くっ殺
こんにちは、最近無駄に早起きな橘です。
別に何かある訳ではないのですが、何か早く起きてしまうんですよね。
もう既に老化が始まっているのかな?
まだ精神的には十代半ばで止まっているのにそれは困る。
最近なろうではなく他のアルファポリスやカクヨムといった電子小説サイトを使っています。
何故かというとなろうのテンプレ小説に飽きたので他のところは何かないかな?と思って行っています。
でも、なろうの歴史とSFはとても好きです。まあ、あのジャンルってある程度見識がないとそもそも書けないっていうのもあるんですけどね。
さて、今回はくっ殺です。
というのは、冗談でファンタジー系に出てくる騎士を考えていきたいです。
なろうのファンタジーに出てくる騎士は一体どのようなキャラとして出てくるのでしょうか?
真面目で先祖代々騎士の家系を受け継いできたという感じでしょうか。
後は女性騎士問題も触れましょうか。
ここからまじめに解説していきます。
まず騎士とは家系ではないです。完全に個人が叙任されます。
経済力上(馬の維持費とか甲冑を買う為のお金とか)、殆ど長子に受け継がれますが、農民から騎士になることも可能ではあったそうです。
次は騎士の戦士としての意義でしょうかね。
騎士は主に重装騎兵に分類される兵種です。そして、その役割は突撃して相手の陣形に穴を開けるとか、撤退しようとする敵に突撃して戦果を挙げると言ったかんじです。
そして、なろうで騎士を書いていて、尚且つ際立ってきつい間違い。
「騎士は戦場で死ぬ事が綺麗」
これは歴史をちょっとでも知っている人なら一般常識レベルの事ですが、騎士は戦場では殆ど死にません。
数百人数千人死んでいる戦いで騎士だけ死者一桁とかザラです。
殆どの場合騎士は殺さずに捕虜として捕まえて、その後お金と交換するというのが一般的です。
さっきも言いましたが騎士の家というのはとても金を持っています。殺すよりは金と交換した方がいいという判断からです。
じゃあ最後に女騎士の話をしましょうか。
まずフランス革命期のフランスの女性の平均身長は152センチ。現代の女性でその身長の人の平均体重は凡そ50.8キロ。
中世ヨーロッパでは小柄で身軽な女性が好まれていましから体重はもっと軽いでしょう。
プレートアーマー(兜なども加える)の重さは35キロを超えます。
無理ですね。これで更に武器を持たなければいけない。当時の武器は大体1キロは超えますからね。
全くいなかったとは言いませんがその存在は限りなく少なかったと思われます。
なろう作者の皆様そこら辺を留意しないと大変な目にあいますよ。
あっそうだ。身長の話が出たのでもう一個。
当時のヨーロッパは男性の平均身長も低くて162センチくらい。
ナポレオン・ボナパルトは低身長とかよく言われますけど彼って時の身長を見れば別に低身長だった訳ではないんですよね。
以上。今回は歴史が絡んだので書いててとても楽しかったです。
次からも歴史に絡めていくか。