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69話『提案』
カップル割り
最近の僕らはこんな表示がされてる店にばかり入ってる気がする。
普通の店と違ってカップル用の量だったり盛りつけだったりするのだ。
カフェに行った時はミニケーキがくっ付いてきたりした。
「ねぇねぇ」
愛花が腕に抱きついたまま聞いてくる。
「なに?」
「クリスマスって何かある?」
これはあれだ、クリスマス暇かどうかってことだな。
暇ならお祝いしよう的な感じだな。
「空いてるよ」
「じゃあパーティーしようよパーティー、涼子ちゃん呼んでね」
てっきり二人きりだと思ったけど長嶺さんもいるのか、なら・・・。
「なるほど、大樹も呼んでいい?」
「うん、いいよ、そうすれば八代さんも一緒に遊べるね」
大樹と八代さんなら参加してくれるだろう。
これで5人だ、結構いい感じだ。
「じゃあクリスマスはパーティーね、佐々木君には連絡しといて」
「わかったよ」
僕は携帯を取り出してメールで大樹にクリスマスパーティーをしようと送っておく。
「計画は今度じっくり考えよう、とりあえずプレゼント交換会はやるから考えといてね」
「わかった」
やると決めた時の愛花の動きは早い。
その分無理もしやすいのでよく見ておくべきだろう。




