金星
さて、前回は賢者の石と錬金術に付いて触れた。
なのでそれと関係性を持つ話が出来る。
まず、中東のバビロニアの女神『イシュタル』は、金星の神だ。
同じくシュメールの下流の方の女神『イナンナ』と同一視はされているが。
これらが指すのは、金メッキの技術の出所がこの女神であると言う事だ。
そしてこの金星の神が、西洋の神話にもみられる。
一人目が『フレイア』である。北欧神話にはフレイアが金星の神等と言う言葉は出て来ないと思うが。
金曜日・『Friday』はフレイアの曜日である。
そしてフレイアはヴァン神族・倭+アンであり、ニョルズ・万・よろずの娘である。
次はギリシャ神話から『アフロディーテ』だ。
クロノス・サタン事・サテトがウラノスの一物を鎌で切り落としたら生まれた神で、女神崇拝への変化、農業を象徴する。
このアフロディーテ、名前の由来は『アプスー』である。
シュメール語で淡水を意味すると言われる言葉だ。
正確には、『アプスー』+『デルタ・メディア』+『etの変化した形のith』と言った所だ。
この『アフロディーテ』は別名『泡の女神』と呼ばれる。
『泡』を使う西洋の物語が有るのに気が付くだろうか?『人魚姫』だ。
『人魚』『マーメイド』『mermaid』、メイドは当然メディア王国由来で『処女』の意味だ。
そしてシュメールは、海や海の傍なんて意味の単語の『マリン』と言う単語になっている。
ラテン語では『mare』が海だそうだ。
最後に『ヴィーナス』だ。
ローマ神話の神だが、ラテン語にはV・U・WのうちVしか存在しなかった。
そしてVはウーと読まれていたため、『ウェヌス』の方がより近い発音だ。
ラテン語の金曜日は『dies Veneris』と言う、isの部分はエジプトの女神のetから来た部分で『vener』の方に意味があるのが分かる。
そして、イタリア語の『Venerdì』ヴェネルディや、フランス語の『vendredi』ヴァンドゥルディをみると、元々は北欧神話のヴェルダンディである事が分かる。
そしてここから中東や日本に繋がる。
フレイアに関係する名前でこんな物がある『Flavia』西ローマ帝国の副帝やマクシミリアンの義理の娘の名前だ。
そしてラテン語には『flavo』等、黄色の意味がある。
『flavedo』は『オレンジ』等、柑橘系の皮に対して使われる。
コンスタンティヌス1世や聖ヘレナとの関係を見てみると『フレイアがキリスト教徒に殺された』と表現できる関係性が分かる。
金星関連は大体こんな物だろうか。
コードギアスそれなりに面白かったな。




