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青井加奈

彼女の家族は

父親がT大卒のエリートで大手企業の人事部長

母は元キャリアウーマンの専業主婦

加奈

の三人家族だ

両親は加奈に幼き頃から英才的な教育を受けさせてきた

英語に習字、水泳、ピアノ、バレーと受けさせてきた

「加奈なんで何も出来ないんだ?」

発表会や試合には来ない父がいつも言う

「加奈あなたはお父さんのようにたくさん勉強しなさい」

とずっと言われてきた

「遊びたい..」

ずっと思ってきた


小学校卒業後は私立の中高一貫の女子高に進学させられた

この学校は県内でも進学率は非常に高い

期末や中間などのテストで順位が低いと

「なんだこの順位は?ふざけてんのか!」

「何のために勉強してるのよ!」

と罵倒される


そんな中、裕一とあった日、

加奈は前日から熱が出ていて学校を休もうとしたが

「なんで休むの!皆勤賞は!行きなさい!」

と言われ嫌々いった

学校では耐えたが電車内で体調が変化したのか

隣にいた裕也に寄りかかってしまたった

その時はもうどうにでもなれと思ったが

裕也の声で何とか踏ん張った

駅に降り裕也からもらったスポドリを飲んで気分が楽になった


その後駅員に連れられ母が迎えに来た

その時裕也が介抱したことを駅員に告げられた

裕也だとわかった理由が

駅員が裕也が来ていた制服の会社名を覚えていて

警察に連絡して会社に問い合わせたからだ。

話を人と売り聞いた母は人前では

「ご迷惑をおかけしました~」

と言っていたが車の中では

「なんで言わないの馬鹿!」

と言われた


再度裕也に電車内で会った日も

加奈本人が本当に礼がしたいのではなく

母に言われたから声をかけたのだ


彼女にとって母の言うことは絶対

反発するものなら父が許さない

彼女の心は闇に包まれていた





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