11話「夏の思いであおいちゃんその3!」
旅館--
「今日も泊まるのお姉ちゃん?」
「ああ、正直海にいるだけでつかれた」
「それにあおいたちも夏休みに思いでつくりたいでしょ」
「うん」
適当にそう答えとく
部屋は5人部屋、
だが俺と蘭と千穂と瑠璃といおりと姉さんと綾さんの7人が泊まるには狭すぎる…
ので4、3に分けた
俺の部屋には蘭と千穂と瑠璃…いつもどおりだな…
荷物を置いて一休みすると温泉まんじゅうをかじりながら千穂が話しかけてきた
「ねえあおい?」
「なぁに千穂?」
「さっきの男佐藤だよね?」
「ああ、あの変態かい」
「なんかあったのあおいちゃん?」
「いやぁ、蘭の言うとおりになったよ」
「やっぱり?」
「あいつ私の前で全裸になるわ服脱がそうとするわ…」
「それって普通に通報できるんじゃね?」
「そう? じゃあ瑠璃してよぉ」
「ええ? 被害者がしなさいよ」
「ですよねぇ」
「でも同じ高校の奴逮捕されると滅茶苦茶はずかしいよね」
「あるある」
一同がそう答えると蘭が余計な質問をしてきた
「ところで脱がされちゃった?」
「えっ? 間一髪で脱がされなかったよ」
「そう、よかったね」
「じゃあ私が脱がしちゃう?」
「えっ? やめてよぉ蘭」
「恥ずかしい」
「うぅ…」
「フフッ 大丈夫昨日もお風呂であおいちゃんの裸いっぱい見たから」
変態だ、でもなんでだろう…最近何故か嫌じゃない…本格的に俺がやばくなってきたのか?
「今日体洗ってあげるね」
「うん…蘭よろしくね…」
「素直でいい子 かわいい…」
「ありがと…」
ぎゅう…
あおいは蘭に抱きつく…
「なあ瑠璃?」
「なによ」
「なんであおいはあたしにはお姉さんっぽくするのに蘭には子供みたいに甘えるの?」
「つまり千穂は年下に見えるんじゃね?」
「ひでえ!」
「千穂ってなんだかんだいってかわいがりたくなるし」
「そう? じゃあかわいがってよ」
「あたしはそういう趣味ないから断る」
夕食-
姉さんと綾さんは酒を飲みまくる
「いえーい!!! おいあおい! いっぱい飲まないか!?」
「いやお姉ちゃん…私未成年なんで…」
「いいじゃないか!」
「ダメダメこの小説が検閲される時発行禁止処分食らうから!」
ってかそれ作中で言っていいの?
「ん? いおりよく食べるね」
「あおいお姉ちゃん、私まだおっきくなるもん」
「そうですかい ほどほどにね」
もうあおいはあきらめてた、デフォルトでこんな小柄だったらねぇ
--風呂--
「はぁ〜いあおいちゃんあらってあげるねえ」
「うん…」
約束どおりあおいの体を蘭が洗う…丁寧に
「ここもしっかりあらわないとね…」
「ちょっとぉ・・・ああ!!」
「あおいお姉ちゃん変態だね、ん美緒お姉ちゃんどうしたの?」
「畜生…なんで夏だってのに夫は単身赴任なのよ!!!」
「どんまいだよ美緒お姉ちゃん」
体のあらいっこが終わったのか二人は湯船につかる
あおいは千穂のとなりに行った
じぃぃぃ
千穂がこっちを眺める
「あおいちゃんってさ、毛の処理とかどうしてる?」
「おまっ唐突な質問だなぁ…別になんもしてないよ結構つるつるだし」
ってか俺元々男だし男って毛深いのが普通だと思ってたし
第一今の体がつるつるすぎんだよ髭とかすね毛ねえし腋毛? なにそれおいしいの?
「千穂はどうなの?」
「あたしか? んーなんもしてないよ」
「つるつるって感じしてるもね」
「そうよ、ある意味便利な気もしるけど」
「なんで?」
「手入れする必要ないし」
「そうか」
「ところであおい? 腋毛ある?」
また毛の話かい!!
「な…ないよ?」
「あたしもないわ、てかあおい生えてそうじゃないもん」
じゃあ聞くな…
「どうしたのぉ?」
いおりが嫌らしい目でこっちをみながら話かけてきた
「なんでもないよいおり!」
「お姉ちゃん達毛がどうしたの?」
「なんでもねえよ!」
「そうそう、いおりちゃんなんでもないから」
あおいはちょっと気になった いおりはどうなのかと
「なあいおり?」
「なに?」
「無駄毛処理とかどうしてる?」
「ん〜?」
そういやこいつのガード堅いな…
俺と風呂入った時も堅かった…怪しいけど詳しく書くとR18…
いやないしょの○ぼみレベルまでなら許されるはずだ!
「修学旅行前に一回剃ったかな? まだみんな生えてないと思って恥ずかしかったから」
ど…どこの毛をだぁぁぁ!?
いや…正確な名称は年齢制限でもしないと語れないしなうん
どこまでがセーフでどこまでがアウトか俺にはわからない…
まあ想像つくだろうん…とあおいは思った
「お姉ちゃんたちは? やっぱ薄いから恥ずかしい?」
「うっ!?」
二人で図星だ、そうなんだよ生えてるんだけど薄いんだよ…でも詳しく書かないぞ!!
はぁ…蘭とかはいいな普通で
っでどうでもいいやもう
そしてー!!!!!
いろいろあって部屋-
「いやぁ あおいちゃん感触よかった」
「蘭のへんたぁい!」
「へへっ」
「もう11時かぁ…寝ようかそろそろ」
「千穂、寝ろよ」
「ひでえ瑠璃、まだ修学旅行の時あたし起きてて怒られたの根にもってるかよ」
「あたりまえでしょつい最近だよ!?」
なにがあったんだかひこいつらには…
夜-
「ねえ? みんな知ってる?」
「どうしたの蘭?」
「この辺…でるらしいよ?」
「はあなにが」
「霊が」
へえそうなんだ まあ俺はそういうの否定派だから
適当に聞き流すか
「昔この近くに飛行場があったの…」
「飛行場?」
「うん、最初は嘘かと思ったけど私の曽爺さんから聞いたら本当にあったらしいの」
飛行場…たしかにこの辺に飛行場があった…
今から60年以上前に
「っでその飛行場から沢山の飛行機に乗って飛んでいった若者たちの霊が
この辺でるんだって」
「うそおおお怖いよ瑠璃ぃぃ!!!」
「ったく千穂ったらこーゆー話に弱いのよね…あたしもあんまり得意じゃないけど」
「その霊…おかあちゃんって叫んでくるらしいよ」
「…」
そういえば自分も死に際に両親を叫んだ
やっぱり特攻に借り出された若鷲の霊か
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翌日車で帰宅、姉さんがまたFD相手にぶっ飛ばした事は内緒だ
続く-
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