一つ目
今回は一つ目について纏める。
前回のファラオの話から続く事だ。
エジプトはウルの人間に女神を殺され、喪に服した日本人との交易が断たれた。
この事を『片目を失った』と言う表現でエジプト神話では残されていた。
ファラオの次に注目すべきは、北欧神話の主神オーディンだ。
女神の泉から知識を得た時に、代償として片目になる。
ユグドラシルは九つの世界で、エジプトのエネアドは九人の神。
ヘイムダルの角笛・ギャラルホルンは、ガルーダや迦楼羅とあまりに酷似している。
勿論名前があまりにも違うので、日本人でもエジプト人でも無い者が作ったのだろうが。
セフィロトの木が七から変化して行ったのも、この辺り、ラテン語の成立後に作られた話か。
ユグドラシルの『Ygg』が『igg』を通してから『egg』に変化。
ホルスとホーンが混ざってホルンとフォンの語源になってるようだ気持ち悪い。
『スラブ』の『ホルス』と『ユグ』の川はエジプト系日本人だからで、北欧神話はエジプトの内乱後の混乱期の話が幾つも混ざった物と言った所か。
更に、これがギリシャ神話に取り入れられ、一つ目巨人『サイクロプス』の誕生に繋がる。
日本では『天目一箇神』『天津麻羅』『ダイダラボッチ』『一つ目小僧』『伊達政宗』など。
右目と左目でどちらが女でどちらが男か、向かって左か普通に左なのか。
結婚式で右になるのは新郎と新婦のどちらなのか。
ひな人形の左右の位置が京都と関東では真逆になっている。
居合をする時に左に守るべき人が居た場合、切り殺してしまうのだが。
恐らく京都雛が正解で、上手の左上が『ひな』、右側が『内裏』。
更に『左大臣』は上の者が命令する時に呼んだ呼び名なので、右下に老人、左下に若者。
『左大臣』年上の顔を赤くした人形が大量に出回っているが、これは歌の通りに『右大臣』若者の顔を赤くするのが正解だと思われる。
故に『伊達政宗』は左目のみの『独眼』で『月』の兜をしているが、必ずしも異教徒であるとは言えない。
『目の神話』自体が、漢字を見たエジプト人が起源の妄想の類だろう、九州王朝説が出来るのも当然の流れか。
蛇足
関東雛に関しては大正天皇が西洋に合わせたと言う話が残っているようだ。
『攵』『ぼくにょう』が女に見える、また何かしら意味が有りそうな……




