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過去からの伝言   作者: 今福 幸
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再会2

私(あの…谷代じゃなかった あれ?父親の名前が思い出せない)

もじもじしてる私にその男性が


男性(あれ?もしかして ごめん違ったらごめんね 玲奈?じゃない?)


私(そう 玲奈です お父さんですか?)


もう涙で前が見えなかった


父親は玲奈と言って私を抱き締めた 端から見れば中年のおやじと若い娘が駐車場で抱き合う光景 どう写ったんでしょうか


配達時間もあるし あまり長く話せなかったが 電話番号を交換し 後日会う事を決めた


会社に戻ったのはそれから二日後だった


その日に父から電話が入り 明日は休みだけど 玲奈の都合は?と聞かれ 勿論休みと伝えると 父から会いに来てくれた


駅近で落ち合い 静かな店に行く事にした


父(昔と変わらないね ビックリしたよ)

と満面の笑顔で見つめる父は昔と変わってなかった


私(お父さんも変わって無いよ)


ここからは今までの経緯を話た 父は泣いていた 何回も謝っていた

私( お父さんは悪くないから ごめん 至らない事言って…)


父(至らない事じゃないよ 大事な事だ!本当にすまなかった)


父(お金はあるのか?お父さんも少しならあるから)


私(大丈夫だよ 今は長距離にも乗ってるし)(笑)


父(今住んでる所 お風呂ないんだよな 若い女性が 夜うろうろしてたら 危ない お父さんが 会社の近くを探してやる)


私(良いって 快適に過ごしてるから)(笑)


そう言っても聞いては貰えず 後日私が勤務する近くにアパートを借り私を住まわせた

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