」
ああ、文化祭近いんだっけ、戦時下だってのになんかでかいことやれるのか？
「はいはいはい！」
「おう！ 中島さんなんかアイデア思いついたかい！？」
「いやうちの出し物はまだきめてないですけど
各クラスの超かわいい女子を一人出して学校一の激カワをかめる
「激カワガールズコンテスト」にあおいちゃんを出しましょうってことです！」
「はぁ！？」
まず問いたい、激カワガールズコンテストってなんだよ！
あとそんなのには絶対参加しないぞ！
まず俺見たってだれも喜ばないだろみんな否定してくれ！
「いいと思います！」
「俺あおいちゃんのスク水姿見たい！」
「いやあメイドさんでもいいだろ！」
「なにいってんだ幼稚園の制服だよ！」
「おまｗｗｗそれは最強すぎるｗｗｗ」
「ああランドセル背負わせたい！」
勝手に妄想すんなー！！！！！！！！！！！！！！！！
「そうかいそうかい！ 先生もあおいちゃんのかわいい所みたいデース
ではあおいちゃんよろしくー！！！！」
「はぁ！？ 嫌ですよ！！！」
「じゃないと…成績全部One！」
「ああ゛あ゛あ゛あ゛わかった、わかりました！やればいいんでしょ！！」
「okok！」
さ…最低だ…
「あおいちゃん…がんばってください」
「うん…あははは…」
鈴が慰めてくれる…
応援してくれる…
がんばるか…
特攻に比べたらまだ甘いよなうん
「デワ！ 出し物をキメテクダサーイ！」
「はいはいはい！」
また千穂かよ！
「コスプレ喫茶がいいです！」
男は全員賛成した、コスプレってあれだろ？
なんかいろいろ着るんだろ？ 俺も賛成したいところ…だが俺は今女だ！！！
賛成してたまるかコスプレしてたまるか！！！
とりあえずなんか思いつけ！
さっ
おっ？ 蘭が手をあげた、なんだ？
「コスプレ喫茶やるんでしたら看板娘はあおいちゃんと鈴ちゃんでいいですよね！」
なぜそうなる！！！！！！！！！！！！！！！
「わーいわーい！！」
全員で喜ぶな！！！ 鈴も困ってるだろ！！！
「いいですね！！ 二人ともよろしく頼んだよ！
コスプレ喫茶にしましょう！！」
いやああああああああ！！！！！！！！！！！！！
「鈴…がんばろうね…」
「はい…あおいちゃん…」
もうそれしかいえねーや アハハ
こうして文化祭当日がきた…
この日までに中国の助けをかりたにもかかわらず北朝鮮は降伏、
中国が一国で日米韓と戦うことになった。
皆様方のご感想お待ちしております。
