東 とう
今回は『東』について纏める。
『とう』の読みは、『人』の『と』と言う読みを伸ばして、『てにおは』が無い状態で使えるようにした物だった。
『とう』
東の島にすむものから、豆や稲をつたえてもらった。
こくしゅは、じょせいで、やま道を登り、冬になると、よめいりのために、おりてくる。
かれらは、ひを灯すことができるので、桶でみずをくみ湯にはいったり、刀や陶きをつくった。
ぶんめいの、きげんのちなので、われわれの頭のくにとして、桃げんきょう、などとよばれる。
あえて『とう』と読む物だけを漢字にした文章を書いたが、同音異義語から歴史が分かる。
さて、今回はこれで終わりでは無い。
『とう』をアルファベットで書いてみよう。
『tou』だが、昔は『u、v、w』は同一の文字だった。
『tow』になるな、支那人は一人称を『わ』から『を』に変えて取り違えが起きている。
『taw』ここまで変化させれば分かるな。
『桃』は『桃白白』ドラゴンボールのキャラクターにも居るように、『タオ』となった。
『道』は『とう』や『どう』と日本で呼ばれるが、『タオ』と呼ばれる。
『キョンシー』辺りに『タオ』が出て来るのは『道士』を『タオシー』と読むからだ。
『哲学』が支那では『道』である理由も『w』を『お』と読んだ事から。
ここら辺が『支那』の話だが、ここまででは終わらない。
『taw』に変化している事が分かれば、『フェニキア文字』や『ギリシャ文字』の『T』が『タウ』と読まれている理由がこの辺りにある事が分かる。
更に、『塔』が『タワー』と読まれるのは『tower』日本語の『とう』がそのまま語源になっているからだ。
支那では『塔』を『ター』と読むが、塔『とう』の『う』が伸ばす文字だった、と言う事を知っている地域が有ったからだ。
そして、『ター』をアルファベット表記にすると『tar』となる。
『塔』の意味を持つ外国語を見てみよう。
ドイツ語 turm
フランス語 tour
イタリア語 torre
スペイン語 torre
ラテン語 turris
オランダ語 toren
『r』を伸ばす文字ではなく、子音の『ら』行として使っている文化圏が西に広がっている事が分かる。
『あ』と『お』の入れ替え。
伸ばすと『ー』か『う』になる事。
『う』の表記が子音で『w』になる事。
『を』が『お』になる事。
この辺りを踏まえて比較言語学を使うと、『インドヨーロッパ祖語』ってオカシイよねと言う事が分かる。




