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  作者: ひじきとコロッケ
森の生存競争
1/55

ハリネズミになりました

不定期連載になると思いますが、よろしくお願いします。

最初だけ2話同時投稿です。

「なんか臭い……」


 ひどい頭痛と悪臭を感じながら、近藤雄二は目を覚まし、ここはどこだろうと辺りを見回した。

 寝ていた場所は……土の上?外か?でも暗い。向こうの方が明るい?穴の中にいるのか?なぜ?

 昨夜のことを思い出す。えっと、確か……そうだ、忘年会をやったんだ。四ヶ月ぶりに土曜日に休めるかも(・・)ということで、同僚数名で集まり、忘年会の名を借りた愚痴大会。世間的には結構いい会社に見えるだけで、中身はブラックそのものだから、愚痴の内容も他人が聞いたら卒倒して労基署を呼ぶより警察呼べ、と言うか病院行け、と言われそうな内容だ。そして二次会三次会まで進み、全員の携帯に『今日(・・)は七時から営業会議』という趣旨のメールが届いて絶望し――というか、思ってた通り、という感想しかなかったが――場が白けて解散。あと数時間と言っても、一度は家に帰ろうと終電で最寄り駅まで。同じ駅で降りる同僚と別れ、アパートまで徒歩十五分。アレ?……玄関を開けた記憶が無い。どういうことだ?それに布団や床でなく、これはどう見ても土、地面だ。途中にいくつかある公園のどこか位しか、こんな土の地面に思い当たるところが無い。

 とりあえずこんな暗い所にいても仕方ないかと、体を起こす。が、なぜか立ち上がれない。なぜだろう?とりあえず這いつくばるように明るい方向へ向かう。だが、這いつくばっている感じはしない。体全体の感覚が変な感じだ。

 そしてこの穴、一体何なんだ?人一人がすっぽり入るような穴って結構デカいよな。そんな物があったら覚えていそうなモンだが。そもそも、酔っ払った状態でどうやって入ったんだ?

 外に這い出してみたが、見覚えのない場所だった。森の中?地面が濡れていてついさっきまで雨が降っていたような感じだが、昨日は快晴だったよな。それにちょっと蒸し暑い。おかしい、忘年会をやるだけあって冬だったはずなんだが。

 と言うか、目線が低い。そして何で立ち上がれないんだ?と手を見てみる。ん?何か細かい毛が生えてちょっと(とが)った爪がある?指は……四本?どう見ても俺の手じゃない。俺の思う通りに動かせているようだが。

 慌てて辺りを見回してみると、水たまりがあったので、這ったまま近づき、覗き込む。

 右を向けば右へ、左を向けば左へと水面に映ったそれが動く。映っているのは間違いなく俺だ。

 だが、そこにいたのは……つぶらな瞳と突き出た鼻、ニッと広がった口とポヨポヨ生えたヒゲ、そして額の上に生えた……トゲ。

 思い当たる物は一つしかなかった。


「俺……ハリネズミになってる?!」


 なんか、うまく動かせない首を必死に(ひね)ってみると背中は針の山、手足はマッチ棒みたいになっている、チョコンと生えてる尻尾がキュートだ。


 ハリネズミの実物は見たことがないが、写真なら何度か見たことがある。そんな写真にあったような特徴がそこかしこに見てとれる。何がどうなっているのかわからないが。


 突然、ビューッと強い風が吹き、あたりの草木がざわざわと揺れる。


 ……なぜか、急にここにいるのが危険な感じがして、慌てて這い出してきた穴に戻る。多分これ……巣穴だよな。


「お、落ち着け俺。これはきっと夢だ」


 主に悪夢の方向で。


 とりあえず頬をつねってみるか……って、この手じゃ出来ないよ!とりあえず爪でつついて……うまく出来ない。

 ってか、臭い!なんだここの臭いは!と思って臭いの強い方向を見て……納得した。アレだ、多分俺のだが、ここは寝床兼トイレなんだ。


 何で一緒なんだよ!別々の場所にしろよ!


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」


 叫びながら土をかきむしり、『それら』に土をかける。


 が、すぐに断念した。爪が細くてそれほど土が掘れないし、痛い。あ、痛いって事は夢じゃないんだな。


 これ、現実かぁ。


 ペタンとへたり込む。まあ、「伏せ」の姿勢になるだけなんだが。


 何がどうしてこうなった?

 昨夜は忘年会の帰りにどこかで倒れたか、ベンチで寝てしまったとかそんなところだろう。真冬の夜中に外で寝てるなんて、自殺行為もいいところ。ただの酔っ払いが凍死なんて、警察も色々大変だ。お仕事ご苦労様。

 田舎の両親はショックだろうな。もう何年も帰省していなかった上に、凍死しましたとか親不孝な息子で申し訳ないと、とりあえずこの姿ながら謝っておく。

 そして死んでしまった俺はハリネズミに転生したと言うことか。熱心な仏教徒では無かったが、輪廻転生で動物と言うことは、畜生道か。俺、前世で何したんだっけ?特に何かひどいことをした記憶は無いが、きっと何かあったんだろう……ああ、親不孝か。少し納得……出来るか!

 そう言えばハリネズミってどこに住んでたっけ?確かペットで飼えるのはアフリカ原産だった気がする。と言うことは、ここはアフリカなのか?


 でもさ、普通、転生したら赤ん坊になるんじゃね?どう見てもこれ、成長した大人のハリネズミだ。親もいないみたいだし。


 まあ、そこはいいとして、さっきから視界に変なものが見えるんだが。


 一番目立つのは、一番下にある薄い緑色の四角、というか帯と言うか、そういうもの。視界の左から右まで向こう側が透けて見える緑色。一体何だろう?

 そして、左上にある薄く青い「◎」。右上に薄く赤い「!」。


 謎だ。


 とりあえず右上の「!」に意識を向けると……ヒョイッと薄く白い四角が出てきた。何か文字が書いてあるというか見えるというか……『使用できるスキルポイントがあります』。何だこれは。パソコンでマウスカーソルを合わせるとヘルプが表示されているような、そんな感じだ。

 だが、それ以前に疑問が一つ。


「そもそもスキルポイントって何?」


 呟くがどこからも返事はない。あっても怖いが。


 これ、クリックしたらどうなるんだろうか……マウスカーソルがないけど、スマホでタップするような感じをイメージしてみたら、何か反応して大きな四角が視界に広がった。ウィンドウか!って、上の方――タイトルバーって奴なのだろうか――に「ユージ:スキル」とか見える。ユージ……あ、俺か。

 スキルウィンドウと呼ぶしかないその四角の中央には、『飛針』という見慣れない単語が四角で囲まれて表示されていた。その横には「+」が表示されている。右下には『スキルポイント10』と表示されている。あと「Cancel」って四角い……ボタンも。

 何か、ゲームの画面っぽいなぁ……やっぱりこれ、夢だろ。

 とりあえず、『飛針』に意識を向けるとヘルプが表示されてきた。


 針を飛ばして攻撃する。

 攻撃力10。

 最大スキルレベル10。

 スキルレベルが上昇すると、同時に飛ばせる針の本数が増え、攻撃力も上がる。

 針がないと使用できない。

 使用した針はしばらくすると生えてくる。

 また、「針回復速度向上」スキルにより生えてくる時間が短縮される。


 突っ込みどころしか無い。俺が知る限り、ハリネズミが針を飛ばして敵を攻撃なんて聞いたことが無い。あのソ○ックだって、転がって攻撃だったはずだ。それに最大スキルレベル云々(うんぬん)はともかく、同時に飛ばせる本数が増えるとか意味がわからない。あと、攻撃力とか。


 とりあえず「+」をタップすると……飛針の表示の横に「1」と表示され、「+」の横に「-」が表示され、右下のスキルポイントが9に代わり、「OK」が新しく表示されてきた。結構細かいところまで行き届いたインタフェースだな。

 もう一回「+」をタップ。飛針の表示――スキルレベルだろう――が「2」に。右下のスキルポイントが「7」になった。そして攻撃力20、同時に二本発射の表示。

 もう一回タップするとスキルレベルが「3」、残りポイントが「4」。攻撃力は30に、同時発射は三本だ。

 どうやらスキルレベルが上がっていく程、スキルレベルを上げるために必要なポイントが増えるようだ。そして、攻撃力と言う奴がレベル×10。同時に打てる針の本数はレベルと一緒、そんなところだろう。

 それ以外の変化がないな……もう一回タップ。スキルレベルが四になり、残りポイントがゼロになった。


「んー、OK押すか……でもなぁ……」


「Cancel」をタップすると、ウィンドウが消えた。

 右上の「!」も消えた。


 次は左上の「◎」か。タップしてみると……さっきのスキルウィンドウが表示されたので「Cancel」をタップして閉じる。「◎」は消えない。


 どうやら右上の「!」は何かの通知があると表示されるんだろう。左上の「◎」はスキルウィンドウの表示。それ以外の機能はなさそうだ。……通知とか機能って言うのもなんか変な感じだけど。


「何て言うか……ゲームっぽい。いや、ゲーム以外の何物でもないだろ」


 それ以外の感想が無い。


 そして……腹が減った。


 うーん、ハリネズミって何食うんだろう?イヤ待て。そもそも俺、ハリネズミなのか?どう考えてもハリネズミっぽい何か(・・・・・・・・・・)にしか思えないんだが。それとも俺が知らないだけで、ハリネズミは針を飛ばして攻撃するという実に危険な動物なんだろうか?


 考えても全然わからん。


 とりあえず外に出て、何か食えそうな物を探してみよう。草の実とか木の実とか……虫とかも食えるのか?うーん、さすがにちょっと抵抗があるな。辺りを見回すが、実のなっていそうな草木を……と言うか、体の構造上、あまり上を見上げることが出来ない。


 スタスタ、キョロキョロ。スタスタ、キョロキョロ。


 森の中と言えば森の中だけど、それほど木は生えていないな。草もまばら。と言って、枯れ果ててるわけではなく、程々に草木が生えてる感じか。多分、森の入り口とかその辺だろう。

 耳を澄ますと水の流れているような音が聞こえる。近くに川があるのかな。川……ハリネズミって魚とか食べるのかな?いや、それ以前にどうやって魚を捕まえるんだ?さっきの飛針で撃つとか?


 最悪、草とか食べる羽目になるのかな、と思ったとき、シューシューという音が背後から聞こえた。


「え?」


 振り向くとそこには、現在の俺の視線よりもはるかに上に鎌首をもたげたヘビがチロチロと舌を出し、こちらをロックオンしていた。


 俺のヘビに関する知識は、平均的な日本人のそれと言っていい。だが、そんな俺の知識から言わせてもらっても、このヘビはかなりヤバい。


 顔つきとかそう言うのはともかく、その顔のすぐ下――喉元と言えばいいのか?――が大きく団扇(うちわ)のように広がっている。予想だが、後ろから見たら丸い模様みたいのがあるのだろう。


 コブラとかそう言う類いのヘビだ。


 わかりやすく言えば、猛毒を持つヘビだ。


 噛まれたら……死ぬ。そのあと?多分おいしくいただかれるんだろうな。


「ぐ……」


 蛇に(にら)まれた蛙、と言うことわざがあるが、そのたとえ通り身動きできない。ちょっとでも視線をそらしたらすぐに食いつかれそうだ。


 あ、そうか。飛針だ。さっきのスキルウィンドウで取っておけば良かった。何となくキャンセルしたのは失敗だった。今からでも遅くない、飛針とか言うのを使えるようにしよう!

 そう思った瞬間、ヘビが大きく口を開き、襲いかかってきた。


 マズい!


 ハリネズミの本能なのだろう、体が勝手に丸くなった。これで針を立てれば、さすがに大丈夫……


 ではなかった。


 カブリと食いついたその口は、とても頑丈そうで――なんか金属質な感じがしているのは気のせいじゃない――俺の針くらい痛くもなんともないような感じ。幸い、針のおかげで牙が刺さることはなかったが、全身がミシミシと締め上げられており、牙が体に突き刺さるのは時間の問題だ。

 どうにかして逃げようとするのだが、丸まったまま食いつかれてしまったせいで、体を伸ばすことが出来ない。そして、あちこちからペキ、ポキ……という音がする。


 針が折れてる音だね。


 ん?視界の下にある緑のバーが少し短くなっているような……あ、もしかしてこれHPゲージとかそう言うヤツか?減ってると言うことは……ダメージを受けている?!


 マズいマズいマズい!


 慌てて左上の「◎」をタップ。スキルウィンドウを開く。そして飛針の横の「+」をタップ。スキルレベルを一気に四まで上げて「OK」をタップ。


『よろしいですか? はい いいえ』


 無駄に親切なインタフェースだな!

「はい」をタップするとウィンドウが消えた。


 パキン、と数本の針がまとめて折れたようだ。牙が近づいた感触がある。


 えっと……飛針ってどう使うんだ?焦るけど落ち着け、落ち着くんだ……ん?視界の下にある緑のバー――ゲージと呼ぶことにしよう――の上に「△」が四つ並んでいる。


 多分これをタップすると針が打ち出されるんだろうけど、どこに向かって打ち出されるんだろう?

 今の状況的にはこのヘビの喉のほう、つまり俺の背中側に打ち出されると都合がいいような気がするんだけど……ええい、悩んでも仕方ない、とタップする。


『飛針のチュートリアルを開始しますか? はい いいえ』



 マジか。



 ポキ……と言う音がしてゲージが減った。七十五%位になってる気がする。

 緊急事態だ、と「いいえ」を押しかけたが……「はい」を選んだ。なぜかって?今のところ飛針についてわかっているのは針が飛ぶと言うこと。どこからどこに飛んでいくのかわからない状況では、使い物になるのかどうか……あ、チュートリアルが始まった。


『飛針は自分の針を飛ばして相手を攻撃するスキルです』

『スキルレベルが上がると攻撃力が上がり、同時に撃てる針の本数も増えます』

『それでは早速使ってみましょう』

『まずこの「△」をタップ』


 ふむふむ。


『しないでください』


 をい、タップしかけたぞ!


『タップする前に、どこを狙うか決めます』


 ですよねー。落ち着くべきでした。


 ポキパキ……ヤバい。


『狙うところを決めましたか?それではタップしてみましょう』


 ご丁寧にも「△」が一つだけ明るくマークされ、唐突に現れた矢印――マウスカーソル?――がピコピコ動いている。

 狙う場所か。ヘビの喉だな。ちょうど背中、真後ろだ。「△」をタップしてみる。

 ドス!という軽いショックがあり、確かに針が発射されたような感覚が伝わってくる。

 ついでにゲージが減った。針を撃ってもゲージが減るのか。


『針を撃ちだしたあとはしばらく「△」はタップできなくなります』


 あー、ホントだ。表示が薄くなってる。


『スキルレベルを上げると、同時に撃てる針の数が増え、表示される「△」が増えます。回復を待たずに次の針が撃ち出せるようになります』

『複数の針を撃ち出せるようになったときは、それぞれの針の狙いを別々にすることも可能です』

『チュートリアルは以上です』

『もう一度チュートリアルを実行しますか? はい いいえ』


 もちろん「いいえ」だ。これで充分。残り三つの「△」も連続してタップする。

 ドス!ドス!ドス!と針を撃ったショック。ゲージが減る。そして……ドサッと落下する感覚と、締め付けてきていた力が緩む感じ。


 もしかして?


 モゾモゾと足を動かして這い出し、振り返ると……ヘビが倒れていた。見ると喉のあたりに二ヶ所穴が開いている。針が運良く背骨を突き抜けたようだ。

 ゲージは……半分以下になってる。色も黄色になっている。結構ヤバかった。


 改めて俺をくわえていた口を見ると、毒を注入する長い牙があり、先端の穴からどろりとした液体が垂れている。針があったおかげで刺さらなかったんだな。ハリネズミに感謝……なのかなぁ、これ。

 恐る恐る、口の中に触れてみる。金属質というか、叩くとコンコンという音がする。針があってもこれなら噛み付くのも当然か。これ、絶対普通のヘビじゃないよね?


 ん?なんか緑に点滅する光が見える。

 少し移動してみると……ヘビの胴体のあたりで光っているようだ。なんだろう?


 ちょうど針が貫通して開けた穴のすぐ後ろあたりなので、覗き込んでみると……石が見えた。思い切って頭を突っ込み、くわえて引っ張り出すと、深い青色をした石だった。

 なんだろうか?と思ったとき、頭に声が響いた。


 ――これを食べたい――


 直後、矢も盾もたまらなくなり、血まみれの石にかぶりついた。歯を立てると簡単にパキッと割れて細かくなり、ポリポリと咀嚼(そしゃく)できる。石自体には味はない。周りについた血が生臭いのが難点だがなんとか飲み込む……腹にたまった感覚はない。残りにかぶりつき……全部食べきった。


「ふう……って、全然満腹にならないんだけど……そう言えばヘビの肉って食えるのかな?」


 穴に頭を突っ込んで内側の肉に噛み付いて引っ張る。ブチッと言う音と共にちぎれた肉を咀嚼して飲み込む。


「生臭い……味もなんか……ひどい」


 だが、腹にたまった感じはする。背に腹は代えられないと、何度か肉に噛み付いて飲み込む。


「満腹とは行かないけど、このくらいにしておこう……って、何これ?!」


 ゲージが……二十%くらいになってる。色も赤くなってる。何が起きた?!


「今何かに襲われたらヤバい!」


 全速力で巣穴に転がり込んだ。臭いはひどいが、今まで生活してきていたと言うことはそれなりに安全なんだろう……ヘビってこういう穴にも入ってくる気がするけど、大丈夫なのか?

 気休めかも知れないが、丸まって針を立てるようにして休むことにする。

 ほんの少し休憩、のつもりが熟睡してしまった。

ハリネズミ豆知識

実は日本にも昔ハリネズミがいたらしいことが化石からわかっている。気候的にも一部のハリネズミの生存は可能とされ、伊豆半島から神奈川県西部にかけて、持ち込まれたハリネズミが定着し始めているという。だけど、特定外来生物に指定されているので、見かけても捕まえたりしちゃダメ、絶対。

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