表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

???ー事故、そして記憶

連載開始です。

主人公は障害者ですが、あくまでストーリーとしての設定ですので、ご容赦を。

 ガッシャーン。


 何かが割れる、音。

 全身の痛みと熱。

 ……そして、記憶。




「……気がついたかい? ……どうやら、峠は越えたようだ。ああ、まだ動けないから、……今はゆっくりと休みなさい」


 動かないからだ。

 全身の熱。

 混乱する記憶。

 そして、わずかな間で感じた疲労。

 ……私は、意識を沈めた……。




『お前、あのゲームに参加が決まったんだって?』

『うん。私の役は藍川美樹あいかわみきだって。

 だけど、このゲームの内容、まだ聞いて無かったり……。

 あなたは知ってるんでしょう? 教えてもらえないかな?』

『はぁ。まあいいけど』

『やった!』


『これは恋愛アドベンチャーゲーム、いわゆる乙女ゲームだよ。

 内容は、覆面バンドの正体を偶然知ったヒロインが、メンバーと恋愛をするってやつ。まあ、ご都合主義の塊だな』

『女の子の夢だものね、この手のゲームは』

『ま、それで、メンバーのひとり、事故で失明したキャラがいて、藍川美樹はそのキャラ、赤月彰あかつきあきらの幼馴染みで、攻略の為のキーパーソンだ。

 事故についての話を聞くことで、攻略可能になる。

 ちなみに、このゲームの攻略対象の人数は5人だ。

 赤月彰はキーボード担当のダークな過去持ちのキャラだからな。

 ……それにしても、あのキャラの声か……。

 よし、藍川美樹の登場を増やしてもらうぞ!』

『それで、仕事も増える、と』

『う』

『だけど、同じ物に関われるのははうれしいかな』

『直接一緒ではないけどな』

『それで、他のキャラはどんな子?』

『ああ、それは……』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ