トートとクク
今回はトートとククについて。
日本語の父親と母親を時代劇などで『ととさま』『かかさま』と呼びます。
これがエジプトの神になっていると言う話はしたと思うのですが、これの語源や関連語を発見したので書いておきます。
発音が似ている物に、『ツーカー』と言うのが有ります。
『つうと言えばかあ』と言う奴ですね、まぁ、『トート』と『クク』なんて言っているので予想が付く方も居るかと思いますが。
『番い』が語源になるようです。
雄と雌を一緒に飼う事を『番』で飼う等と言います。
他には『蝶番』等とも言います。
ちなみに『番い』と言う言葉の語源を辿ると、弓矢に行きつきます。
矢を『番える』、弓と矢を『継ぎ合せる』となります。
『継ぎ合せる』から『番う』になり『使う』と変化し、『仕える』『支える』『遣える』等の語源となりました。
なお、外国語を経由したとは思いますが『都合』なんていうのもこれの関連語です。
そして現代語でも良く使われる言葉として、『番い』が残っているようです。
どう考えても不思議な言葉が有ります。
『付き合う』ようするに男女交際ですが、エジプトと繋がるのかよと思わず突っ込みが入ります。
他にも、『番い』の関連語としては、母音を変えれば面白い物も出てきます、『誓い』意味も近いのでこれも関連語でしょう。
蛇足
tとkが繋がって使われ、母音が変った物、濁音になった物を他にも考える必要が有りそうです。
『作る』『漬ける』『付く』『尽くす』『尽きる』『手繰る』『契る』『千切る』『梃子』『得』『解く』『徳』『時』『溶ける』『床』『近寄る』




