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「私と飼い猫の日曜日の攻防戦」

作者: ねこみみ頭巾

 私と飼い猫とのやり取り


多分 うちの猫はこんな事を言っているのだと思う・・・


そんな日常をコント風にまとめてみました。



 早朝・・・ここは寝室である


「ニャー」 飼い猫の声 飼い猫が寝室に入って来た。


私は 比較的眠りが浅いので 猫の声でも目が覚める


(目は覚めるが起きるとは言ってない)


ここからは飼い猫の言葉を翻訳しながら 勧めていく・・・



入って来て いきなりの「ニャー」は 「私が来た!」と思っていただきたい。


その次の「ニャー」は(起きろー)


「ニャー(もう 5時やぞ)」


「ニャー(日曜日だからといって 気を抜くんじゃにゃーぞ)」


ー 君は 毎日が日曜日だよね -


「ニャーニャー(夜の1時に ご飯もろて もう4時間も たつやないか)」


「ニャー(お腹空いたわー)」


「ニャー(いい加減起きんか)」


「ニャー ニャー ニャー (ご飯 ご飯 ご飯)」


ー 今日は人間の私にとっては大切な日曜日なのである・・・ 


  だから5時なんぞに起きたくはないのである ー


ー とりあえず 無視を続ける ー


「ニャー ニャー (起きんのか いい根性しとるな)」

 

ー 根性とかの問題ではなく ただ お布団から出たくないだけなの ー


「ヴッ(フンッ)」


ー なんだ その「フンッ」て ー


ー このあと飼い猫は 私の体によじ登って来る ー


「ニャー(これから実力を行使する)」


ー そう鳴くと 私の顔をペロペロ舐め始める -


皆さんも知っているとは思うが 猫の舌はザラザラしていて 


おろし金みたいになっている


しかも 同じ所を集中して舐め続けられると 


皮膚の皮が剥がれるのではないかと思うくらい 滅茶苦茶痛いのである


ー い 痛い 痛い! 分かった 分かったから もう止めて ー


ー 私が 悪ぅございました ごめんなさい ー


ー 今からごはんを給仕させていただきます ―


飼い猫の勝利である・・・・




さぁ 私は5時に起こされ 飼い猫はしっかり ご飯をゲット・・・・


外はまだ暗い・・・・ あーあ 今から何をしましょうか?


一度 目が覚めるとなかなか寝付けないから もうお布団へは戻れないな・・・


この話しのタイトルに「攻防戦」とは書いたものの 


いつも99% 飼い猫の勝ちなのである


あとの1%は 私が病気で寝込んだときくらい 


まぁ 素直に負けを認めたくないので 抗いたいと思い書いた次第である


横を見ると ご飯を食べ終わった飼い猫が 


満足げに毛づくろいを始めている・・・・


この飼い猫の姿は 癒されるのだけれど


いずれにせよ 飼い猫(猫様)にはかないません



おしまい


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― 新着の感想 ―
[良い点] 平和で良いですね!笑 いえ、大変なこともあるかと思いますが。 朝早いのは、まぁ困りものですけれども。 とても和みました。 [気になる点] どんな被毛の、なんの種類の猫ちゃんなのかなーと。 …
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