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デスゲームに祝杯を、番外編   作者: ラッチキ
2/3

貧外学園デスゲーム裏方部

ひゅー歴代代理集合。

るるるちゃん?忘れてくれ(((((


皆様、本編をお読みいただいた方には分かるだろう。レオン達とその他、運営、風紀委員など……沢山のデスゲ主催仲間が、開催に携わることとなる。


実は、レオンにはマイ……ここでも今度からミライと呼ぼう。そいつとレンゲ、運営、etc……それ以外にも仲間、デスゲームの協力者がいる。


その協力者は、今日は貧外学園の実験室を借りて、一つの部活として集まっていた。


「おっそいなぁ……みんな。いやまぁ何度からあったから慣れてんだけど」

レオンは、理科室の机に向かい、淡々と中指で音を立てていた。


その時、理科室のドアがガラリと開いた。

「やぁやぁレオン君ごめんね!ちょっと授業長引いちゃって~」


そういいレオンの向かいに少し雑に座ったのは、紫色のふんわりと先が巻かれているショートヘアに、橙色のメッシュと色とりどりなピンが横髪として目立つ、レモン色のカーディガンにダボダボの白衣が重ねられている少女だった。

こいつは、露印 波暮。

レオンが集めたメンバーの中でただ一人、少量の医学に精通してる者。レオンの幼なじみで13歳。

多少、違法薬物を使用し、人体蘇生実験を成功させた。デスゲームに置いて、死人を敵として再使用する他、イベントをクリアした者が選んだ人を蘇生させるのに使う。

ちなみに、蘇生実験に使用される薬物の副作用は多少の記憶欠損。「あれ、何だっけ?」程度が頭から抜けるだけなので問題ない、と本人は言っている。


「実はね~、いいお知らせあるんよ!聞きたい?」

「選択肢用意して?」

「いいお知らせと、()()()()いいお知らせ。どっちがいい?」

「どうでもいいお知らせで」

「そっちかよ……まあいいや。リコハちゃんの新武器の設計図が出来上がった」


いいことじゃねぇか。思いっきりメンバーのネタバレをされたがそれでもよかった。


「でまぁ、いいことってのは……他の人、連れてきたよん」

「個別でもいいから先に来てほしかった」


待ち草臥れたため息を一気についた途端、また理科室のドアが開いた。


「ため息つきたいのはこっちもですよ!?随分待たしてくれましたね波暮さん!!」

羊の角が生えている、前髪ぱっつんのショートヘア、水色髪に、黄色の目と星の瞳孔が目立つ少女は、先ほど喋ったリコハ。主代理としても扱われる魂の容れ者だが、主の意識がないときはこのようにデスゲの手伝いをして貰っている。実は凄腕のスナイパーで、デスゲームの情報を外部に漏らしたときは、彼女がその者を射殺することになっている。


「え、っとぉ……し、失礼しま……す?」

リコハの隣にいたのは、リコハの姉であり、貧外学園生徒会副会長、真白。14歳で、基本はミライと証拠隠滅の係をしている。リコハと同じく、水色の髪で、全体的にアホ毛が挨拶してるような、性格を映したような、ふんわりとしたショートヘアだ。


「あ、よかった全員来た。ってことで、これからくる運営達(イレギュラー)を紹介してこ~!」


彼女たちが活躍する日はいつの日か。


__いや、そんなに遠くもない将来。「裏方」として一つの運営を務める少女達は、デスゲームの要ともなるだろう。

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