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東京シアター、おっさんと僕と時々どぉぉん。

作者: エディ・とんかつ・ソースケ

どおおん、爆音が劇場内に響く、山場だ。正直音がでかすぎる、僕は思う、0.5秒後どおおん、席に衝撃が伝わる、はあ?うしろはおっさんである、態度が悪い、悪すぎる。音が響くたびにおっさんは僕の席を蹴る、いや本人に言わせればちょい当たった。であろう、やられるだけというわけにはいかない、すかさず高校時代パワーリフティング部で鍛え上げた背中を用いて席に衝撃を与える、どおおおん、、、周囲の視線が集まる。皆、マナー違反者は出ていけという顔をしている、なんでやねん、ア、僕は悟った。自分はマヌケだった。おっさんは映画に合わせてケリを入れる、しかし僕は唐突に背中をどおおおん、悪いのはどうかんがえてもおっさんである、しかしおっさんの興奮が一線を超えたこの行為を知らない者からすれば僕だけが悪者である。なんてこった、ぼくはたまらず席を立ち劇場を後にした。

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