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君のうた  作者: 川野りこ
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第89話 帰り花

 帰りが遅くなる為、双子は奏の母に面倒を見て貰っていた。携帯電話に連絡があり、梨音も怜音もすんなりと寝てくれたようだが、彼女の歌声を録音しておいた効果だ。

 母からのメールには、幸せそうに眠る二人の姿が写っていた。


 顔がにやけちゃう……二人とも、いい子にしてたんだね。

 ママも、頑張るから……


 「hana!」

 「うん!」


 四人の円陣に加わり、中央で右手を重ねる。


 「今日から、また僕らの音楽を演っていくぞ!」

 『おーー!!』


 圭介の声を合図に右手を掲げ、ハイタッチを交わせば、久しぶりに上がる舞台に心が躍る。


 「こんばんはー! water(s)です!」


 普段置いてあるテーブルや椅子は全て撤去され、seasonsは超満員になっていた。その為、今日に限ってはバーカウンターも休業である。いつものワンドリンク制の代わりに、ライブ代二千円と彼らのチケット代にしては破格の値段だ。それもその筈、今回は学生限定のライブの為、制服姿で見に来ている女子高校生も見受けられる。


 観客とこんなに近かったんだ…………可愛い……制服姿って、懐かしいし……この感覚、久しぶり……

 私……戻ってきたんだって、改めて実感するの。


 ライブを心待ちにしていた十代から二十代であろう学生達の中には、ライブTシャツやフェイスタオル、ペンライトを持っている人が大多数だ。ファンクラブ限定のライブではないが、それだけ彼らのファンがいる証である。


 午後六時から始まったライブは、間で衣装チェンジは行われていたが、トークは変わらず一切ない。彼らは二時間ほど演奏を続けていた。


 彼女は久しぶりのライブを楽しむかのように動き回っていたが、終盤になっても疲れた様子はなく、澄んだ声を響かせていた。


 「八周年もありがとうございました! 九周年目を迎える僕らを、よろしくお願いします!!」


 圭介がライブを締めくくると、惜しみない拍手と歓声がそそがれ、アンコールの声が沸き起こる。


 バックステージで手早く汗を拭き、スポーツドリンクで喉を潤すと、アンコールの声に応え、五人の音が重なる。


 「ーーー“白い世界“……聴いてください」


 珍しい彼女の曲紹介で、新曲が披露された。

 PVを思い浮かべる人もいたのだろう。涙目になりながらステージを見上げる観客に、優しく語りかけるように歌っていた。


 最後はいつものように五人並んで手を繋ぎ、揃って一礼すれば、拍手と歓声が鳴り響いていた。


 「お疲れー!」 「お疲れさまー!」


 ハイタッチを交わし、久しぶりに抱き合う。


 「…………楽しかった……」


 奏は涙目になりながら、その場にしゃがみ込んでいた。


 ーーーーーーーーまだ……鳴ってる…………終わったんだ……ちゃんと……二時間立っていられた。


 いくらリハーサルが完璧でも、久しぶりの表舞台は不安だったのだろう。緊張の糸が切れたようだ。


 「ーーーーhana、お疲れ……」


 和也が右手を取り、抱き寄せていた。


 「……頑張ったな」


 耳元で囁かれた言葉にあふれ出す。


 「あーー、泣かした」

 「なっ!」

 「miyaパパー、泣かせるなよ」

 「hiroまで!」


 変わらないやり取りに、奏は微笑んで応える。


 「今日からまた、よろしくお願いします。みんな、ありがとう!」


 今度は彼女から抱きついていた。

 五人の変わらない様子に杉本だけでなく、seasonsのオーナーである春江も、笑みを浮かべていた。




 hanaが復帰した事によりwater(s)が音楽チャートを席巻する事になった。

 また忙しい年末が始まるかに見えたが、収録や前撮り出来るものは時間帯を対応してもらい、出来る限り子供達との時間を優先させていた。


 バンド仲間の協力もあり、タイトなスケジュールにはならなかったが、クリスマスライブの音楽番組は生放送だ。

 water(s)の楽屋には双子も一緒に訪れていた。一時間程あったリハーサルを終え、本番を待つばかりである。


 「梨音、怜音、可愛いサンタ姿だな」

 「はい、みんなからプレゼント!」

 「梨音、怜音、ありがとうは?」

 『あー!』


 二人はペコンと、首を傾けている。


 「みんな、ありがとう。開けてもいい?」

 「勿論! 今の時間にも使えるはずだしな」


 中には二冊同じ絵本が入っていた。


 「ありがとう、しかも一人ずつ!」

 「怜音、梨音、よかったな」

 「ママ!」

 「さっそく読むのかな?」


 奏が二人に絵本の読み聞かせをしていると、扉をノックする音がした。


 「はーい」

 「ーーーーENDLESS SKYと申します……」

 「どうぞー」


 和也が嬉しそうに返すと、扉の向こうには奏の同級生、TAKUMAこと酒井拓真と、JUNこと樋口潤の二人が立っていた。


 「本番前にすみません。ご挨拶したくて……」

 「久しぶりだね。TAKUMA、JUN、今日はよろしくな」


 何の躊躇もなく手を差し伸べてくる和也に、二人は緊張しながらも、憧れの手を握り返していた。


 『よろしくお願いします!』


 奏も初めて会う二人の姿に駆け寄る。


 「酒……じゃなかった……TAKUMA、JUN、今日はよろしくね」

 「hana! よろしくな!」 「よろしく……」


 学生の頃と変わらない笑顔に、二人の緊張感が緩む。


 「マーマ!」 「ママ!」

 「はーい、TAKUMAとJUNは、ママのお友達だよー」


 梨音も怜音もにっこりと笑っているが、何処まで通じているかは彼女にも定かではない。


 「娘の梨音と息子の怜音だよ」

 「……子供いるのは知ってたけど、双子?」

 「そうだよー」

 「可愛いな……」

 「ありがとう」


 嬉しそうに応える和也が親バカっぷりを披露した所で、エンドレも自分達の楽屋に戻っていった。


 酒井と樋口くんに『hana』って、呼ばれると……何だかくすぐったい。

 TAKUMAとJUN……二人とも夢を叶えたんだね。

 同じステージに立てるんだ……


 嬉しそうな横顔に、彼らも微笑んでいた。


 生放送は、一瞬が勝負…………イヤモニも大丈夫。

 有り難い事に、water(s)は三曲も歌わせて貰える。

 リハーサルは一時間あっても、本番は三曲でも十五分程度。

 限られた時間の中で、今できる最高のステージにしたいから……


 彼女は一度も歌詞を間違えた事も、声が出なかった事もない。曲紹介が終わると、いつも通り歌っていた。


 …………久しぶりの広い会場。

 遠くの人には、私達の姿は見えないと思うけど……音は届くから…………歌は聴こえるから……

 『ママになって変わった』って言われても、私には何処が変わったのかは分からない。

 ただ……歌いたい想いは、増すばかりで…………君に届いてと、歌うだけ。


 「凄いな……」

 「あぁー」


 ENDLESS SKYは演奏を終え、楽屋で彼らの映像を見つめていた。テレビに映る彼女は、いつもと同じようで違う。アーティストの顔をしていた。


 「ようやく、同じ番組に出れたけど……」

 「やっぱり凄いよな……」

 「圧倒されるって、言うんだろうな」

 「確かにな」


 本番を終えれば帰宅するだけだが、water(s)見たさに楽屋に残っていた。


 「じゃあ、帰りますか」

 「そうだな。帰って、反省会兼鑑賞会だな」


 二人は今も同居中であり、録画予約をしていた。帰宅して見る事も出来たが、その場で彼らの魅せ方を見てみたかったのも、残っていた理由の一つだろう。


 water(s)が楽屋に戻ると、杉本に託した歌のおかげで、二人ともぐっすりと眠っていた。


 「スギさん、ありがとうございます」

 「miyaとhanaは帰るから、タクシー呼んでるよ。他の皆は、いつものホテルを予約してあるから」

 『ありがとうございます』


 小声で話す中、和也が怜音を、奏が梨音を、抱きかかえて帰っていくと、急に楽屋が静かになった。


 「ちびっ子可愛いから、いないと寂しいな」

 「そうだなー」

 「スギさん、泣かれなかったの? 凄くない?」

 「そこは、hanaの用意してくれた歌のおかげだね」

 「ママは偉大だな」

 「それ、miyaも言ってたな」


 奏が戻ってきやすい環境が整っていたからこそ、変わらずに歌えていたのだ。


 「スギさんに感謝しなきゃだね」

 「そうだな」

 「次は、お母さんが見ててくれるよ?」

 「お義母さんにもお礼しなきゃな」

 「ありがとう……」


 …………感謝してもしきれない。

 スギさんやお母さん、メンバーのみんなが協力してくれているから、またステージに立てているの。

 今できる最大限を発揮しないと……


 自分が恵まれている事も、よく理解していた。


 「和也、ありがとう……」

 「うん、お疲れ……」


 タクシーの後部座席に座り安心したのだろう。和也の肩にもたれかかるように眠っていた。


 「ありがとう……奏……」


 彼女の歌を誰よりも楽しみにしていたのは、おそらく一番近くにいる彼であった。




 「年間総売上一位?!」

 「そうらしいよ」


 淡々と応える杉本に、water(s)は信じられない様子だ。


 「“白い世界“って、十月下旬にリリースしたよな?」

 「そうだよな? 十一月頭のライブに合わせて出したシングルだろ?」

 「それだけ音楽業界っていうか、CDっていう媒体が下火って事だな」

 「皆、そうは言っても二ヶ月でダブルミリオン突破したんだよ? もう少し喜んでもいいと思うけど」


 杉本の意見はもっともだが、実感のない顔が並ぶ。


 「そうですね……久しぶりのシングルで、CMしてたから……」

 「確かに……テレビの宣伝効果って凄いな」

 「そうだな」


 彼らは違うところに関心していた。


 二百万枚って言われても…………

 この間の生番組の会場は、収容人数が最大九千人だから……その二百倍以上…………そう考えれば、すごい事だって分かるけど…………ストリーミングやダウンロードで曲が聴ける時代だからね。

 私もCDしか出してないのとか、気に入ったアーティストじゃないと、購入しないし。

 私達みたく公式の動画サイトに、ショートバージョンとか、以前売り出していた曲ならPVを公開してる人もいるから……ネット環境さえ整っていれば、買わなくたってある程度音楽が聴ける時代か…………

 購入してくれる人達には、感謝しかないよね。


 「hana?」

 「ーーーーううん、この間の表彰式の事、考えてたの」

 「そろそろ出番だな」

 「うん!」


 一年ぶりに出演する年末年始の風物詩。控え室で円陣を組んだ彼らは、審査員と観客がいるステージに顔を出した。

 司会者から曲紹介が終われば、五人の音色が会場を包む。


 去年は……梨音と怜音が生まれて、自宅のテレビで見てたんだよね。

 一視聴者が、今はステージに立ってるなんて……不思議な感じ…………

 戻って来たんだって、ステージに立つ度に……また実感するの。


 water(s)は赤組だが、歌う曲に合わせ衣装も白が基調だ。いつかと似ているが、照明も白いライトが中心の為、PVから出てきたような白い世界を赤組で披露していた。


 「お疲れさま」

 「スギさん、お疲れさまです」 「お疲れさまです」

 「皆、カウントダウンミュージックのトップバッターだから、あと三十分くらいで出るよ?」

『はーい』


 急ぐ移動にも慣れたものだ。他局で朝五時まである生放送の番組に出演する為、今の番組は最後のエンドロールの時間まで出れないのも初めてではない。


 「エンドレは白組かー、赤組、勝つかな?」

 「勝つといいけどなー」

 「毎回、このやり取りしてるよな」


 用意されたバスに乗り込んでからも、会話を交わす余裕がある。彼らにとってお祭りみたいなものの為、勝敗は関係ないが、あわよくば赤組の勝利を毎年のように願っていた。


 次の番組のトップバッターは、カウントダウンライブをする事がここ数年の恒例である。夜十二時前から朝五時までの生放送ではあるが、出番が終われば基本的に終了の為、彼らも出番が終われば帰宅する予定だ。


 「今年最後のライブで、最初のライブだな!」

 「うん!」

 「三十五分間、やりきるぞー!」

 『おーー!!』


 いつものように気合を入れ、ライブで盛り上がる曲を奏でる。


 「みんなも一緒にカウントしてねー! 10、9、8、7……」


 ここは復帰の意味合いも込め、hanaが担当していた。観客も彼女の声に合わせ、カウントしていく。


 「……2、1、Happy New Year!」

 「あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いします!」


 いつも通りkeiが引き継ぐと、ここから三十分間、単独ライブが始まった。


 私は、water(s)の音がすき…………この五人の音が重なる瞬間が…………


 hanaが水分補給をする間も、イントロが流れる。彼女が戻ればアカペラで曲が始まり、他のメンバーが喉を潤す。ステージの上は予想以上に暑いのだ。ほんの数秒の出来事だが、観客を惹きつけるには十分な時間だった。


 「最後の曲です。“カラフル“!」


 観覧席にカラフルな風船が落ちていく。五つだけサインを書いた紙風船が含まれていたが、誰の手元に届いたかは彼らにも分からない。ただ取った人達は、年明けから幸運に恵まれていた。


 最大限の賛辞が注がれる中、オープニングトークではkeiに質問予定で終わる筈が、司会者の機転により彼女にも質問が飛んだ。


 「風船の演出も綺麗でしたね。hana達からのお年玉が隠されてたんですよね?」

 「は、はい! 紙風船を拾った方がいると嬉しいです」

 「拾った人いるー?」


 観覧席で紙風船を掲げる五人がいた為、安堵していた。初めての試みだった事もあひ、上手くいくか多少の不安があったからだ。


 紙風船を持った一人の女性にマイクが向けられ、嬉しそうな表情が映る。


 「ファンなので、嬉しいです! いい年になりそうです!」

 「良かったですね。では、ここでお時間のようなのでwater(s)の皆さん、ありがとうございました!」

 『ありがとうございました!』


 再び拍手と歓声が響く中、ステージを後にした。


 楽屋に戻れば、立て続けの生放送でのライブパフォーマンスにかなり消耗していた。


 「お疲れー」

 「お疲れさまー」

 「終わったな……」


 続々とテーブルに突っ伏したり、寝転んでいく。


 「だなー」

 「あっ!」

 「hana、どうした?」

 「あけましておめでとう! 今年もよろしくね!」

 「あけましておめでとう!」

 「そうか、年明けたんだよな。おめでとう!」


 次々と新年の挨拶をする中、エンドレの二人が顔を出した。


 「あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!」

 「あけましておめでとう。こちらこそ、今年もよろしくな。二人は、これから出番だろ? わざわざ挨拶に来てくれて、ありがとう」


 miyaが衣装姿のままTAKUMAとJUNと話していると、私服に着替えたhanaも顔を出した。


 「二人とも、あけましておめでとう!」

 「hana! おめでとう」 「あけましておめでとう」

 「今日、双子ちゃんは?」

 「実家だよー」


 学生の頃に戻った感覚でいると、柏木が呼びに来た為、ステージに向かう姿を見送っていた。


 「……いい感じの緊張感になってるといいんだけど」

 「確かにな……結構、緊張してたっぽいもんな」

 「keiもそう思う?」

 「うん、miyaも緊張ほぐそうとしてたからな」

 「そっか……」


 彼らの不安をよそに、ENDLESS SKYは程良い緊張感の中、トークに応えていた。


 「hana達も朝方まで参加でしょ?」

 「うん! 今日は大丈夫だよー」 「久々にな」

 「打ち上げ兼新年会は、ホテルのhiroの部屋だな」

 「バーはまだ開いてるから、乾杯だけそこでする感じだな」

 「わーい! 楽しみだねー」


 仕事が終わった雰囲気の中、杉本が慌てて楽屋に戻ってきた。


 「hana! 一瞬だけステージに戻れる?」

 「えっ? 私服だよ?!」

 「エンドレの番なんだけど、機材トラブルらしくて司会者がトークを伸ばしてるんだ。hanaが同じ大学だったって話題になってるから、出て欲しいってプロデューサーから!」

 「分かりました……」


 話しながらも移動中の為、彼女は舞台袖で簡単にメイク直しをして貰うと、ステージに戻っていた。


 「hana、悪いねー。来てもらっちゃって」


 司会者の声に、観覧席からは歓声と拍手が起こる。


 「私服?」

 「そうなんですよー、失礼します」

 「エンドレの二人と同級生なんだって?」

 「はい、TAKUMAもJUNも同じ専攻だったので、何人かで集まって学食で食べたりしてましたね」

 「へぇーー、そうなんだ。hanaから見た二人の印象は?」

 「そうですね。学生の頃から組んでいたので、二人とも仲がいいなぁーって思ってました」

 「そうか?」

 「そうだよー。練習室で放課後残ったりしてたでしょ?」 

 「それはhanaもじゃないか?」

 「あっ、そっか……」


 スタジオから笑みが溢れる中、スタッフから合図があり、ENDLESS SKYはリラックスした状態で歌っていた。

 hanaは彼らの演奏中も司会者らと共に、二人の音色に耳を傾けていた。


 トラブルは、どうなるかと思ったけど……二人の音が聴けたから、いいって事で…………

 あの頃と、音が違うのが分かる。

 日々の練習の成果だよね。

 以前聴いた時よりも、まっすぐに届くから…………


 その後は番組も予定通りに進んだようだ。

 

 『乾杯!』 「乾杯! 今年もよろしくね」


 グラスを傾け、一年の始まりを祝う。

 hanaは久しぶりに仲間と共に過ごす年末年始を楽しんでいた。

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