第11話 再戦、シヴァルガ!!
久しぶりの投稿デス。
「にしても暗いな、ここは」
悠人がそうぼやいた。
すると、
「そんな風に油断してると、殺られるわよ。」
チェランがそう言った。
(いや、チェラン、それさっきあったから。)
そう心の中で思った。
すると、
グルルルルルッ
聞き間違えようのない、
先ほど聞いた、シヴァルガの声だった。
「マズイ、近くにいるぞ。」
「どうやら、シヴァルガの後ろをとった様なのダ~」
アーリャが、全員にそうつたえた。
(今ならいけるか。)
「このまま一気にいくぞ。」
「「「オー!!」」なのダ~」
グルルルルルッ
どうやら一体のみでいるようだ。
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1
「行くぞッ」
悠人は剣を構え、斬り込んだ
チェランは魔法を詠唱し、
アーリャは火炎ブレスを吐いた。
俺も剣で攻めこんでいく。
グルァァァァァァァァッ!?
奇襲は成功したようだ。
すると、目の前が急にひかり、
明かりがついたように明るくなった。
どうやら、シヴァルガの毛が光っているようだ。
シヴァルガの毛は、戦闘時、光を放つらしい。
相手に対しての目眩ましと、仲間達に敵がいることを知らせるためのようだ。
「これで周りがよく見えのカー!。」
「数が増える前に、一気にかたをつける!。」
全員でたたみかけるべく、一気に攻めこんだ。
しかし、さすがに狼達のボスだけあり、まだまだ余裕のようだった。
しばらく時間がたった。
「ヤバいぜ、このままだと、囲まれる。」
少しずつ手下達が集まってきた。
シヴァルガも少しは弱っているのだろうか?
本当にたおせるのか?
そんな疑問と不安が頭をよぎった。
そんな時だった。
「ウオォォォ。」
悠人が一撃をモロにシヴァルガにあてた。
すると
グルァォォォォォォン
シヴァルガがよろめいた。
いける!!
そう感じた俺は、一気にシヴァルガの懐に潜り込んだ。
「これで、どうだァァァァァァ」
俺は、
一撃で沈めるべく、
渾身の力で
剣を叩きつけた。
読んでいただけた方、ありがとーございました。