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裕也の行方

裕也はとある会社のビルの入り口にいた

「あの..前山専務とのアポを取ったんですが」

「あぁ話は聞いてますこちらへ」

案内された部屋に入るとそこには父がいた


「座れ」

「なんだよ急に呼び出して?」

「お前青井さんの娘さんを連れ去ったようだな!」

「人聞きの悪い、頼まれてやったんだ!」

「黙れ!馬鹿者!」

「お前のおかげでS社とは取引停止になったんだぞ!」

「だから?」

「お前にはそれ相応の..」

「うっさいんだよ、聞き飽きたんだよジジィ!」

「なんだと!親に向かって」


立ち上がり父に詰め寄り

「昔からなんかあれば親向かってだ?」

「いい加減にしやがれ!自分のケツは自分で拭くわ!」

「あんたも青井もそうだ!テメェーの分かってるつもりじゃ意味ねーんだよ!」

「少しはガキのこと見ろよボケ!」

今までの不満が爆発した瞬間だった

父はあっけにとられていたが

「もういい!お前は勘当だ!二度と現れるな!」

「そんなのこっちからごめんだよクソおやじ!」

荷物をまとめて会社を後にした


その後以前勤めてた会社に向かった

「ちわっす...」

「前山!」

樫村が駆け寄って来た

「ども...」

「心配してたんだぞ!」

「すいません...」

すると奥から所長が出て来た

「前山...」

「すまなかった...」

社長に続いて社にいた全員が裕也に頭を下げた

「いいっすよもう...」

「そーでもないんだよねぇ...前山」

奥から奥浜が出て来た

「なんでよ...」

「保険関係の書類とかハンコもらってないから」

詰め寄り

「手続き..できないんですよねぇ...」

「さぁ..どう落とし前つける~前山君?

「あぁ...そぉねぇ..」

すると社長が

「もしよかったらまたここで働ないか?」

「は?」

「うちもお前がいなくててんてこ舞いになってさ...」

「だからお願いだ!」

また頭を下げた

「分かりましたよ...じゃぁそうします...」

その瞬間喚起が沸いた

「それなんで奥浜俺の保険証..」

「はいよ」

裕也の保険証が返って来た

「それとちょっといいか・」


奥浜と会議室に入った

「加奈はどう?」

「今は進路に悩んでるみたい」

「そうか...」

「あんたはどうなったの?」

「勘当されたよ、加奈の親父と取引停止になったからさ」

「そう..」

「まぁいいさ晴れてまた就職できたわけだし」

「あんたのそのポジティブ加奈に見てもらいたいわ」

「加奈の親父からはなんかあった?」

「何回か弁護士っぽいのが来たけど追い返したわ」

「おいおい...あんたねぇ」

「まぁ加奈があんたにお願いしたって言ってるみたいよ」

「そっそう...」

「それより加奈に会わない?」

「いいの?」

「きちんと面と向かて謝りたいって」

「..まぁいいよいつ・」

「今日!」

「today!」

「そうtoday!」

「まぁいいよそん時呼んで」

「はいよ」


その日は一度帰った



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