天使の語源
今回は天使、『エンジェル』の語源についての話。
『アーク』の話で、『アルカンシェル』が『アークエンジェル』だろうと言うのに触れた。
『エンジェル』の『エン』が元々は『アン』だった確率が非常に高いと言う話もした。
で、もう一つ同じ語源だと思われる物がバビロニアに有る。
『アンシャル』と言うそれなりに時代が流れた時の神だそうだが。
これは『ans』にウルク・あるいはウルと言うシュメールの王朝の名前を足した物だと思われる。
『ans+ulu』に前後の発音の区別を付ける為『h』を中間に挟む。
『anshulu』で、これをヘボン式の読み方にすると、『アンシュル』になり、『アルティメット』と『ウルティマ』の事から、『アンシャル』になった事が推測できる。
この状態から『アン』が神である事から『シュル』『シャル』『シェル』が別の意味だろうと言う推測で言葉が出来たのがフランス語になり『シエル』となる。
エジプトの方は日本の影響で『植える』と単語と混同されているようだ。
『ロミオとジュリエット』が『ローマ男と宝石女神』、『樹植える』が『ジュエル』など。
『アンシャル』と言う言葉が出来た辺りで日本に与えた影響もそれなりにある。
『○○する』と言う形の動詞はここから来た物だと推測できるし、『案ずる』等はそのままの発音に意味が付いた物だろう。
敬語で『おっしゃる』とか、語尾の『おじゃる』なんてのも、ここら辺からの転用だ。
『アンシャル』とアッシリアの『アッシュール』の関係を見ると『おっしゃる』の『っ』についても説明が付く。
『仰る』と『卵』、干支の国のヒントの一つかな。