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魔女の愛弟子  作者: 井川林檎
第一部 白雪姫
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白雪幻想

不毛の土地に囲まれた閉ざされた村で、美しい姉の魂がペルに依頼を訴えた。

その7 白雪幻想


 荒野に囲まれた辺鄙な村は、高い塀に囲まれていた。

 荒野の気性の荒い獣たちを防ぐための砦である。門は夕刻になると固く閉ざされ、翌朝日が昇るまで、完全に出入りができなくなる。

 村の外に出たならば、定時までに戻らなければならない。

 そうでなくては、命を落とす。

 いかなる例外も認めることはできない。その規則は、領主が決めた。代々受け継がれる村のさだめである。

 だから塀の外を探せば、黄ばんだ骨がコヨーテに掘り起こされて、土から顔を出しているだろう。

 何人もの命知らずの犠牲を出した後、さだめは村人の意識深くに刻み込まれ、やがて誰も、夕刻近くに塀の外に出ようと考えなくなった。それどころか、この村から外に出ようなどと思うことすら危険視されるようになった。

 三日に一度しか便のない、貴重な汽車は、その忌まわしい日暮れ時まで小一時間ほどしかない時刻に停車する。村の駅はさびれており、木造の屋根はところどころ剥がれ、雨雪で腐りかけていた。

 無人の駅に降り立つわたしたちは、ほんの数秒の停車の後、急ぎ足で行ってしまった汽車を見送る。

 もやがかった寒々しい空の下、汽笛の音が長く聞かれた。


 村に入る前から、しつこく繰り返される調べがあった。

 ハープである。

 それはとても無邪気で、夏の小川を裸足で走り回るような眩しい調べだ。

 実際、わたしは耳に取りついて離れない音楽を聴いているうちに、白いすねが光る水を跳ね飛ばす景色を見た。けらけらと笑い声があがるのも聞いた。

 とんと、馴染みのない風景のはずだ。

 にも関らず、その映像と調べを断ち切ることができない。

 「依頼」ではない。

 でも、わたしに訴えかけてきている。

 わたしに。

 (なぜ、なにを)

 繰り返し、華やかな笑い声をあげて眩しい夏の風景を見せつけるそれに、わたしは逆に問いかける。

 (おまえは、なに)

 

 晩秋の農村は荒涼としており、そろそろ土が凍てつこうとしていた。

 夕刻もまじかであり、空は薄暗い。

 雨が降ってきそうな気配もあった。

 ゴルデンはわたしを振り向くと、村の中心部にある、ほんの小さな繁華街を指さした。

 ぽつぽつと、さみしげな明かりがいくつか灯りはじめている。

 「宿があるかどうか分からんが、まさか俺たちを塀の外に追い出すわけにもいくまい」

 ゴルデンはそばかすの浮いた鼻にしわを寄せながら、なにもない石ころだらけの道を見渡した。

 街灯すらない道は、日が暮れると同時にたちまち闇に包まれる。

 遠くからコヨーテが鳴く声が聞こえた。

 「見ろ」

 と、ゴルデンは白手袋の指で、痩せた畑の続く遥か先を示す。

 濃い灰色の陰になって、建物の様子はわからないが、尖った屋根の頂点に十字架が見えていた。

 そして、その周囲は靄のようなものに包まれ、靄の内側には、時折、暗黒の影のようなものが見え隠れした。未だこの世と断ち切られないままさまよい続ける、哀れな魂どもが漂っているらしい。

 「墓地だ」

 ゴルデンが言った時、ぽつぽつと雨が降り出した。


 この惨めな寒村の晩秋の夕暮れに、華やかな夏の笑い声が漂っている。

 光を反射する小川の水面と白いすね。くるくると揺れる、淡い黄色のスカートも。

 まるで、そぐわないのに。

 ……。


 「どうした」

 食えよ、とゴルデンが料理の乗った皿を寄せた。

 裸の照明がむき出しの梁から吊るされた、粗末な料理屋だった。

 それでも村人たちが何人か集い、酒を飲んでいる。

 陰気な顔の中年女が給仕をし、奥ではその夫が料理を作っているらしい。

 「聞こえないのか」

 と、わたしが問うと、ゴルデンは奇妙な顔をした。

 「おまえ、ついに壊れたか」

 と、ゴルデンはウイスキーを舐めながら紫の目を細めてわたしを眺めた。本気でそう思っているらしい。

 (ゴルデンには聞こえていない)

 わたしは料理に手を付けながら、しきりに訴えかけてくるその調べに、注意深く耳を傾けた。

 

 奇妙だ。

 懐かしい。


 その、意味不明な音色と風景を締め出すことができないのは、わたしの中に、それを引き寄せるものがあるからだ。

 全く馴染みのない風景のはずなのに、懐かしいと感じる。

 

 魔女の愛弟子に、ではない。

 わたしに対して、訴えている。

 というより、かつて人間だったころの、わたし。

 やせっぽちの、陰気な顔をして、いつも黙りこくっている少女に向けて、笑いかけている。

 

 そんな人物を、わたしは一人しか、知らない。


 「白雪――」


 ぽつんと呟くと、ゴルデンがグラスを置いた。

 ぎゅっと紫の目でわたしを睨み、何かを見据えるようにした。そして、ああ、なるほど、と軽く頷く。僅かに口元が緩んでいた。

 「悪いものではあるまい」

 

 料理を口に運んでいる間も、夏の眩しい映像は次々に目の前を通り過ぎ、やがて風景は小川の周辺の鮮やかな草花や蝶、どこまでも澄み渡った青い空、直線的な光を落とす太陽などに変わった。華やかな笑い声は相変わらず続いており、今にも語り掛けてきそうだった。

 

 「封印されてから、こういったものをブロックすることが上手くいかない。なんでもかんでも、引き寄せてしまう」

 わたしが文句を言うと、ゴルデンは肩を竦めた。

 しばらく無言で食事が続いたが、あまりにも「笑い声」がしつこく続くせいで、ゴルデンは眉をしかめ始めた。


 子供。

 少女か。なんでも楽しくて仕方のない年頃だ。


 「おまえ、思い当たる節があるな」

 と、言われて、わたしは頷いた。

 「姉だ」

 と答えると、ゴルデンは、はあん、と呆れたように眉を八の字にした。

 「ぜんっぜん、似てないな」

ゴルデンに姉の姿が見えるとは思えない。感じ取れる雰囲気のことを言っているのだ。

 「綺麗なひとだった」

 答えてから、過去形で彼女のことを語っている自分に気づく。

 

 わたしにとっては過去の人だからか。

 いや、そうではなく、姉はたぶん、もう、既に――。


 (笑って)

 (ねえ、笑ってよ、……)


 フォークが手から滑り落ちた。

 既に忘れ去っている、わたしが人間だったころの名前を、彼女は呼び続けている。

 (笑わなきゃ、……、あなた可愛いのよ)

 (ねえ、……)

 (わたしの大事な、可愛い、妹――)


 頭痛を感じ始めたわたしを見て、ゴルデンが言った。

 「前言撤回だ」

 ちょっと問題あるぞおまえの姉。

 立ち上がりながらゴルデンもまた、こめかみに手をやる。

 ハープの音色にやられたのは、わたしだけではないらしい。あまりにも無邪気な気配は、あらゆる事情を無視して、きらきらと妖精の粉のようなものを振りまきながら、わたしと、おまけに気配に気づいたゴルデンにまで、まとわりつきだしたのだった。

 

 料理屋の二階が宿になっていた。

 滅多に客の来ない部屋は、我々が泊まると決まった時に、大慌てで掃除をされたらしく、細かいところには埃が詰まっていた。こびりついている黴や染みはどうにもならないままだ。

 天井の雨漏りの浸みや、壁紙のほころび、部屋にこもる黴臭さ。薄暗く、しょっちゅう点滅する照明。

 それらを見回してゴルデンは苦い顔をしたが、すぐに別の苦痛に顔をしかめた。

 調べが声高になってきたのである。土砂降りの雨が強風にあおられて窓ガラスに当たる度に、まるでそれが面白いことであるかのように、ハープは楽し気に歌った。

 「なんとかしろ、おい」

 ゴルデンが言った。

 「封印を解きワンズを寄越せ」

 と、わたしは手を差し出したが、無視された。

 ゴルデンは自分の金のワンズを取り出すと、うるさく点滅する照明の、闇と光の空間に大きく魔法陣を描いた。

 ゴルデンが何をしたのか、とっさに理解したわたしは息を飲み、思わず一歩、あとずさる。


 部屋は一瞬、紫の光に包まれた。

 その光は強く凝縮してゆき、やがて部屋の中央に、人型を包むようにして揺らめいた。

 徐々に薄れてゆく紫の靄のなかから現れたのは、美しい子供である。


 13歳のままの姿の、わたしの、姉。

 白雪――。


 「言いたいことを言うといい」

 ゴルデンは、できるだけ優しい声色を作って言った。

 白雪は夏のドレスを纏っており、素足だった。

 彼女が部屋に持ち込んだ、喜びと軽やかさに溢れた空気は初夏の輝きだ。青い空と小川のきらめき、鳥の歌声や鮮やかな草花が、そのまま彼女の力になっていた。

 

 ふふっ。


 のどもとをくすぐらるような感じがした。そういう笑い方だった。

 幼い姿のままの姉は、踊るような足取りでわたしの側に来ると、無垢な笑顔で片手を差し出した。

 そこには、季節外れの林檎が乗っている。


 真っ赤な、林檎が。

 さあどうぞ、取って食べて。あなたのために用意したのよ。

 そう言いたげな笑顔で、姉は、わたしに林檎を取るよう促している。

 思わず、言われた通りにしたくなるような無邪気な笑顔だ。

 だが、わたしの深い部分――紫水晶にがっちりと固められた黒曜石――が、微かだが聞き逃せない警鐘を鳴らしている。


 取るな。決して。


 ゴルデンは冷めた目でわたしたちを眺めていた。腕を組んで、高見の見物といった様子だ。

 わたしは、もう一度注意深く、それも渾身の注意力を込めて、姉の差し出す林檎と、姉の様子を観察した。

 よく熟れて甘そうな林檎だが、裏側の半分は色が悪く、青い部分があるようだ。

 さらに注意を込めると、林檎は半分に割れていた。赤い林檎と、質の悪い林檎の半分ずつを、ひとつの林檎に見せるよう、くっつけてあるのだった。

 

 いやね。毒なんか、入っていないわよ。


 姉は林檎を、ぱっと二つに分けた。

 質の悪そうな部分を自分の手元に残し、もう片方の手で赤い半分をわたしに差し出している。

 はやく取って、ねえ。

 細い白い腕が揺れている。わたしを促している。せかしている。

 ……せかしている。


 気が付くと、きらきらと光を反射するようなハープの調べはなりを潜めていた。


 「おかしいわよ」

 

 ひどく低い声だった。

 ぴいん、と、幻の楽器の弦が切れた。

 その声を、目の前の姉が発したのだとは、にわかには信じられなかった。

 無垢な笑顔を浮かべていたはずの姉は、口角を下げ、目に暗い光を宿し、しだいにうなだれていった。

 ぴいん、びん、ぴん。

 弦は次々に切れてゆく。

 はだしの足は少しずつ汚れて行き(……いや)、ところどころ、細かな擦過傷が浮き出した(……やめて)。

 ビリビリッ、と、残酷な音を立ててドレスの裾が裂かれる(やだ、やあっ、やめ……)。

 シュッと何かが鋭く走る音がして、姉の美しい頬に一筋、切れ目が走った。

 

 「おかしいでしょう、こんなの」


 姉の手から林檎が消える。

 まるで違う形相になり、姉はわたしを見た。

 どす黒い怨念が燃えたつ瞳で、姉は指先を鍵状に曲げ、わたしに近寄った。

 

 ビリビリッ、ビリリ――。

 そうしている間にもドレスの裂け方は、いっそう過激に残酷になってゆき、やがて姉は半裸になった。体に布きれをところどころ纏わりつかせている。身体のあちこちにあざが浮き出し、ところどころに擦過傷が出来た。

 唇は噛みしめられ、そこから血が流れ落ちる。やがて姉の白いすねを伝い、濃い赤が幾筋も流れ落ちた。

 

 耳を突き破る悲鳴が響き渡り、唐突に沸き起こった、目の前の残虐な風景に、わたしは揺らめいた。

 (いやあっ、やめて、おねがい――)

 「そんな」

 美しい姉が。

 溌剌とした、夏の日差しそのもののようだった姉。

 誰もが愛し、その未来は幸せに満ちていたはずだった。

 両親も、彼女を愛しぬいた。彼女こそ両親のすべてだった。

 白雪、雪のように美しく、凛として生きてゆけと――。


 映像が暗転したかと思ったら、目の前に、泥まみれになった姉の顔があった。

 鍵状に曲げた指がわたしの首を掴み、その怨念は、わたしの呼吸を止めかけた。

 

 どうしてよ、という問いかけは、そのまま凶暴な「依頼」に変貌した。

 突如降ってきた「依頼」は、恨みを晴らそうとする姉の姿、という形になって、わたしに訴えかけてきた。

 あまりにも強烈な怨念で息詰まりそうになりながら、わたしは目を見開き、この依頼が契約成立可能かどうか、見定めようとした。

 そもそも死者は「依頼」など持たないはずなのだが、不穏な力を宿した姉は生きている人間同様、強烈な「依頼」を持っていた。

 醜悪な姿になった姉の姿の遥か向こう側に広がる、姉の過去世と、来世。様々な約束事や、姉を愛したり妬んだりしてきた数多くの人々の運命が、複雑怪奇な図形を描いている。

 それを読み解くのがわたしの仕事なのだ。

 

 その依頼は、成立不可能であった。

 

 ゴルデンがゆっくりと金のワンズを掲げ、わたしたちに向けた。

 その瞬間、姉の姿は消滅し、紫の煙が散った。

 がくんと膝が折れて尻を着き、わたしは息を切らしながらゴルデンを見上げる。

 ゴルデンは腕組みをしていた。


 「言いたいことが言えないまま、恨みつらみを爆発させやがったな」

 姉のことをそう評して、ゴルデンはわたしに木のワンズを差し出す。

 それを受け取りながら、わたしは壁に手をついて立ち上がった。

 窓の外では、ごうごうと風が荒れている。

 庭木の鋭い枝が揺れており、今にも窓ガラスを突き破りそうだった。

 

 「これは契約不成立だ」

 わたしが言うと、ゴルデンは深く溜息をついた。

 「……だが、歪んだ魔法が発生している」

 

 わたしは喉元に手を当てる。まだそこには指の感覚が残っており、なぞると深い跡が残っていた。

 肉体が消滅している魂が、できることではない。

 これは、魔法だ。

 等価交換の法則がどうのというレベルで語られるような代物ではない。確かなのは歪んだ、不自然な魔法であるということだ。

 排除すべき魔法であるということだ。


 「何故、この辺鄙な場所に、おまえの姉が待ち受けていたのだ」

 ゴルデンが問いかけてきたとき、強烈に差し込む痛みにわたしは呻いた。

 脳天から突き抜けてくる感覚だ。

 一瞬、さっきまで見えていた姉の姿が浮かぶ。姉はむき出しの腕をあげて、窓の外を指さした。

 否。

 姉が指さしているのは。


 「墓地、教会」

 この村に降り立ち、さみしい砂利道を歩いた時に見えた、陰気な建物を思い出した。

 薄闇に包まれた十字架の屋根。

 そして、墓地に漂う無数の魂たち――。

 ゴルデンを見ると、渋い顔で外を見ている。酷い嵐なのだ。誰も、このような夜に出歩きたいとは思わない。


 そこに、いる。

 姉が歪んだ魔法に囚われる元凶になっているものが、そこに。

 それが見えた時、こん、と音がして、何もない空気から林檎が落ちて転がった。

 深紅の林檎の、半かけである。

 (毒林檎だ)

 わたしはそれを取り上げた。

 怨念が詰め込まれた呪いの林檎を、ズボンのポケットにつっこむ。

 触れた指先が、じりじりと痛んだ。


 この林檎は、姉の持つ思いの半分。

 輝いた、約束された幸せを、唐突に、無残に摘み取られたことへの怨念が、今の姉を構成する、半分。


 (あげる。わたしをあげるわ)

 ……。

 

 「行くのか、今」

 ゴルデンがうんざりした声で、外套を着直すわたしに言った。

 部屋の照明は細かな点滅を繰り返しており、今にも明かりが途絶えそうである。

 ごうごうと風が吹き荒れ、ばちばちと大粒の冷たい雨がガラスを叩いていた。

 

 こんな夜に出歩く旅人など、不審がられるだろう。

 引き留められるに決まっている。

 それで、わたしは階下に降り、出入り口から外に出ることをあきらめた。

 額に手を当てて悩ましそうにしているゴルデンを尻目に、わたしは風に打たれて振動する窓に手をかける。

 そこを大きく開いた瞬間、粗末な部屋に暴風と雨粒が舞い込んだ。

 雨粒と一緒に、小石や折れた枝なども飛び込んできて、その一部が壁にかかっていた丸い鏡を砕く。

 

 なんてことをするんだばかやろう、と、ゴルデンが悪態をつくのを聴きながら、わたしは割れた鏡に姉の姿を見た。

 

 鏡よ、鏡。この世で一番……。


 「おまえ、覚えておけよ」

 金の巻き毛をめちゃくちゃに風に乱されながら、ゴルデンは紫の裏地の外套を着こんだ。

 ついてくる気らしい。驚いた。

 

 さび付いている上に、ちょっとした衝撃ではずれそうになっているサッシに足をかけ、わたしは暴風雨の暗闇に乗り出した。

 仕事である。

女の子が被害にあう事件は、あまりにも、惨い。

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