私が思う幸せの形
私は、人との競争や比較が苦手でした。
中学時代、成績が下がり始めると、両親は優秀な同級生の名前を出して、「彼に付いていきなさい」と繰り返し言いました。
先生からも、「みんなこのくらいの点数は取れるのに、あなたはどうしてできないの?」と言われ、自己肯定感が下がりました。
社会人になっても、上司から「スキルアップをしなさい」と求められ、周囲と比べられる毎日に、息苦しさを感じていました。
学校や職場では、勉強やスキルが優れている人が偉いという風潮があります。しかし、それらは、終わりの無い競争なのです。
そんな中で、私は「きくあの実践」という本に出会いました。「きくあ」とは、「競わない、比べない、争わない」の略です。この考え方は、私にとって救いとなりました。
そこで私は毎朝、「ありがとう」を100回呟くことにしました。すると、小さなことにも幸せを感じるようになり、感謝の気持ちが膨らみました。
私が本当に大切にしたいのは、人を笑顔にすることです。誰かが笑顔になると、自分も心から嬉しくなります。競争や比較をしても、誰が喜ぶのでしょうか。それよりも、日々の中で小さな幸せを見つけ、人と分かち合うことの方がずっと価値があると感じています。
これからも、私は感謝と笑顔を大切にし、豊かな人生を築いていきます。一人ひとりが笑顔を分かち合うことで、世界がもっと素晴らしくなると信じています。