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教師の話はまだ続き大荒廃からの復旧に及ぼうとしたがチャイムが鳴り90分にも渡る歴史の授業に終わりを告げた。
この学校では90分の授業が4~5限までありこの長い授業時間は単位あたりの授業回数を減らす長所を持つが集中力が切れてしまうという短所もある。
「うむ、終わった!グレイ!飯を食いにいくぞ!」
背伸びをしながら言うサッカだが真面目に授業を受けてはいなかったことを知っている。
「そうしよう。まあお前は授業中も何か食べていただろうに」
「まああれは間食だな、食べた内に入らん!」
フレイが机から顔を起こし、ふわ~と欠伸をする。
「まったくグレイさんはよくこんな授業起きてられるにゃ~。」
「ん?この授業結構面白くないか?」
個人的に気に入っている授業だけに聞いていなかった二人には疑問を覚える。
「「ない」」
「……そういうものかな。」
「過去は俺には不要!未来を生きるのさ!はっはっは!」
「サッカほどバカ言うつもりじゃないけどやっぱ眠くなるにー。」
少々不満だが何に興味があるかは、本当に人それぞれなのだろう。
「……まあ価値観は人それぞれなものだからな」
「そ~そ~」
「フン、そんなことどうでもいい!今日は午後から今年度初の遠征だ!腹膨らませんとやってけないぞ!」
「そうだね、あまり遅いと混むしメニューが売り切れる。」
「にゃはは♪いこいこ!」




