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序章 始まりの夢

以前練習で書いていたものです、王道テンプレファンタジーもの。暇つぶしにどうぞ。



……ぼんやりとした意識の中、唯一飛び込んでくる景色は闇。周囲を見回そうとするが視線は固定されたかのように動かない。瞬きすら出来ず、体も動かず。感覚でさえ曖昧であり自分が立っているのか、座っているのかすら分からない程だ。

ふと、音が聞こえる。視線が自分の意思とは無関係に声のする方へと向く、よく目を凝らすととても小さく、おぼろげな光の球に気づいた。微かな音に耳を立てる、それは何かに苦しんでいるような、そしてそれを堪えようとしているような唸り声。

何故かその声が心を蝕む。胸が締め付けられるような悲しさ、急き立てるような焦燥、突如として沸く感情に戸惑っている間に、いつしか光も、声も、暗闇も、全てぼやけ、遠くなって……


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