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昼の部・出汁巻き定食

食材の表記を漢字からカタカナに変更しています。皆様の感想やご意見もお待ちしております。




 勇者と魔王の逸話は世界的にも有名だ。

 時を遡ること60年前、勢力を拡大して世界を平和へ導こうとする魔人族の女王を討ち滅ぼすため、好戦派と呼ばれる一部の国々が異世界から魔王を倒せる存在……勇者を召喚するが、その勇者は魔王の思想に共感を覚え、共に好戦派と戦う道を選ぶ。


 並び立つもの無しと謳われた両者を敵に回し、好戦派の抵抗空しく鎮圧。戦争は終結し、激闘の中で惹かれ合った勇者と魔王は子を成したが、好戦派の最後の抵抗は逸話を悲劇に変えた。


 すなわち、異世界への強制送還。夫婦の契りを交わした2人を引き裂く卑劣な術を以てして、勇者と魔王は時空を隔てて再会が叶わなくなってしまったのだ。術の発動を止められず、別れを惜しみ涙を流す魔王に勇者は告げた。


『いつか必ず会いに行くから! どうか君の故郷で待っていてほしい!』


 魔王は今でも待ち続けている。胎の子が女王として国を舵取りを引き継いだ今も、新たな伴侶も持たずに手の届かない異世界にいる勇者を。




 という感じの詩を吟遊詩人に読まれた時、当時の女王であり現アルカディア王太后であるシェナザードは怒りが爆発したことを今でも覚えている。彼女からすれば実に、実に不愉快な出来事だった。


 外見の変化が止まることはこの世界ではよくあることで、シェナザードもその内の一人。もうじき80歳を迎える彼女だが、その長い金髪は艶を失わず、気品と退廃を兼ね備えた美貌は衰えることを知らない。

 

 当時の事を思い出せば、今でもその白い額に青筋が浮かぶと言うもの。しかもそれが一過性の流行だったならともかく、詩は人から人へと伝わり、世界的にも有名な悲劇として多くの劇場や小説にされたとなっては、本人としては堪ったものではない。


(どうせあやつも、故郷で他の女と結婚でもしておるのだろう)


 フンと、シェラザードは鼻を鳴らす。

 今日この時、今なお待ち続けているが、勇者が戻ってくることは無かった。魔法が無いという彼の故郷で次元に穴を開け、同じ世界に戻ってくるなど途方もない困難だという事は分かっている。シェラザードも幾度も試みたが、その結果は芳しくなかった。かの勇者を召喚した国はよほど運に恵まれていたのだろう。


 だが男の移り気はよく聞く話。手の届かぬ女よりも身近な女が良いと言うのは、シェラザードも理解できる。無駄な努力程空しいものはない。彼女自身が待っていたとしても、勇者は既に新しい恋に生きているかもしれない。だから例えそうだったとしても何とも思わないと、シェラザードは周囲にはそう言い回っていた。


 だが、勇者が他の女と寄り添っていると思うと、心が軋む。それから必死に目を背けようとしても、ふとした時に脳裏に思い浮かぶのは未だ色褪せない勇者との思い出だ。そもそも娘である今の女王がいる時点で、忘れることなど出来やしない。


(所詮、(わらわ)も愚かな女という訳か)


 待つだけ馬鹿らしいと自分でも思うし、幼少の頃の娘や家臣からも後ろ盾を持つという意味で散々再婚しないのかと聞かれもした。しかし、勇者がまだ自分と再会しようと足掻いているのではないかと心の何処かで信じている自分がいて、それを無視する事が出来ない彼女は、為政者失格だと何度目になるかも分からない自嘲を内心で零した。


 そんなある日、彼女が突如現れた異変に秀麗な眉を歪める。

 ほとんどの権限を娘に渡したとはいえ、シェラザードも手元に残している財産や権限がある。その財産の内の一つが、グランシェルトの大通りにある一軒の空き家と土地の権利書だ。


 その場所はかつて勇者と共にグランシェルトを歩いて回っていた時の事。将来料理人になりたいという夢を持っていた彼が、地球に帰れないならここで店を構えてみたいと言い、ならその時まで残して置くと約束した、シェラザードと勇者の思い出の場所だ。

 

(この魔力の乱れ……空間魔法? 何故あの場所で空間に歪みが生じる?)


 シェラザードは単身で異常が起こった地へと向かう。本来なら供を引き連れて向かうべきだが、空間魔法というなら話が違う。大規模かつ高度な魔法はそれだけで多くの危険を孕んでいる。自分1人だけならともかく、供を守り切る自信がないのだ。


 自室の窓から飛び立ち、風のように空を駆け抜け、目的地へ到達するシェラザード。外見の変化は特にないが、確かに空間魔法特有の歪みを感じる。しかしそれは徐々に安定していっているようで、このまま放置しても危険性は無いだろう。


「慮外な……ここが誰の所有地か知らぬらしいな」


 しかし、思い出の場所を荒らされて黙っていられるほどシェラザードは寛容ではない。鍵が掛かり、誰も居ない筈の建物の中に人1人の気配を感じ取る。恐らくその者が空間魔法を行使した魔導士。ボコボコにして情報という情報を引き出してやると意気込み、シェラザードは勢いよく扉を開けた。


「な、に……?」


 しかし、建物の内装を見た瞬間、彼女は驚愕で体を硬直させた。

 建物の作りが様変わりしたという訳ではない。以前は居酒屋だったこの建物は以前と変わらない。だが、シェラザードは1年に1回の頻度で店の掃除をしに来ていた。前回の掃除から1年が立とうとし、そろそろ掃除に行こうかと思っていたにも拘らず、店内は埃が積もるどころか塵一つ見当たらない。


 厨房を囲むカウンターに置かれた新品の椅子が10、これまた新品のテーブル席が4。厨房には見たこともない道具が取り揃えられ、それらの特徴がシェラザードの記憶を刺激する。


『冷蔵庫っていう食材を冷やして保存したり凍らせたり出来る便利なもんがあってな。この世界にもあれば何時でも新鮮な肉とか魚が食えるってのに』


 どの町に行っても提供される干物保存食をしかめっ面で噛む勇者の姿が脳裏に浮かぶ。その時に聞いたレイゾウコなる道具の特徴と、厨房の隅に置かれた巨大な銀色の箱があまりにも似ていた。


「まさか……其方なのか? ここに居るのか、ジン……!」

「はい?」

「っ!」


 厨房の奥の扉から現れた声の主は、シェラザードが望んだ者ではなかった。羞恥で白い頬をほんのりと染めながら、シェラザードはその瞳に険を宿し、油断なく声の主を睨みつける。

 

 勇者との共通点は黒い髪の男だという程度。しかしそれ以外はまるで似ても似つかないし、何より若すぎる。20にも届いていないかもしれない、彼女から見れば童同然だ。


「えーっと、もしかしてシェラザードさんで……合ってます?」

「如何にも。妾がシェラザードだ」


 元は女王だ。自分の顔を知っていても不思議には思わない。だが、それにしては随分と砕けた口調だ。まるで顔と名前は知っているのに、シェラザード役職を知らないかのような反応だ。


「よかった、本当に来てくれたんですね」

「……どういう事だ? 妾が現れることを予期しておったというのか?」

「はい。俺が……じゃなくて、祖父がですけどね」


 男はゴホンと咳ばらいをし、姿勢を正して朗々と述べた。


「始めまして、シェラザードさん。俺は梅原(じん)の義理の孫、梅原厳です。今日は約束していた出汁巻き卵をご馳走させる為に来ました」

「ウメハラ・ジン……約束していたダシマキタマゴ」

 

 その約束は勇者と魔王、2人だけのものだった。世界が平和になり、食材の流通が良くなればダシマキタマゴなる得意料理を披露すると。そして何より、勇者のフルネームを告げられたことで、ゲンと名乗る目の前の男が勇者の縁者だと言う事を言外に告げていた。姓が最初に来て、名が後に来るのは勇者の故郷特有のものだ。


「……よかろう。そのダシマキタマゴなる料理を、妾に持ってまいれ」

「承りました! 今作りますんで、しばらくお待ちくださいね」


 本来なら他に色々と問い詰める事があったのだが、それら全てを脇に置いてシェラザードはテーブル席に座る。

 勇者が異世界に強制送還されることが無ければ、この店はきっとこのようになっていただろうと何気なく店内を見渡す。世界中を巡った魔王も知らない文化の趣を感じる飾り付けは、その一つ一つが勇者との思い出を浮かび上がらせる。


「其方……ジンの義理の孫と言っておったが……あやつは養子でも取っておったのか?」

「あぁ、はい。本人は未婚なんですけど、色々あって父を引き取ることになったらしいです」

「ジンは……ジンは今どうしておる?」


 淀みなく鳴っていた調理の音が一瞬、ピタリと止まる。


「半月前に逝ってしまいました。葬儀とか遺産の引継ぎとか済ました後、遺言で今日こっちと向こうを繋ぐ空間に穴が開いて、そうなったらシェラザードさんが飛んでくるって聞いてたんで、朝から待たせてもらってたんですよ」

「……そうか」


 予想はしていた。別離の時から60年、人間なら寿命を迎えてもおかしくはないし、勇者が本当にこの世界に戻ってこようとするなら、かなりの負担を肉体に強いただろう。座標の固定に異次元の壁の開通、それを死してなお続けるように設定し、開通後の空間の安定。足りない魔力を生命力で補っていた可能性も高い。


「お待たせしました。祖父からシェラザードさんにご馳走するよう頼まれた、出汁巻き定食です」


 悲しみとも呆れともつかない表情を浮かべるシェラザードの鼻腔を優しい香りがくすぐる。それは今まで想像の産物でしかなかった異界の料理だった。


『貴様の故郷の料理? ふん……ゴライアスブルの丸焼きを超えるものは無いと思うがのぅ』

『それってあのデカい牛だろ? 言ってくれるじゃんか。ならそれより美味いもんがあるって証明してやるよ』

『良かろう。貴様が勝てれば、件の土地を食堂として利用することを認めようぞ』


 ゲンの容姿や仕草、店の雰囲気、出された料理はいちいち勇者の事を思い出させる。おかげで今の今まで忘れていた、どちらの世界の料理の方が美味いかという勝負の事まで思い出してしまった。


「其方……ハシを持ってまいれ」

「え? 使えるんですか? こっちには箸の文化はないって聞いてたんですけど」

「いいから早く持ってまいれっ」


 意外そうに眼を瞠るゲンをやや恥ずかしそうに急かす。日本食と共にハシの文化を勇者から聞き、いつか食べる日を夢見てずっと練習してきたことは誰にも明かしていない秘密だ。


「では」


 ハシを受け取り、いざ実食。

 まずは約束のダシマキタマゴ……と、いきたいところだが、メインの一品は後回しにしたい。シェラザードは好きなものは後から食べるタイプである。なので最初は小皿に乗せられた真っ赤な物体。記憶が正しければ、これは少し覚悟を決めてから口にしなければならない。


「はむっ。……っっっっ!?!?」

「おぉ……梅干しからいきますか」


 想像を超えていた。魔王の想定を遥かに超える鮮烈で柑橘類とはまた別のベクトルの独特な酸味。一口で口に入れてしまったのが悪かったのか、後から後から唾液が溢れ出てくる。


『俺の名字の梅原ってここから取っててな。梅っていう木に生る実を長期間に渡って調理した酸っぱい料理なんだよ』


 かつて勇者が教えてくれた料理だが、想像していたものと大分違う。暗く沈んでいた気分だったのに、この酸味は不思議と食欲を湧かしてくれた。一つ気がかりなのは、ウメボシなる料理は中に固い種が入っており、それを吐き出すと聞いていた。だがこのウメボシには種が入っていない。恐らくシェラザードが女性であることを考慮してくれたのだろう。流石に口に含んだものを吐き出すのははしたない。


 次に手に取ったのは、キノコやニンジン、鶏肉と思われるものと一緒に炊き上げた茶色いゴハン。


『あぁ~、炊き込みご飯食いてぇ。でも醤油が無いんだよなぁ』


 元々、ゴハンはこの世界にあった料理ではない。ケンタウロスという半人半馬の種族の食糧難を救うため、勇者がこれまで雑草と思われていたコメを故郷の調理法を駆使して作り出したものが、今ではパンと並ぶ主食となったのだ。

 

 だが勇者の故郷には、そのゴハンを更にアレンジしたタキコミゴハンなる料理があり、その必須となる調味料がこの世界に無いと日々嘆いていた。何時か絶対その調味料を作ると意気込むほどまでに彼が求めた料理を口に含むと、その旨味はゆっくりと口に広がり、鼻を抜けた。


 キノコとニンジン、鶏肉の風味と味が全てゴハンにしみ込み、茶色の正体と思われるこれまで味わったことのない旨味を纏っている。その上非常に香り高く、毎日食べても飽きが来ない主食としての特性を残している。


「ぬぅ……!」


 この時点でこれまで食べたどの料理よりも美味いが、そう簡単に負けを認められないのが魔王の矜持。意を決して、次はこの茶色いスープに手を伸ばす。


『其方、何故豆を大量に腐らせておるのだ!?』

『ち、違うんだって! これは発酵させて味噌汁を飲もうと……!』


 結局腐敗させるばかりで、この世界では完成することのなかったという調味料を使ったミソシルというスープ。見た目は聞いていた通り、薄い茶色をした具が浮かんだものだが、これまで嗅いだことのない芳しい香りが湯気と共に立ち上っている。

 一口啜ると、しょっぱいがまろやか、いくつもの食材を煮込んだかのような複雑で奥深い味が適温に保たれ、舌を優しく包み込む。浮かんでいる具もまた見事。四角く白いプルプルとした具は淡白だがミソシルとよく合い、海藻が持つ磯の香りがミソシルを更なる高みへと引き立てている。


(な、なんという事だ……このミソシルに比べれば、妾がこれまで飲んでいたスープなどただの塩水ではないか)


 実に繊細な奥深さを持つ料理に比べて、この世界の料理がどれだけ大雑把な味付けだったのかがよくわかる。その上、まだメインディッシュのダシマキタマゴが残っているのだ。ここまで魔王の価値観を打ちのめしてまだ足りないのというのか。だがこの身は万夫不当の大英雄、如何なる脅威を前にしても臆しはしない。


 適度な大きさに切り分けられた四角く黄色い長方形をハシで器用につかみ、咀嚼する。

 舌に乗せてまず感じたのは淡白だがコクのある卵の味。そして噛んで初めてわかる想像以上の柔らかさと、いくつもの層になってそこから染み出すかのように広がる卵とは全く別の旨味。


 この料理に限らず、出された他の料理は共通して素朴だったというのがシェラザードの感想だ。華美な高級さは無く、庶民でも簡単に手を出せるような感じだ。


(だと言うのに……なぜ、こんなにも沁みるのか)


 ダシマキタマゴをまた一つ咀嚼する。素朴で簡素。にも拘らずメインを張るこの美味さ。これはまるで、幼少の頃に死んだ母が作った料理……いや、母胎に包まれたかのような安心感にも似ている。


「その出汁巻き卵は、祖父に徹底的に仕込まれたんです」

「なに?」

「絶対にシェラザードさんにこの味を届けるんだって、毎日朝昼晩作らされて、祖父が亡くなる少し前にようやくお墨付き貰った俺と祖父の得意料理なんですよ」


 覚えていてくれた。何十年も経ち、孫に遺志を継いでもらってまで約束を果たそうとしてくれていたと想うと、喉奥から何かが込み上げそうになったが、それをグッと堪える。そうしなければ、他人の前で醜態を晒してしまうことが目に見えていたからだ。

 

「これは……妾の負けだな」


 残りを綺麗に平らげ、シェラザードはゲンに聞こえないほどの小さな声で呟く。


「其方は確かゲン……といったな。料金はどれほどだ?」

「いやいや、今回は祖父の奢りなんで」


 顔の前で片手を振るゲン。こういうちょっとした仕草も、何処が勇者を思い出させる。


「そうか……ならば聞くが、其方……というよりも、ジンはこの場所に食堂を構えようとしておったのか?」

「えぇ、まぁ。と言うか、今日ここに地主さんであるシェラザードさんが来るって聞いたから、祖父の伝手で食堂の立ち上げを許してもらおうかなーって思ってたんですけど」


 ははは、とどこか恥ずかしそうに笑う勇者の孫を前に、魔王は薄く笑った。


「良かろう、其方の祖父との約束故な。明日食堂運営関連の書類を持ってくるゆえ、時間を空けておけよ?」

「ほ、本当ですか!? 助かります! ホントーにありがとうございます!」


 深く頭を下げるゲンに背を向け、シェラザードは「ではな」と言い残して店を出た。




「あやつ……覚えておったのだな」


 自室に戻り、今日起きたことを反芻したシェラザードはポツリと呟く。彼女が待ち続けた時間は長い。正直、約束や愛など摩耗し、新しい人生を歩んでいるものと疑っていたが、勇者はそうはしなかったのだ。


 新しい伴侶も娶らず、魔王の性格を忘れず、約束を果たそうと足掻き続け、それが叶わないと悟ってもせめて料理だけでも届けようとした勇者の人生を、彼の孫が教えてくれた。道が繋がれば、シェラザードは必ず現れると信じて。


「人の縁とは……解らぬものよな」


 確かに再会が叶わなかった。世に理不尽は溢れているのは当たり前で、今回の件もその中の一つに過ぎない。もう二度と会話することも出来ないと思えば、胸が締め付けられそうになる。しかし同時に嬉しくもあった。勇者が操を貫いてくれたことが……最後の最後まで魔王を想っていてくれたことが、たまらなく嬉しい。


 気が付くと、シェラザードは嗚咽も零さず静かに泣いていた。それは決して願い叶わなかった無念の涙ではない。愛を貫いた1人の女の涙であった。

 

 そして、6年たった現在。食堂は繁盛し、度々王太后らしき人物が食事に来るという噂話で市井を盛り上げるのだが、それはまた別のはお話。 



    

ちなみに、主人公の母親の再婚相手は婿入りです。当時小学生だった主人公が突然苗字を変えたせいで奇異の目がいかないようにした結果です。

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