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君に見せたいもの

作者: Soraきた

寄り添うことがあたり前になってきて

少し残念に思うことは

君の表情が気になって

運転席からの君の横顔を

何度も見ていたことが

ずいぶんと減ったこと

君は気にしているのかな

あまり聞いたことがないから分からないね


今日もお疲れ様

月夜がまぶしく道路を照らし出す

街路灯とヘッドライトと月明かり

こんな夜は素敵だね

もう、時間を気にする二人でもないと思うけど

気になることもあるね



ふと気がつくと、君がおとなしいから

横を見てみると

いつのまにか眠っていた

今日は1日

調子の悪いナビの代わりに

慣れない道を

両手に地図を持ちながら

めざすべき場所を探してくれたね

ありがとう

そしてもう一度、ありがとう


この夜景も、とても素敵だけど

今度また見にこよう


月明かり、街路灯と

一番大事なのは、君の笑顔

僕は待ち望んでいる

そんな素敵な夜はないだろうから


どうか、君が今は起きませんように

君に

いま通り過ぎた

あの場所からの夜景を

見せてあげたいから


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