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二人の夜

加奈を送った後また加奈から連絡が来た

「鍵を学校に忘れました」

と言われ迎えに行った

「どうしよう..」

「しょうがない..家来な!」

「え...」

「野宿する?」

「いやです!」

裕也は加奈を乗せ自身のアパートに迎え入れた

「ここが裕也さんの部屋..」

「着替えはさっき買ったから先、風呂入っていいよ」

「はーい」

加奈は風呂に入った

「さぁて緊張するな」

裕也はこれまで他人を家に泊めたことはないし

他人の家に泊まったことはない


しばらくして加奈が出て来た

普段はおとなしいそうな格好だが

部屋着として買った服のせいか大人っぽく見える

「上がりました」

「おう!好きにしていいよテレビとか見ていいし」

「じゃぁお言葉甘えて」

テレビをつけた

その間裕也も風呂に入った

なぜだか今まで感じたことのない

安心感がそこにはあった


風呂から出ると加奈が机に寄りかかって寝ていた

「忙しい奴だな..」

加奈を持ち上げ布団に寝かせる

裕也はソファーで寝る準備を始めた


すると加奈が裕也のもとに来た

「起きちゃったか?」

「うぅぅん..」

「裕也さーん..」

と言うと裕也に抱き着いた

「おっっおい!」

「んー、一緒に寝ましょ!」

「お前..自分がなにしてんのか分かってるのか?」

「ごめんなさい..でも今なら言える」

裕也に向かって改まり


「裕也さん!私と付き合ってください!」

一瞬なにが起きたかわからなかった

「はぁーーー」

「答えは!」

「うれしいけど..躊躇うかな...」

「どうしてですか!」

「だって君まだ学生でしょ!」

「だから何なんです!」

「犯罪臭が...」


いろいろ考えたが

「自分の考えです!さぁ!」

「まぁ..いいよ...君さえ良ければ...」

「本当ですか!やった!」

二人はこの瞬間恋人関係になった

「だけど周りには内緒でな」

「はい!」


すると加奈は裕也にキスした

「おま..」

「なんか今しなきゃかなって..」

その顔は赤らめていた

すると二人はまたキスをし

電気を消した

「...痛い...」

「ごっごめん」

「焦らないで...お互い初めてなんだから...」

「...あ...あん...」

ベッドの上では二人が激しく動いていた

ベッドはギシギシと言いながら揺れた


朝日が望む

二人は仲睦まじくベッドで寝ている

「おはよ...」

「おはようございます..」

二人は寝起きのキスを交わした

「しちゃったね...」

「そうだな..ごめんな下手で」

「ううん..私も初めてだったから...」

そっとまたキスをした

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