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49話「お土産」

  修学旅行から帰ってきた次の日。

  僕は実家に戻っている。理由はお土産を渡すためである。

 

「ただいま〜」


  今日は日曜日なので家にはみんないた。

 

「あら?玲央おかえり、どうしたの?」


  最初に口を開いたのは母さんだった。それから姉さんも俺の存在に気づく。


「玲央おかえり〜」

「今日は修学旅行のお土産を届けに来たんだ」


  そう言って僕は漬物と八ツ橋を渡す。


「そういえばそうだったね、ありがと」

「京の都に行ってたのね、漬物は嬉しいわ」


  喜んでもらえているみたいでよかった。


「母さんお昼食べて帰るから僕の分もお願い」


  もうそろそろお昼になるので今ここで帰るより食べて帰るほうがいい。

  なので母さんに僕の分も追加で頼む。


「はいよ、カレーだから問題ないよ」


  そして僕はお昼を食べてアパートに戻った。


 ◇


  長嶺さん宅。

  昨日家に帰ってきてからウチは家族にお土産を渡した。

  中身は八ツ橋。和菓子好き母からはこれを頼まれた。

  弟からは何も頼まれなかったけど、クッキーとかを買ってあげた。


「涼子ありがとー」

「頼まれたんやし当然や、むしろ弟からは何も頼まれてないからそんなんになってしもたけどよかったんか?」

「大丈夫、お菓子好きだから」

「ならええか」


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