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過去からの伝言   作者: 今福 幸
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ミステリーな話

その日の夜 良ちゃんに全てを聞いて欲しかった


(良ちゃん 話があるの)


(何?どうしたの?)


何をどう説明すれば良いのか 自分でも上手くまとめきれない 意をけし話始めた


(私さぁ 一ヶ月以上意識不明だったじゃない? その時色々夢?を見てて 私が意識を失ったのはアパートじゃなく 新築のマンションだった)


(どう言う事?だって玲奈はあのアパートで)


(私も良く判らない でもマンション買って その後だったんだよね 気がついたら昭和30年代に 智子も一緒に生活してて 神社にお世話になり みんな優しくしてくれて そから福岡で小料理屋を始めたの )


良ちゃんは黙って聞いていた


(でね 高校生の朱音ちゃんが…今は大学生だから ちょい前の朱音ちゃんね その子が表れたの それを手助けしたのは 父親である上城さん 当時は親子であるはずもなく 朱音ちゃんは現代の世界へ戻った)


(ちょ…意味が良く分からないよ 玲奈)


(そうだよね 私も未だ混乱してる でね その上城さんとは 結婚 家族が増えた事や ずっとやり取りしてて 店を閉めるまでだったかな で智子が鹿児島へ嫁いでたから 私もそちらに行こうと しかし 此処が良く分からないけど 私は東京に行きたいと何故か足が向いてた それでアパートへ その前で気を失ったら 病院のベッドだった)


(ずいぶん リアルな夢の話だなぁ)


(でしょ?あ~そう言えば母も小料理屋へ来た事があって 私とは気付かず色々話て行った 不思議な話を それから母は行方不明…)

(母が亡くなった時の服 あれね小料理屋に来た時着てたあの服だった )



(それから 夢かも知れないけど 私は上城さんに凄くお世話になってて ご夫妻で鹿児島まで来てくれてね それを私は見てるんだよね)


(ちょ さっきから鹿児島だの 智子だの 見てるだの 何?)


(要は夢の中で50年を生きてきたって事?)


(でもね 意識が戻り マンション買わなくて 実家に戻り お客さんに上城が来た時 上城さんは現役のサラリーマン 娘の朱音ちゃんは大学生に そこは私にも分からない)


(待って!俺も判らないよ 時間が巻き戻ってるって事?)


(ん…でも子供たちはそのままだし)


(あ!ねぇ 鹿児島に智子が嫁いでって じゃ~鹿児島はどうなってるの?)


(そこは恐くて連絡出来ない)


(だよな…)


(あ!ほら村野さんだっけ?お客さんの 良ちゃん知っているよね? )


(あ~おはちゃんは知ってるよ どうかした?)


(村野さん 昔は福岡にいたはず 今度聞いてみて )


まだ話足りなかったが 良ちゃんが混乱してるので 話を止めた。

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