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13話「転校生は中学から編入してきた少女!仲良くしようねあおいちゃん!」

8月26日-神風高校-


「久しぶりーあおいちゃん」


「ああ! 蘭久しぶり!」


「あれ? 瑠璃日焼けした?」


「実家が海岸沿いだから暇つぶしに泳いでたらアハハ…」


「水着のラインと肌の色がクッキリしてたりして…」


「いうな! しばくぞ千穂!」


「きゃー瑠璃が怒ったお!」


「はらたつう!!!!」


「ドンマイ瑠璃!」


ガララララ!!


鉄だって宿題の内容でわかった小倉先公だ


「モ前らヒサシブーリブリ!!! 今日はモ前らに朗報だ!」

「モ前ら! 今日は転校生がくる! かわいい女の子だ!」


男子

「うはwwwktkrwwww」

「wktkしてきたおwwwww」


何語?


「oh! 入ってヨーシki!」


ガラララ


「ふぇ…え…えっと…」


大井川鈴(おおいがわりん)です…よろしくおねがいします…」


うわぁ…俺や千穂より背低い気がする。

なんかかわいいねぇ…ってそんなこと考えてる場合じゃない!


「実は鈴ちゃん13歳なんだけど頭特別いいから編入してきたんデース!」

「モ前ら仲良くしろよ!」


「はーい」


なんてこういう作品にありがちな…年下が編入っすか…


「okok! 鈴ちゃんはそこね!」


俺の後ろかよー!! 何故最後尾のはずの俺の後ろに机があるのか理由がわかった


ガタッ


鈴はおとなしい子らしい…よかった7人目の変人ではないらしい

ちなみに変人6人はあおいの中では蘭・千穂・瑠璃・佐藤・いおり・美緒姉さんだ

 

授業中も鈴は大人しい…はぁよかった後ろからなんかされるかと思ったぜ


そしてー!!!!!!!!!!!!!!!!


昼-

 

そういえば今日親が弁当作り忘れたんだっけな

畜生!しょうがねえ学食食うか!

 

「あれあおいちゃんお弁当は?」


「んぁ? 親が作り忘れたからねーよ、つーわけで学食食ってくるから!」


「気をつけてね、変態の佐藤裕也は毎日学食食べてるらしいから」


「げぇ!?」


まじですか…

ちょっと不安になってきたけれど食わないわけにもいかないしなぁ…


そしてー!!!!!


ガヤガヤ…


「うわぁこんどるなぁ…」

 

「ん?」



「おい裕也! 俺の買っといて」


「ああ俺のもな!」


「ついでに俺のもたのむ!」


「はぁ…」


ぶはwwwざまぁwwwあいつパシリにされてやんのww

この前脱がそうとしたバチだ



実はあおい、千穂の爺さんの家で風呂を佐藤に覗かれたことを知らない…


「ん?」


困っている周りより小さい女の子がいた


鈴だ…困っているらしい

もしかして周りがみんなでかいかつ沢山いるから怖いのかな?


いっとくが俺だって良心はある、たとえアメ公でも殺すのはちょっと気が引ける

まあ戦いだから死者がでてあたりまえだし殺さなければ殺される。

だが地獄には行きたくないしなあ敵を沢山撃墜し人名を多く奪った罪滅ぼしにはなるか?


いやちょっと軽いかもしれんがまあいい、善行でもしますか

 

「あれ? 鈴ちゃんじゃない?」


「!?」


「おどろくことないよぉ ほらぁ鈴ちゃんの前の席にいる人だよぉ」

 

なるべく優しく話しかけてみる


「あ、ああ、ごめんなさい…」


年上に対する態度はしっかりしてる…けどあんまり堅苦しいの好きじゃないんだよなぁ


「えと…怖いんです…みんな私より大きくて…私同じ歳の人よりも小さいんですけど

 それでもなんか同じ歳の人とは違った感じが…」


「それはそうだよ、皆高校生だもん、でもだいじょうぶだよ

 概ね皆やさしいから」


ああ、佐藤とかを覗いてはな!


「ほ…本当ですか?」


「もちろんだよ」

「そうだ、私おごってあげる」


「え? いいんですか?」


「いいのいいの! どーんときなさい!」


なにやってんだ俺?

とりあえず希望でもきくか

「なに食べたい?」


「えと…なんでもいいです」 


「そう? じゃあ私カレー食いたいけど一緒でいい?」


「いいですよ」


笑顔で鈴は答える。


途中裕也がきやがったけど近くにあった水を股間にかけてやってお漏らし小僧にしてやった。

学食の安くてでも味はそこそこ量はわりとおおいカレーを買った。


「えと…いただきます」


「いただきまーす」


その後お礼を言ってもらっただけでたいした会話はしなかった


そしてー!!!!!!!


飯を食い終わった後…


千穂は部活のミーティング

蘭も瑠璃もなんか用事あるらしく折れは一人ぷらぷらと歩くのであった


(暇だ…いざ一人になると暇だ!)


すごく…暇ァァァァァァァァァァァァアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

(そうだ! こういう時こそ図書室で大人しく本でも読んでよう!)


そーゆーわけで普段入らない図書室へ…

(なんじゃこりゃ…静かすぎて俺には居づらい…)

 

するとなんか苦労している鈴を見た


「う〜ん!」


(あいつまさか読みたい本があるのに届かないのか?)


(ん〜届くか自信ないけどとってやるか)


サッ…


うお…背伸びしたらギリギリ届いたぜ…高すぎなんだよ本棚


「はい」


「あ…ありがとうござます!」


とりあえず鈴と同じ本をとる…これなんだ?

読みやすいことは読みやすいけどあんまり難しくはないな…物語になっている


二人は向かい合って座る…だからなんだって話だがまあ暇つぶしにはなるだろ

それに現代の本に俺は興味がある


…ほお…いがいとおもしろい

読んでる途中こんなことをきいてみた

「鈴ちゃんって本好きなの?」


「え? は…はい!」


「へえ〜 どんな本が好き?」


「えと…現代文学とかです」


「現代文学?」


もしかして俺が今読んでるようなやつか? よくわからんけど

同意でもしとくか


「ああ、これのことだよね?」


「はい」


「おもしろいよね、私も好きだよ」


今始めて読んだけどな!!

 

「そうですよね…あんまり古いのは字が今と違ったりで難しいですし

 普通の本でもあんまり小難しいと理解に苦しみますし」


「あるある、私もそうだよあんまり古いと字が違って読みづらいよね」


いやそんな本しか読んだ事無いけど…時代が時代だけに


「あっ やっぱりわかります?」


「うんうん」


「はは、」


笑顔の鈴ははじめてみた…なんかかわいい…っておい!!!

俺はロリコンじゃないんだぞ!!

 

とりあえずよくはわからなかったが本の話でそらなりに盛り上がり

またクラスも一緒なのでなんだかんだで仲良くなったさ

 

そしてー!!!!!


教室-


「蘭〜? あおいちゃん鈴と仲よさそうにはなしてるぜー?」


「趣味があったのかしら? とにかくこれで心配はなさそうだね」

「あおいちゃんしっかりしてるもん」


「ってお前、鈴を人任せにする気だったんかい」


瑠璃はつっこむ


「いや そんな気はないけど…なんか話かけづらいのよ年下って」


「あるある、あたしもさぁ部活で後輩と話すのは苦手なんだよぉ!」


「アンタ後輩いないでしょ」


「中学の頃はいたもん!」



その頃あおい達は-


「へえ うちから50メートルくらいしか離れてないんだ」


「近いですね」


「今度遊びいっていい?」


実を言えば文化祭近きこの頃、蘭と瑠璃は委員会で忙しいわ

千穂は大会近いのか部活忙しいわで暇なんだ俺

 

「いいですよ」


「よし! じゃあ今日いい?」


「え? いいですよ、どうせ親いないですし」


「えっ? 親は?」


「父は出征中、母は私が幼い頃に他界してしまいました、今社会人の兄と

 高校生の姉と暮らしてます」


うわぁ…収入とか厳しそうだなぁ…

ってか出征ってどこいったんだよ親父ィ!

もしかして最近38度線付近にに北朝鮮と中国の軍隊が南下してきたから

自衛隊と米韓軍がいったってニュースでやってたような…

お父さんは自衛隊員かな?


まあ…どうせ自衛隊は後援しかできないから死ぬことはないと思うけど


「へえ…たいへんだね、生活とか厳しくない?」


「いえ、父の仕送り金もありますし兄の収入もありますし姉もバイトしてますし

 結構裕福ですよ」

「特にお父さん2等陸佐で大隊長やってますので結構収入ありますし」


2等陸佐は家にあったパソコンで調べた所軍隊でいう中佐に相当する値だ

威張れるほどでもないけど…まあ俺なんかに比べたら相当偉いけどな

ただでさえ給料高そうなのに兄は働いてるわ姉はバイトしてるわで…

家より裕福なんじゃね? よくわからんけど。


「そうなんだぁ…」


一応驚いとく 特にこいつ親父がすげえ…俺も将校とか仕官とかいうやつだけど

中尉だしなぁ…死んで二階級特進しても少佐だ、敵わねえ…

 

「わかった、今日遊びにいくね」


「うん」


そういうことになった


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