柱 皿
今回は柱の話。
『柱』とは神の単位として用いられる。
この言葉はかなり意外な外国語の語源となっている。
それが『バザー』だ。
『原型が残ってない』と言う声が聞こえて来そうだ。
また、『バザー』は『バザール』が語源で、『ハザール』からだなんて事も言いそうな者も居る。
が、簡単に納得できる言葉がある。
『オン・キリ・キリ・バザラ・ウン・ハッタ』
それなりの人数が聞いた事があると思うが、仏教用語の『真言』に分類される言葉だ。
他にも『ヴァジュラ・オン! ヴァジュラ・オン!ヴァジュラ・オン!』なんて聞いた事がある人も居ると思う。
これは影山ヒロノブの歌なわけだが、『バザラウン』『ヴァジュラオン』並べれば同一だと言う事が分かるだろう。『ゴットイーター』と言うゲームの猫を思い浮かべる者も居るかな?
『金剛』とも訳され『金剛力士像』『阿吽』の二体の像と言えば修学旅行で見たと言う人も多いと思う。
インド周辺でも三つの言葉に別れるが『バサラ』『バザラ』『バジュラ』の三つが柱が語源の言葉になる。
日本から直接言葉が伝わったと言うより、インドで原義が残っていた頃に中東の沿岸部に『バザール』と言う『市場』の意味として伝わったようだ。
『バサラ』になってから、日本に外来語として戻って来た事もあるようで『バサラ』と言うのは南北朝時代に流行した言葉だ。
公家を尊重しないと言う意味で『傾奇者』や『うつけ』辺りと同義の言葉として使われたそうだ。
因みに『戦国BASARA』と言うゲームがあるが、『戦国無双』は分かるけど『BASARA』って何ぞ?と思った人は多いだろう、調べずに『作成者の頭の螺子飛んだのか?』『外国かぶれか?』等と思った人も多いと思う。
因みにインドラの武器とされ、頭のイカレタ玩具を持ってる絵が描かれている。
『天空戦記シュラト』や『アクトレーザー』のボス辺りの手に持っている物を見るとどんなイメージか分かり易い。こんなん武器になるかボケと言いたい。『柱』を持たせてみたのか??
この『バサラ』と言う言葉だが、『阿修羅』や『アシラート』等の語源にもなっているようだ。
そして、『ア』が不定冠詞の様な扱いを受けて『皿』になる。
『沙羅』と言うのは『スラ』と同一語で、『生』や『神』を意味する言葉だ。
神の性別はインドではどちらだったか。
当然、日本から文明が流れた結果、女だった。
証拠としては民族衣装の名前が『サリー』である事があげられる。
『魔法使いサリー』お前も社会風刺なの?と言う話が出て来る。
因みに人名の方も『サラ』『セーラ』が男性名に使われる事は殆どない。
『セイラ・マス』『小公女セーラ』これも風刺かよ……
更に、旧約聖書で『ロト』の妻は『サラ』と言う名前だとされる。
当然『セーラー服』を女性の服にしたのも風刺の一部だ。
そして『サラ』は中東に渡るわけだが、『sal』は『ソロモン』と『ソール』『ソレイユ』等と変わって行く。
ローマ神話では『ソール』は習合の結果、男だか女だか分からない状態にされている。
しかし、北欧神話では明確に女神だ。これは、歴史捏造される前の神話で中東から北欧に伝わった、あるいはそれを知っている人が中東から逃げた結果だろう。
つまり塩の語源って、ソロモンじゃ無く『沙羅』で『沙羅双樹』と同じでインド系だと言う話。
当然『塩』以外にも『売る』を意味する『sale』についてもインド系が使った『女神』と言う言葉がそのまま使われた物と思われる。
さて、『塩』に『皿』が書かれてるのに気が付くだろうか?
漢字に『皿』が付く面白い漢字がある、『次』の『皿』つまり、『盗む』となる、これも明確な風刺の一種だろう。
追記
インド語の沙羅からソルが生まれたと言う話は納得していると思う。
で、これがソロモンの名前になっている事も分かると思う。
男神に捏造された『ソル』に関して幾つか面白い事実が分かったので追記。
アッカドの王『サルゴン』この猿もインド語が語源。
イスラム教国の君主が『スルタン』あるいは『サルタン』と呼ばれる、これも猿タンで申タン。
タンは『徒安』辺りから来ていると思われる。
イスラム王家の類に対してこれらを断言できる決定的な証拠がある。
それが兜だ。
ミトラ教のドングリ帽子みたいな形の兜あるいは王冠を被っているんだが、額の所から縦に棒がニョキっと生えてて、丁度額の所に太陽に模した球体が……
沙羅タン中東で性転換しとる……
追記2
『sale』それは売る事、『sail』それは帆、『競る』それは競売。
同音異義語と日本に戻ってきた時に残った言葉。




