もう一つの日
今回は『日』について分かった別の側面を記す。
『日』の読みは当然日本では『ヒ』だ。
だが、支那では『日本』を『リーベン』と発音する。
つまり、『日』の別読みに『リー』あるいは『リ』が存在する。
『リ』についての話ではあるが、『ラリルレロ』は全部『日』の事を表す様だ。
『雛』と『品』が同根語であると言う話はしたと思うが『リ』にも同じ話が当てはまる。
『リン』と言うのは本来『日那』とするのが正しい。
つまり、『輪』の音読みが『リン』である理由はここからだ。
なお、支那では『人』の読みも『リン』である。
『鱗』『燐』『厘』『林』『臨』『麟』『隣』『鈴』辺りの音読みも同じ所から来たと言うのは予想が付くだろう、単純に漢字が出来る以前から同じ音が特定の民族を呼ぶ呼称だった事に由来する。
英単語では『line』が同根語だ、『marine』なんかもここから来ている。
『雛』と『人』が同じ意味の『ヒ』から作られたように、『リン』にも『リト』あるいは『リツ』等の関連語が有る。
『write』『light』『right』等は『ri』を『ライ』と読み替えた物だ。
『lighter』『writer』も同一の言葉から作られている。
『紙』を作ったの文字を『書いた』のも、火を『灯した』のも『日徒』であると言うのが、この言葉から歴史的な事実だ。
次は『リー』について、『re』の『E』を『イー』と読むだけ。
『那』の方では『ゴブリン』のメスを『ゴブリーナ』等と言う、他には『ジャクリーン』『カタリーナ』『アイリーン』『エレナ』『レナ』等の名前に散見される。
『徒』の方では『lead』『read』『reed』『leader』辺りの単語がそうだ。
『書く』と『読む』が同一の単語から出来ている事や、『リーダー』が出て来る事からも同一の起源が有る事が窺える。
『red』なんかも『リーダー』の色と言う感じだが、ゴレンジャーを考えた人もダジャレ好きなのか事実に気付いていたのか気になる所だ。
これが、元ネタになって聖書の『ロト』が作られた。
『load』『road』『lord』等も、『君主』や『道』から連想されるのは『E』と『O』を入れ替えて他の単語を創造した事。
『rod』が杖であるのも同じ変化。
人名だと『シャルロット』なんてのが同じ物、『エシャロット』は日本でも良く聞くがこれはフランス語で英語系が『シャロット』綴り的には『シャルロット』ネギ亜科のネギ属だそうだ。
漏斗や宝くじのロト、他には外国人の性にいくらか残っている。
『日徒』が『ロト』なら『日那』はどうなるか、『ロン』支那では『龍』の事だ。
『rondo』を『輪舞曲』と書くが、『日那徒』でロンドだったようだ。
『Rome』や『London』の『ロ』もおそらく『日』を意味する物だろう。
ここまでで『リ』『リー』『レ』『ロ』が出てきた、残りは『ラ』と『ル』だ。
これは『日』の意味で追って行くと、エジプトの太陽神『ラー』とケルト神話の光の神『ルー』が出て来る。
『ラー』の方からは、『乱』『卵』『嵐』が同一の物からの変化だと言う事が分かる。『卵』と『卯』の類似性も歴史的な物からだ。
『land』『rand』『round』辺りも『日那徒』が元々の意味だと思われる。
問題は『ルー』の方で『lux』なんかはここからの関連語だが、『ルナ』もかなり臭い。
フィクションで良く使われる『ルーン文字』、ゴート語の『秘密』『runa』、月の女神『Luna』、ラテン語、スペイン語、イタリア語の蛙『rana』など。
『rat』『rabbit』『リリス』なんかも関連語だろうし、単純に『栗鼠』もかなり胡散臭い成り立ちだろう。
輪の読みに『ワ』と『リン』が有る理由が分かったって事で書き始めてみたが、他にも色々考えさせられる。
『リ』の漢字に『李』『離』『狸』『裏』等からタヌキの暗号の『タ』が『徒』の事ではないかとか、『裏』は中東の『ウル』と関係が有るのか?とか、『李』は木の子、姫の子って支那の移民が子供認定してた国なのか?とか。
サラリーマンのサラリーが、ソルって名前の太陽神になってるけど本当はリーの方に日の意味が有ったんじゃないか?とか。
『鱗』と『ウルク』の読みが近すぎる、『古女』が漢字に入っているし『夕』と『ヰ』には本当はどんな意味があるのかとか。




