八
今回は『八』に付いて纏める。
『八』は『八女人』から『山人』『大和』と変化して行った。
『八乙女』や『八乙女舞』、『三皇五帝』の合計の数、『女形』が『男八女』と言うのにも触れて来た。
『アリとキリギリス』に付いて『蟻』が『アント』であり、『アン』+『人』で、『蜂』が『はち』と発音するのは蟻と同じで『女王』を持つ昆虫だから。
『アン』の女性系は『アナ』だと言う話をしていると思うが、『穴』は『八』の家と言う意味で女神崇拝を表している。
ここからが前回の話との繋がり。
『スケイル』に『頭』と言う意味が有ると言う話をした。
『鉢巻』『鉢金』は頭に巻く物だ。
つまり『八』には『お頭』や『頭領』と言う意味が存在する。
で、『すてっぱち』『捨て鉢』の意味になるんだが、『頭を捨てる』から自暴自棄と言う意味になった。
因みに、『鉢』を仏教徒が物乞いに使った皿の類だと言う話が出回っているが。
そんな物に布を巻くわけが無いし、鉢巻自体の出自をたどると『アメノウズメ』が頭に草を巻いていたなんて馬鹿話も出て来る。
『天のUS女』でアース神族の話だろうか。
仏教徒は『八』とは全く関係が無いし。
『アメノウズメ』は『姉龍』、『ニードル』から『ニード』と言う単語が生まれたって程度の話だ。
『蜂』に付いても触れる事が出来た。
『須佐之男命』が母親に会いたいと言って癇癪を起こし暴れまわったと言う話がある。
この話はギリシャの『ゼウス』つまり『アレクサンダー』の事なのだが、これを題材にしたものが有る。
『ミツバチはっち』
まぁ、『母を訪ねて三千里』なんてのも『三千世界』が『三つ』『ミドル』『光』なのと関係したタイトルではあるが、同じ話だ。
『蜂蜜酒』の事は『ミード』と言うが、この繋がりは余談程度か。
『八』『頭』『母』の関係が示せたところで『八』の話を終わる。
余談で外国語の『八』
『hatch』
卵を孵す
企む、目論む、密かに計画を立てる
船、飛行機等の昇降口や扉(門、熾す、興すとの共通点)
アルファベットの八文字目は『h』
ハンは八安からも引っ張られている可能性が高い。




