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200文字小説集 vol.2

大雪の日、会社にて(200文字小説)

作者: 日下部良介

 駅のホームは人で溢れていた。

 突発的な大雪の影響だという。

 一時間遅れで出社した。

 出社している社員はごくわずか。

「上から通達があった。今日は臨時休業にする」

 とは言え、帰る手段もない。


 近所のコンビニへ買い出しに行く。

 出社している社員で宴会が始まった。

「いいんですか?」

 後輩がささやく。

「この時間じゃ、どこの店もやってないだろう」

「そういう事じゃなくて…」

 そこへ社長がやって来た。

「私も混ぜてもらえるかな?」





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― 新着の感想 ―
[一言] こういう会社でなら、働いていても楽しいんだろうなあ・・・と羨ましく感じながら読んでいました。 やっぱり、学校だろうが会社だろうが人間関係が一番重要ですよね?
[一言] なんと物わかりのいい社長。 こういう会社は優秀な社員も退職しないね。
[良い点] 自然には勝てません。 じっと籠ってやりすごせば良いのです。 日本人には、大雪に打ち勝ったとか、台風に勝利したという考え方は馴染みません。 無理に出社しようとするから混雑するのです。 た…
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